「もう限界…」介護事務5年目の私が心身ともに疲弊し退職を決意。今からできること、今後のキャリアを徹底解説

この記事では、30代女性で、住宅型有料老人ホームの接客事務として5年間勤務されている方の、退職を検討するに至った状況と、今後のキャリアについて解説します。

読んで、いただきましてありがとうございます。長文になりますがよろしくお願いいたします。

30代女性です。現在、住宅型の有料老人ホームで接客事務として5年働いています。

一応、自立した高齢者が住んでいるので、介護の必要はないといわれ入社したのですが、5年も経つと、入居者様も身体レベルが下がり、介護をする場合もでてきました。

疑問に思い、私は介護職ではないので何とかしてほしいと社長に伝えたこともあります。社長は、そうだね、早急になんとかしないとね。。と言って数年経ち、状況はかわるどころか悪化するばかりです。男性入居者からのセクハラもあります。(触る・抱きつく行為)セクハラの相談も上記と一緒で何もかわりません。

しかも、社長のお母様・お姑さんも入居しているため、社長のお母様からの悪口(嫌いな人・施設について)が毎日。気にいらないことがあれば、怒り、態度にだし私を部屋に呼び怒鳴ります。(認知症はありません)最近はなんでも、気にいらない様子です、多い時で、日に3～4回20分～30分続きます。機嫌が良い時は、普通に過ごせているのですが…(笑顔が素敵な方のですが。)

社員もすくなく、この仕事内容だからあまり仕事が長く続かない為、入れ替わりが激しいです。

入居者様が長くいるから私に依存しているようで、休みの日に何をしているのか把握しておきたいそうです、連休を取ればイヤミを言われる事も少なくはありません。(なので、連休はとっておらず、お盆。お正月も出勤です)。

そんな状態が、3年ほど続いていて、不眠も続き安定剤なしでは夜は寝ることができず、不正出血もあります。精神的に落ち込みすぎているため、退職しようと思います。こんな場合は、労基に行っても相談できるんでしょうか？補足精神的に落ち込んでいるのは、お母様だけではありません。入居者の家族関係(仲の悪さ・財産問題)、他の入居者様の認知が進んでいくなかで、みんなの体の衰えが近づいてきている実感もあり、緊張感(転倒や病気)もハンパないです。

退職が多く、仕事だけが増え、お給料には繁栄させません。あまり入居者様にも愛情を持って接することができなくなってきています。

5年間勤務された有料老人ホームでの接客事務のお仕事、大変お疲れ様でした。業務内容の変化、人間関係の悩み、心身の不調など、様々な困難に直面し、退職を決意されたとのこと、心中お察しいたします。まずは、これまでの頑張りを心から称えたいと思います。

今回の記事では、あなたの置かれている状況を詳細に分析し、退職に向けて、そしてその後のキャリアをどのように進めていくか、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まずは、現状を整理し、抱えている問題点を具体的に洗い出してみましょう。これは、今後の対策を立てる上で非常に重要なステップです。

• 業務内容の変化と不満: 入社当初は接客事務として入職したものの、入居者の介護が必要になり、本来の業務外の負担が増加している。
• 労働環境の問題: 社長からの対応の遅さ、セクハラ問題の放置、社員の入れ替わりが激しいことによる業務量の増加。
• 人間関係のストレス: 社長のお母様からの嫌がらせ、入居者からの依存、休日の干渉。
• 心身の不調: 不眠、不正出血、精神的な落ち込み。
• 給与への不満: 業務量の増加に見合わない給与。

これらの問題が複合的に絡み合い、心身ともに疲弊し、退職を決意するに至ったと考えられます。特に、セクハラや社長の対応の遅さ、人間関係のストレスは、精神的な負担を大きくしている要因です。

2. 退職に向けた準備と手続き

退職を決意された場合、まずは円満な退職に向けて準備を進めましょう。退職は、今後のキャリアを左右する重要な一歩です。

2-1. 退職意思の伝達

まずは、会社に対して退職の意思を伝えます。退職の意思表示は、口頭でも構いませんが、後々のトラブルを避けるためにも、退職願を提出することをお勧めします。退職願は、退職希望日を明記し、会社に提出します。退職希望日は、就業規則に定められた退職予告期間を考慮して決定しましょう。一般的には、退職日の1ヶ月前までに申し出るのが望ましいとされています。

退職願を提出する際には、上司に直接会って伝えるのが礼儀です。退職理由を伝える際には、正直に現在の状況を伝えても構いませんが、感情的にならず、冷静に伝えることが重要です。例えば、「業務内容の変化に対応しきれなくなったこと」「心身の健康上の理由」などを伝えても良いでしょう。セクハラやパワハラなど、会社側に問題がある場合は、その旨を伝えても構いませんが、証拠となるものがあれば、より効果的です。

2-2. 退職後の手続き

退職が決まったら、以下の手続きを進めましょう。

• 有給休暇の消化: 残っている有給休暇を、退職日までに消化しましょう。
• 退職書類の受け取り: 退職証明書、雇用保険被保険者証、源泉徴収票などを受け取ります。これらの書類は、転職活動や失業保険の手続きに必要となります。
• 会社の備品の返却: 社員証、制服、その他会社の備品を返却します。
• 健康保険の切り替え: 退職後、国民健康保険に加入するか、家族の扶養に入るか、任意継続被保険者になるかを選択します。
• 年金の手続き: 国民年金の手続きを行います。
• 失業保険の手続き: 離職票を受け取り、ハローワークで失業保険の手続きを行います。

2-3. 労基署への相談

セクハラや、労働環境の改善が見られない場合は、労働基準監督署（労基署）に相談することも検討しましょう。労基署は、労働者の権利を守るための機関であり、会社に対して是正勧告を行うことができます。相談する際には、証拠となるもの（メールのやり取り、日記など）を準備しておくと、より効果的です。

3. 退職後のキャリアプランの検討

退職後のキャリアプランを考えることは、今後の人生を左右する重要な決断です。まずは、自己分析を行い、自分の強みや興味のある分野を明確にしましょう。

3-1. 自己分析

自己分析は、キャリアプランを立てる上で最も重要なステップです。以下の点をじっくりと検討してみましょう。

• これまでの経験の棚卸し: 5年間接客事務として培ってきたスキルや経験を整理します。例えば、コミュニケーション能力、事務処理能力、問題解決能力、クレーム対応能力など。
• 強みと弱みの把握: 自分の強みと弱みを客観的に分析します。強みは、今後のキャリアで活かせる可能性のあるスキルです。弱みは、改善すべき点として認識しましょう。
• 興味のある分野: どのような仕事に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを考えます。
• 価値観の明確化: 仕事を通して何を大切にしたいのかを考えます。例えば、ワークライフバランス、給与、キャリアアップ、社会貢献など。

3-2. キャリアの選択肢

自己分析の結果を踏まえ、具体的なキャリアの選択肢を検討します。

• 同職種への転職: 接客事務としての経験を活かし、他の有料老人ホームや介護施設、病院などの事務職に転職する。
• 異業種への転職: これまでの経験を活かしつつ、興味のある分野に挑戦する。例えば、一般事務、営業事務、人事事務など。
• 介護関連職への転職: 介護事務や、ケアマネージャー、介護福祉士など、介護関連の資格を取得して、介護の現場で働く。
• フリーランス、副業: 自分のスキルを活かして、フリーランスや副業として働く。例えば、Webライター、データ入力、オンラインアシスタントなど。

それぞれの選択肢について、メリットとデメリットを比較検討し、自分に合ったキャリアプランを選びましょう。

3-3. スキルアップと資格取得

キャリアアップを目指すためには、スキルアップや資格取得も有効な手段です。

• 事務スキル: Word、Excel、PowerPointなどのスキルを向上させる。
• コミュニケーションスキル: コミュニケーション能力を高めるための研修を受講する。
• 専門スキル: 介護事務、医療事務などの資格を取得する。
• その他: Webデザイン、プログラミングなど、興味のある分野のスキルを習得する。

スキルアップや資格取得は、転職活動を有利に進めるだけでなく、自己成長にもつながります。

4. 転職活動の進め方

転職活動は、情報収集から始まり、応募書類の作成、面接対策など、様々なステップがあります。計画的に進めることが重要です。

4-1. 情報収集

まずは、求人情報を収集しましょう。転職サイト、転職エージェント、ハローワークなどを活用し、自分の希望に合った求人を探します。

• 転職サイト: 多くの求人情報が掲載されており、自分のペースで求人を探すことができます。
• 転職エージェント: 転職のプロが、求人紹介、応募書類の添削、面接対策など、様々なサポートをしてくれます。
• ハローワーク: 公的な機関であり、幅広い求人情報を扱っています。
• 企業のホームページ: 興味のある企業のホームページをチェックし、直接応募することも可能です。

4-2. 応募書類の作成

応募書類は、あなたの第一印象を決める重要なツールです。丁寧に作成しましょう。

• 履歴書: 氏名、年齢、学歴、職務経歴などを正確に記入します。
• 職務経歴書: これまでの職務経験を具体的に記述します。
• 志望動機: なぜその会社で働きたいのか、具体的に記述します。

応募書類を作成する際には、以下の点に注意しましょう。

• 誤字脱字がないか確認する。
• 簡潔で分かりやすい文章で書く。
• これまでの経験やスキルを具体的にアピールする。
• 企業の求める人物像に合わせた内容にする。

4-3. 面接対策

面接は、あなたの人間性や能力をアピールする絶好の機会です。しっかりと対策を行いましょう。

• 自己紹介: 自分の強みや経験を簡潔に説明できるように準備する。
• 志望動機: なぜその会社で働きたいのか、具体的に説明できるように準備する。
• 自己PR: 自分の強みを具体的にアピールする。
• 想定される質問への回答: 転職理由、退職理由、キャリアプランなど、よくある質問への回答を準備する。

面接対策では、以下の点に注意しましょう。

• 企業の情報を事前に調べておく。
• 面接官の質問に対して、的確に答える。
• ハキハキとした口調で話す。
• 熱意と誠意を伝える。

5. メンタルヘルスケア

退職を決意し、転職活動を進める過程では、精神的な負担を感じることも少なくありません。メンタルヘルスケアを行い、心身の健康を保ちましょう。

• 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませる。
• 気分転換: 趣味を楽しんだり、リフレッシュできる活動を行う。
• 相談: 家族や友人、専門家などに相談する。
• ストレス解消法: 運動、瞑想、アロマテラピーなど、自分に合ったストレス解消法を見つける。
• 専門家のサポート: 必要に応じて、精神科医やカウンセラーなどの専門家のサポートを受ける。

心身の健康を保つことは、転職活動を成功させるためにも、非常に重要です。

6. まとめと今後のステップ

今回のケースでは、5年間勤務した有料老人ホームでの接客事務の仕事で、業務内容の変化、人間関係のストレス、心身の不調など、様々な困難に直面し、退職を決意された方の状況を分析し、今後のキャリアプランについて解説しました。

退職を決意することは、大きな決断ですが、決して後ろ向きなことではありません。これまでの経験を活かし、新たな一歩を踏み出すためのチャンスと捉えましょう。まずは、現状を整理し、自己分析を行い、自分に合ったキャリアプランを立てることが重要です。そして、転職活動を進める際には、情報収集、応募書類の作成、面接対策など、計画的に進めましょう。また、メンタルヘルスケアを行い、心身の健康を保つことも忘れないでください。

あなたの今後のキャリアが、より良いものとなるよう、心から応援しています。

7. 補足：退職後の働き方の選択肢について

退職後の働き方には、様々な選択肢があります。それぞれの働き方について、メリットとデメリットを比較検討し、自分に合った働き方を選びましょう。

7-1. 正社員

メリット: 安定した収入、福利厚生が充実、キャリアアップの機会が多い。

デメリット: 拘束時間が長い、人間関係のストレスがある場合がある。

7-2. 契約社員

メリット: 比較的自由な働き方ができる、専門スキルを活かせる。

デメリット: 収入が不安定、雇用が不安定。

7-3. 派遣社員

メリット: 様々な職場で経験を積める、自分のペースで働ける。

デメリット: 収入が不安定、キャリアアップが難しい場合がある。

7-4. アルバイト・パート

メリット: 比較的自由な働き方ができる、未経験の職種に挑戦しやすい。

デメリット: 収入が低い、キャリアアップが難しい場合がある。

7-5. フリーランス

メリット: 自由な働き方ができる、自分のスキルを活かせる、高収入を得られる可能性がある。

デメリット: 収入が不安定、自己管理能力が必要。

7-6. 副業

メリット: 本業を持ちながら、収入を増やせる、スキルアップにつながる。

デメリット: 時間管理が難しい、本業との両立が大変。

それぞれの働き方には、メリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや価値観に合わせて、最適な働き方を選びましょう。

8. 成功事例の紹介

最後に、今回のケースと同様の状況から、キャリアチェンジに成功した方の事例をご紹介します。

事例1: 30代女性、有料老人ホームの事務職として5年間勤務。セクハラや人間関係のストレスから退職を決意。自己分析の結果、これまでの事務経験を活かし、医療事務の資格を取得。その後、病院の事務職に転職し、キャリアアップに成功。

事例2: 30代女性、有料老人ホームの事務職として5年間勤務。心身の不調から退職を決意。自己分析の結果、これまでの経験を活かし、Webライターとしてフリーランスで活動を開始。自分のペースで働きながら、収入も安定。

これらの事例から、退職後のキャリアは、様々な可能性があることがわかります。自分の強みや興味のある分野を見つけ、積極的に行動することで、必ず道は開けます。

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