「上司との確執で転職を考えるケアマネさんへ：キャリアの停滞を乗り越えるための戦略」

この記事は、新しい職場で上司との関係に悩み、転職を検討しているケアマネージャーの方々に向けて書かれています。特に、これまでの経験を活かし、より良いキャリアを築きたいと考えているあなたのために、具体的なアドバイスと解決策を提供します。

happy_tsukunさん、こんにちは。

hachimittsu_lemonです。お久しぶりです。その節はありがとうございました。お元気ですか？

あのあと株式会社で、居宅の介護支援専門員として働けるチャンスを得まして、6月から働いています。

が・・・上司となった人が独特な人でした。今まで10年ほどその会社で一人ケアマネとして働いてきた方で、会社にも出勤してるんだかどうだかわからないほど、好き勝手にやっていたそうです。

訪問に出る際も、周囲の誰にも声をかけずに行っていたそうで、私が入社したあともそれは続いています。

気がついたら、居ない・・・という状態です。

昔のケアマネさんという表現はよくないですが、一言で表すとそんな感じであります。

ケアプランも昔ながらのケアプランであり、私が利用者本人や家族だったら、こんなケアプランは嫌だなと感じます。

入社当日に「私は管理者じゃないし、人に教えるのは嫌いなので教えません」と宣言されました。管理者なんですけどね。本人に自覚がないのか、どういう心境なのかわかりませんが、ことあるごとに私は管理者じゃない、と言います。管理者だし主任ケアマネなんですけどね。

会社側も手を焼いており、今まで10年間放置に近かったそうです。私にとっては初めてのケアマネ。わからないことだらけで、壁にぶつかれば自分なりに調べ、自分なりに頑張っていましたが、今日とうとうその上司とぶつかりました。

「○○さんは私が入社したこと事態が不愉快なんですね」と言ってしまいました。彼女にしてみれば、私は今まで何の不自由もなく一人で快適にやってたのに、会社が勝手に人員を補充して 一体何なの‼という心境らしいです。

会社は、これからケアマネの人数を増やして力を入れていきたい、とのことで大々的に募集をしています。しかし彼女は賛成していない様子。面白くないそうです。

こんな事情をhappy_tsukunさんにお伝えするのも恥ずかしい限りで情けないのですが、ついつい記してしまいました。

こんな状態で働き続けるのは辛い状況です。

私だけじゃなく、誰に対しても嫌味しか言わないので、気の毒な人ですよね。残念な心の持ち主だと思います。

先日も地域包括を巻き込んで一悶着ありまして、地域包括のさんに「あの人が上司だなんて辛いでしょう？きちんと指導してもらえてる？」と心配していただいています。

その上「あなたは視点が良いから、きっと良いケアマネになれるよ」と言っていただきました。悄気ていた私ですが、とても嬉しい言葉で少し元気になれました。

そしてその地域包括の方から「うちで働かないか」と言う話をいただいています。「今の環境ではあなたは潰れてしまう。私が一から指導するから前向きに考えて」とのこと。

とても揺らいでしまっています。今の状態なら本当に何も学べず(自分で全て調べるからそれはとてもプラスになりますが)上司とも上手くいかないので、仕事が全く楽しくありません。意義深い仕事だと感じているのに、残念ですが。

まぁ何より、上司に物を申してしまったので続けられるわけないんですけどね。退職を覚悟した上で物を申したわけですから。周囲からは「よく言った。えらい‼」と言っていただきましたが・・・。

今度こそは長いものに巻かれるつもりだったのですが、ダメでした。

とりとめのない話ですが、なんだか落ち込んでしまいご連絡差し上げました。

体調崩されないようにお過ごしください。

ありがとうございました。

hachimittsu_lemonさん、ご相談ありがとうございます。新しい職場での人間関係の悩み、本当に辛いですよね。特に、ケアマネージャーとしての経験が浅い中で、上司からのサポートが得られない状況は、大きなストレスになると思います。地域包括支援センターの方から、転職の誘いがあったとのこと、揺れる気持ちもよく分かります。この記事では、あなたの状況を整理し、今後のキャリアをどのように進めていくか、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を客観的に整理しましょう。あなたの抱える問題は、大きく分けて以下の3点に集約されます。

• 上司との人間関係の悪化: 上司は、あなたの入社を快く思っておらず、指導やサポートを拒否しています。
• キャリア成長の停滞: 上司からの指導が得られないため、ケアマネージャーとしてのスキルアップが阻害されています。
• 仕事へのモチベーション低下: 上司との関係性や、古いケアプランへの違和感から、仕事への意欲が低下しています。

これらの問題は、あなたのキャリアだけでなく、利用者の方々へのサービスにも影響を及ぼす可能性があります。問題を明確にすることで、具体的な対策を立てやすくなります。

2. 転職を検討する前にできること

すぐに転職を決断する前に、いくつか試せることがあります。状況を改善するための具体的なアクションプランを立ててみましょう。

2-1. 上司とのコミュニケーション改善を試みる

上司との関係改善は、難しいかもしれませんが、試みる価値はあります。以下の点を意識して、コミュニケーションを図ってみましょう。

• 相手の立場を理解する: 上司がなぜあなたに対して不快感を持っているのか、その背景を理解しようと努めましょう。10年間一人でやってきた職場に、新しい人が入ってくることへの不安や、自身のやり方が変わることへの抵抗感があるかもしれません。
• 感謝の気持ちを伝える: 仕事のことで、何か教えてもらったり、助けてもらった際には、感謝の気持ちを具体的に伝えましょう。「○○さんのおかげで、スムーズに業務を進めることができました。ありがとうございます」といった言葉は、相手との距離を縮める効果があります。
• 建設的な対話を試みる: 感情的にならず、冷静に話し合いの場を設けましょう。あなたの困っていること、改善してほしいことを具体的に伝え、相手の意見も聞く姿勢を見せることが重要です。
• 第三者の協力を得る: 会社の上司や、信頼できる同僚に相談し、間に入ってもらうことも有効です。客観的な視点からのアドバイスや、上司との関係改善のためのサポートが得られるかもしれません。

2-2. 組織への働きかけ

上司との関係改善が難しい場合、組織に働きかけることも選択肢の一つです。

• 上司に相談する: 会社の上司や、人事担当者に、現状を相談しましょう。上司との関係性や、指導体制について、改善を求めることができます。
• 研修制度の利用: ケアマネージャーとしてのスキルアップを目的とした研修制度を利用し、専門知識や技術を向上させましょう。
• 異動の検討: 部署異動や、チーム変更を検討することもできます。上司との関係が悪化している場合、環境を変えることで、状況が改善される可能性があります。

2-3. ケアマネージャーとしてのスキルアップ

上司からのサポートが得られない状況でも、自己研鑽を続けることで、ケアマネージャーとしてのスキルを向上させることができます。

• 自己学習: ケアマネージャーに関する書籍や、専門誌を読み、知識を深めましょう。
• 情報収集: ケアマネージャー向けのセミナーや、研修に参加し、最新の情報や技術を習得しましょう。
• ネットワーク作り: 他のケアマネージャーとの交流を通じて、情報交換や、悩みを共有しましょう。
• 事例検討: 困難な事例について、他のケアマネージャーと意見交換を行い、多角的な視点から解決策を検討しましょう。

3. 転職を視野に入れた場合の準備

今の職場で状況が改善しない場合、転職も視野に入れることになります。転職活動を始める前に、準備しておくべきことがあります。

3-1. 自己分析

まずは、自己分析を行い、自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にしましょう。

• 経験の棚卸し: これまでのケアマネージャーとしての経験を振り返り、どのような業務に携わってきたか、どのようなスキルを身につけたかを整理しましょう。
• 強みと弱みの把握: 自分の強みと弱みを客観的に把握し、転職先で活かせる強みをアピールできるように準備しましょう。
• キャリアプランの策定: 今後のキャリアプランを明確にし、どのようなケアマネージャーになりたいかを具体的に考えましょう。

3-2. 転職先の情報収集

転職活動を始める前に、転職先の情報を収集しましょう。以下の点を意識して、情報収集を行いましょう。

• 求人情報の確認: ケアマネージャーの求人情報を確認し、どのような求人があるのか、どのようなスキルや経験が求められているのかを把握しましょう。
• 企業の調査: 転職先の企業の情報を収集し、企業理念や、事業内容、職場の雰囲気などを把握しましょう。
• 情報源の活用: 転職エージェントや、転職サイトを活用し、求人情報や、企業に関する情報を収集しましょう。

3-3. 応募書類の作成

応募書類は、あなたのスキルや経験をアピールするための重要なツールです。以下の点を意識して、応募書類を作成しましょう。

• 履歴書の作成: 自分の経歴や、スキルを正確に記載し、採用担当者にあなたの情報を分かりやすく伝えましょう。
• 職務経歴書の作成: これまでの職務経験を具体的に記載し、ケアマネージャーとしての経験や、実績をアピールしましょう。
• 自己PRの作成: 自分の強みや、キャリアプランをアピールし、採用担当者にあなたの魅力を伝えましょう。

3-4. 面接対策

面接では、あなたの人間性や、スキル、経験をアピールすることが重要です。以下の点を意識して、面接対策を行いましょう。

• 自己紹介の準備: 自分の強みや、キャリアプランを簡潔に伝えられるように、自己紹介を準備しましょう。
• 想定質問への回答準備: 面接でよく聞かれる質問について、事前に回答を準備しておきましょう。
• 企業研究: 企業の情報を収集し、企業の理念や、事業内容を理解しておきましょう。
• 模擬面接: 家族や、友人、キャリアコンサルタントに協力してもらい、模擬面接を行いましょう。

4. 転職先の選択肢

転職を検討する際、どのような職場が選択肢となるでしょうか。あなたの経験や、キャリアプランに合わせて、最適な職場を選びましょう。

• 居宅介護支援事業所: 居宅介護支援事業所は、ケアマネージャーの求人が多く、あなたの経験を活かしやすい職場です。
• 地域包括支援センター: 地域包括支援センターは、地域住民の相談に応じ、様々なサービスを提供する機関です。地域包括支援センターで働くことで、ケアマネージャーとしてのスキルを向上させることができます。
• 病院: 病院で働くケアマネージャーは、医療と介護の連携を担い、専門的な知識やスキルを身につけることができます。
• 訪問看護ステーション: 訪問看護ステーションで働くケアマネージャーは、在宅でのケアを支援し、利用者の方々の生活を支えることができます。
• 特別養護老人ホーム: 特別養護老人ホームで働くケアマネージャーは、入居者の生活を支援し、チームワークを活かしてケアを提供することができます。

5. 地域包括支援センターからの誘いについて

地域包括支援センターから転職の誘いがあったとのこと、非常に良い機会だと思います。地域包括支援センターは、あなたのキャリアにとって、大きなメリットをもたらす可能性があります。

• 教育体制の充実: 地域包括支援センターでは、教育体制が整っている場合が多く、ケアマネージャーとしてのスキルを向上させることができます。
• 人間関係の改善: 上司との人間関係に悩んでいる場合、環境を変えることで、人間関係が改善される可能性があります。
• キャリアアップの可能性: 地域包括支援センターで働くことで、ケアマネージャーとしてのキャリアアップの可能性が広がります。

地域包括支援センターへの転職を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。

• 仕事内容の確認: 地域包括支援センターの仕事内容を理解し、自分のキャリアプランに合っているかを確認しましょう。
• 職場の雰囲気: 職場の雰囲気を知り、自分に合った職場かどうかを見極めましょう。
• 待遇: 給与や、福利厚生などの待遇を確認し、自分の希望に合っているかを確認しましょう。

地域包括支援センターへの転職は、あなたのキャリアにとって、大きな転換点となる可能性があります。積極的に検討し、あなたのキャリアをより良い方向に進めていきましょう。

hachimittsu_lemonさんの場合、地域包括支援センターの方から「うちで働かないか」という話があることは、非常に良い状況です。今の職場の状況から脱却し、新しい環境で再スタートを切る良い機会と言えるでしょう。ただし、転職を決める前に、地域包括支援センターの仕事内容や、職場の雰囲気をよく理解し、自分のキャリアプランに合っているかを見極めることが重要です。

また、転職活動を進める中で、不安や悩みが生じることもあるかもしれません。そんな時は、一人で抱え込まず、専門家や、信頼できる人に相談しましょう。あなたのキャリアを応援してくれる人が、必ずいます。

最後に、あなたのこれからのご活躍を心から応援しています。困難な状況を乗り越え、素晴らしいケアマネージャーとして、多くの人々の役に立つことを願っています。

【免責事項】

このアドバイスは一般的なものであり、個別の状況に合わせたものではありません。転職やキャリアに関する決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

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