高校生のお子さんを持つ親御さんへ：鬱病の母親と家の問題を抱え、就職を控えたあなたが今できること

この記事は、高校三年生のお子さんを持ち、鬱病の母親と家の問題を抱えながら、来年からの就職を控えているあなたに向けて書かれています。父親を早くに亡くし、母子家庭で育ったあなたは、母親の病気と家の問題に直面し、将来への不安を抱えていることでしょう。この記事では、あなたが抱える問題の解決策を探り、安心して新生活をスタートできるよう、具体的なアドバイスを提供します。

自分は高校三年生です。うちの母親について困っています。家族構成は祖父、母親、自分の三人暮らしでした。父親は自分が5歳のときに病気で亡くなりました。なので母子家庭で育てられました。そして父の葬式のときに母は親戚の方から「あなたはこの家を守っていけるか？」と言われ、ハイと返信はしたものの、仕事だと言って夜は遊んでばかり、深夜に帰ってきても携帯で長電話、朝昼晩食事は作らない、祖父に自分の世話を押し付けていました。他にも色々ありました。毎日この繰り返しが続きました。この結果、自分が高校生に入学したときには母親は自分は鬱病になったと言い張り家から出ず、仕事もぜず、廃人になり、家はゴミ屋敷になりました。それから一年後、祖父は老人ホームでの生活と病院の入退院を繰り返していました。そして１ヶ月程前、祖父が老死で亡くなりました。お通夜、葬式のときに初めて母親は家の掃除を始めました。かし、そのときは時間もなく倉庫に移動させただけでした。親戚から父が亡くなったときに「家を守っていけるか？と聞いてハイと答えただろ」「全然守れてないじゃないか」「守れないのであればこの家から手で行け」とさんざんと言われていました。流石に、母親は改心したかなと思いましたが、しかし、祖父の四十九日前日まで何もせず、当日の夜中になって掃除を慌てて始めました。自分は前から出来る部分の掃除はしていたのですが、流石に終わりませんでした。結局、予定の時間に間に合わず、親戚の人達に手伝って貰いました。また、荷物は倉庫に移動させ、隠した形になりました。そのせいで、前に自分が分かるように片付けたはずの学校の教科書、バッグ、その他諸々どこにあるか分からないことになってしまいました。挙句の果てには「分かんないから何にも持たずに学校に行け」と言い始めました。前にも母親は慌てて片付け、分からなくなることが数十回、数百回ありました。自分は流石にブチギレて、この後から母親とほとんど話さなくなりました。今後どうすればいいでしょうか？どうやったら母親は改心しますか？自分は来年から就職して東京に行く予定なので家と母親がとても心配です。

1. 現状の整理と問題の把握

まず、あなたが直面している状況を整理し、問題を具体的に把握することから始めましょう。あなたは、父親の死後、母親が精神的な問題を抱え、家事や育児を放棄した結果、家が荒廃し、母親との関係が悪化しているという状況にあります。さらに、祖父の死後、家の管理や母親の行動に対する不安も抱えています。そして、来年からの就職を控え、一人暮らしを始めるにあたり、母親と家の問題が気がかりで、どうすれば良いのか悩んでいるという事ですね。

この状況を整理することで、問題の本質を見抜き、具体的な解決策を立てることができます。まずは、以下の点について考えてみましょう。

• 母親の精神状態： 鬱病の症状がどの程度深刻なのか、専門家の診断や治療を受けているのかを確認しましょう。
• 家の状況： ゴミ屋敷状態がどの程度なのか、修繕や清掃が必要な範囲を把握しましょう。
• 経済状況： 母親の収入や生活費、家の維持費などを把握し、経済的な問題がないか確認しましょう。
• 親戚との関係： 親戚との関係性を把握し、今後の協力体制について検討しましょう。

2. 母親のケアとサポート

母親が鬱病である場合、まずは専門家のサポートを受けることが重要です。精神科医やカウンセラーに相談し、適切な治療やカウンセリングを受けるように促しましょう。あなたが直接的に母親の病気を治すことはできませんが、以下の方法でサポートすることができます。

• 医療機関への同行： 母親が一人で病院に行くのが難しい場合は、付き添い、診察に同席し、医師からの説明を理解するように努めましょう。
• 服薬管理のサポート： 薬の服用を忘れがちな場合は、薬の管理を手伝い、服薬を促しましょう。
• 話を聞く： 母親の話をじっくりと聞き、共感し、精神的な支えになりましょう。
• 休息と療養の確保： 母親が十分な休息を取れるように、家事などを手伝い、療養できる環境を整えましょう。
• 専門家との連携： 医師やカウンセラーと連携し、母親の状況について情報交換を行い、適切なアドバイスを受けましょう。

また、母親が鬱病であることを理解し、焦らずに寄り添うことが大切です。母親の回復には時間がかかるかもしれませんが、根気強くサポートすることで、母親の精神状態が改善し、生活の質が向上する可能性があります。

3. 家の管理と問題解決

家の問題は、あなたの大きな悩みの一つでしょう。ゴミ屋敷状態の家を片付けることは、非常に大変な作業ですが、焦らずに計画的に進めることが重要です。以下のステップで、家の問題を解決していきましょう。

1. 現状把握： まずは、家の状態を詳細に把握しましょう。どの部屋がどの程度荒れているのか、どの程度のゴミがあるのか、修繕が必要な箇所はあるのかなどを確認します。
2. 清掃計画： 清掃計画を立てましょう。どの部屋から始めるのか、どのくらいの時間をかけるのか、誰が手伝うのかなどを具体的に決めます。
3. 清掃の実行： 計画に基づき、清掃を実行します。ゴミの分別、不用品の処分、掃除などを行います。
4. 専門家の活用： 自分たちだけでは手に負えない場合は、専門家の力を借りましょう。不用品回収業者、ハウスクリーニング業者、整理収納アドバイザーなどに相談し、サポートを受けましょう。
5. 維持管理： 清掃後も、家の状態を維持するために、定期的な掃除や整理整頓を心がけましょう。

家の問題は、母親の精神状態とも深く関係しています。家の環境が整うことで、母親の精神的な負担が軽減され、生活の質が向上する可能性があります。

4. 経済的な問題への対応

経済的な問題も、あなたの大きな不安の一つでしょう。母親が働いていない場合、生活費や家の維持費が不足する可能性があります。経済的な問題を解決するために、以下の対策を検討しましょう。

• 生活保護の検討： 母親が収入を得ていない場合、生活保護の申請を検討しましょう。
• 障害年金の申請： 母親が鬱病で就労困難な場合、障害年金の申請を検討しましょう。
• 就労支援： 母親が就労を希望する場合は、ハローワークや就労支援機関に相談し、就労支援を受けましょう。
• 家計の見直し： 収入と支出を把握し、無駄な出費を削減するなど、家計の見直しを行いましょう。
• 親戚との協力： 経済的な問題について、親戚に相談し、協力を得ることも検討しましょう。

経済的な問題を解決することで、生活の安定を図り、将来への不安を軽減することができます。

5. 就職と一人暮らしへの準備

来年からの就職と一人暮らしに向けて、準備を進めましょう。まずは、就職活動をしっかりと行い、希望する仕事を見つけましょう。そして、一人暮らしに必要な準備を始めましょう。

• 住まいの確保： 希望する地域で、家賃や間取り、設備などを考慮し、住まいを探しましょう。
• 生活用品の準備： 家具、家電、日用品など、一人暮らしに必要なものをリストアップし、準備しましょう。
• 家事の練習： 料理、洗濯、掃除など、家事の練習をしておきましょう。
• 金銭管理： 収入と支出を管理し、貯蓄や節約の習慣を身につけましょう。
• 地域の情報収集： 地域の情報（交通機関、病院、買い物など）を収集し、生活に慣れるための準備をしましょう。

就職と一人暮らしは、あなたの自立への第一歩です。しっかりと準備をすることで、安心して新生活をスタートすることができます。

6. 親戚との連携

親戚との連携は、問題解決において非常に重要です。親戚に現状を説明し、協力を仰ぎましょう。特に、母親のケアや家の問題について、親戚の協力を得ることで、あなたの負担を軽減することができます。

• 現状の説明： 母親の病状や家の状況について、親戚に正直に説明しましょう。
• 協力のお願い： 母親のケアや家の問題について、親戚に協力を仰ぎましょう。具体的に、どのような協力を求めているのかを明確に伝えましょう。
• 情報共有： 母親の状況や進捗状況について、定期的に親戚と情報共有しましょう。
• 感謝の気持ち： 親戚の協力に対して、感謝の気持ちを伝えましょう。

親戚との連携を密にすることで、問題解決への道が開け、あなたの精神的な負担も軽減されます。

7. 母親とのコミュニケーション

母親とのコミュニケーションは、良好な関係を築く上で非常に重要です。母親の気持ちを理解し、寄り添うことで、信頼関係を深めることができます。以下の点に注意して、コミュニケーションを図りましょう。

• 話を聞く： 母親の話をじっくりと聞き、共感し、理解するように努めましょう。
• 自分の気持ちを伝える： 自分の気持ちを正直に伝え、誤解を解くように努めましょう。
• 感謝の気持ちを伝える： 母親への感謝の気持ちを伝えましょう。
• 一緒に過ごす時間を作る： 母親と一緒に食事をしたり、外出したりするなど、一緒に過ごす時間を作りましょう。
• 将来について話し合う： 将来の目標や希望について、一緒に話し合いましょう。

コミュニケーションを通じて、母親との信頼関係を深め、お互いを支え合える関係を築きましょう。

8. 専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家に相談することも重要です。弁護士、行政書士、ファイナンシャルプランナーなど、様々な専門家があなたの問題を解決するためのサポートをしてくれます。

• 弁護士： 法律的な問題（相続、財産管理など）について相談しましょう。
• 行政書士： 役所への手続き（生活保護申請、障害年金申請など）について相談しましょう。
• ファイナンシャルプランナー： 経済的な問題（家計の見直し、資産運用など）について相談しましょう。
• キャリアコンサルタント： 就職やキャリアについて相談しましょう。

専門家のサポートを受けることで、問題解決への道が開け、あなたの負担が軽減されます。

9. 精神的なケア

あなたは、母親の病気、家の問題、就職への不安など、多くのストレスを抱えていることでしょう。精神的なケアも非常に重要です。以下の方法で、精神的な健康を保ちましょう。

• 休息： 十分な睡眠を取り、心身を休ませましょう。
• 気分転換： 趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
• 運動： 適度な運動を行い、心身をリフレッシュしましょう。
• 友人との交流： 友人や信頼できる人に悩みを聞いてもらい、交流を深めましょう。
• カウンセリング： カウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けましょう。

精神的なケアを行うことで、ストレスを軽減し、心の健康を保ち、前向きな気持ちで問題に取り組むことができます。

10. 長期的な視点と将来への展望

問題解決には時間がかかるかもしれませんが、長期的な視点を持って、焦らずに一つずつ解決していくことが大切です。将来への展望を持ち、目標に向かって進んでいきましょう。以下の点を意識しましょう。

• 目標設定： 将来の目標を設定し、それに向かって計画的に進みましょう。
• 自己成長： 自己啓発に励み、スキルアップを図りましょう。
• 情報収集： 必要な情報を収集し、知識を深めましょう。
• 人脈形成： 様々な人と交流し、人脈を広げましょう。
• 柔軟な対応： 状況に応じて、柔軟に対応しましょう。

長期的な視点と将来への展望を持つことで、困難な状況を乗り越え、充実した人生を送ることができます。

まとめ

あなたは、母親の病気、家の問題、就職への不安など、多くの困難に直面していますが、決して一人ではありません。この記事で紹介した解決策を参考に、一つずつ問題を解決し、安心して新生活をスタートしてください。専門家のサポートを受けながら、母親のケア、家の管理、経済的な問題への対応、就職と一人暮らしへの準備を進め、精神的なケアも忘れずに行いましょう。長期的な視点と将来への展望を持ち、目標に向かって進んでいくことで、必ず道は開けます。あなたの未来が明るいものとなることを心から願っています。

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