「早く死ね」と祖母を憎む27歳女性へ。介護と仕事の両立で疲弊しきったあなたを救う、具体的な解決策
「早く死ね」と祖母を憎む27歳女性へ。介護と仕事の両立で疲弊しきったあなたを救う、具体的な解決策
まず、今回の相談内容を整理しましょう。
家には母方の89歳になる痴呆の祖母がいます。先日、要介護2から1に下げられてしまいました。デイサービスや介護施設などは「あんなの老人が行くところ」と断固拒否。
母も元々祖母の事は嫌いですが、18年前に一緒に暮らしたいと言われ、一人っ子なので引き取りました。
ですが、母も私も祖母のストレスで自律神経失調症になり薬が手放せなくなりました。
父は度を越すと声を荒らげるくらいで、後は気にしないを決め込んでいましたが、最近は目に余る事が増えてきたみたいです。
因みに、私は27歳で、今は実家の自営業を手伝っています。
祖母は、一見すると、よく食べよく寝る健康体です、(病院も嫌がるので検査はしていません)最近は耳が遠くなりTVやラジオが大音量で流れているので近所迷惑にならないかとハラハラしています。(日中は一人)
トイレも頻尿なので近く、オナラは自分でも気づかなくブリブリしながら歩いています。それも、初めのうちは笑えていましたが、最近は臭いも音もストレスでしかありません。
一度、トイレに入ったら便が便座の外に出ていたのに気づかず私が、掃除したこともあります。
食べ物も昔感覚?で少々腐っていても気にせず、何でもクソみそ一緒タイプで衛生概念はありません。
万引きというか、(警察にはお世話になってませんが)勝手に持ってきてしまったりする癖もあり、だいぶ前ですが、私の部屋から勝手にプリンのオモチャ(スライムの様な)を持って行き近所の子供に食べなと渡したこともありました。(親が気づき食べませんでした、今は部屋に鍵をつけています)
ドアや窓、鍵は開けっ放し、電気やTVは点けっぱなし、水の出しっ放し、もう日常茶飯事です。
また、何を言っても孫の私が言う事は耳障りの様で、嫌な言い方だとか、うるさい小姑だの言っています。
89なのでもうソロソロだろうと思いますが、見ていると元気そうなのでいつまでこの生活が続くのか…
ついに母が「もしかしたら私が先かも」と言い出し、私は母が大好きなので辛くて辛くてしょうがありません。
そして、母や家族を追い詰めてる祖母が憎たらしくて「早く死ね!」と喉まで出かかっています。階段を降りていると、後ろから押してしまいそうになります。
この間も、イライラし過ぎて泣いてしまいました。
年齢的に周囲に相談できる相手もおらず、また相談しても、辛く当たるなとか、仕方無いとか、優しくしてあげなよと言われるばかりです。
これからどうしたらいいのでしょうか?
また、どうしたら老人ホームや施設に入ってくれるのでしょうか?
長文で失礼致しました。
補足
役所やケアマネージャーさんには相談していますが、最近は人数も多くてと要介護も下げられ、面談でも本人の意思が最優先なのでと言われるばかりです。
お辛い状況、痛いほど伝わってきます。介護と仕事の両立、そして家族の問題を抱え、心身ともに疲弊しきっていることと思います。今回は、あなたの抱える問題に対して、具体的な解決策と、少しでも心が軽くなるようなアドバイスをさせていただきます。
1. 現状の整理と問題の明確化
まず、現状を整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。あなたの抱える問題は多岐にわたりますが、大きく以下の3つに集約できます。
- 介護による心身の負担: 祖母の介護による身体的、精神的な負担、そして自律神経失調症の発症。
- 家族関係の悪化: 母親との関係、祖母への憎しみ、そして将来への不安。
- 制度利用の難しさ: 介護サービスの利用、施設入所の困難さ。
これらの問題が複雑に絡み合い、あなたの心を深く傷つけているのです。まずは、この現状をしっかりと認識し、一つずつ解決していくための道筋を立てることが重要です。
2. 介護サービスの活用と、そのための具体的なステップ
祖母の介護負担を軽減するためには、介護サービスの活用が不可欠です。しかし、祖母が拒否している現状では、どのように進めていけば良いのでしょうか?
2-1. ケアマネージャーとの連携強化
すでにケアマネージャーに相談しているとのことですが、さらに密接な連携を図りましょう。具体的には、以下の点を意識してください。
- 情報共有の徹底: 祖母の現状、困っていること、そしてあなたの気持ちを包み隠さず伝えましょう。ケアマネージャーは、あなたの味方です。
- 目的の明確化: どのような介護サービスを利用したいのか、具体的に伝えましょう。例えば、「デイサービスを週に3回利用したい」「訪問介護で入浴介助をしてほしい」など、具体的な要望を伝えることで、ケアマネージャーも動きやすくなります。
- 定期的な面談: 定期的に面談を行い、進捗状況や課題を共有しましょう。必要であれば、家族会議を開き、関係者間で情報を共有することも有効です。
2-2. 祖母へのアプローチ
祖母が介護サービスを拒否している場合、無理強いは逆効果です。祖母の気持ちに寄り添いながら、少しずつ理解を得ていく必要があります。
- 情報提供: デイサービスや介護施設の情報を、祖母が興味を持ちそうな形で伝えましょう。例えば、「同じような年齢の人がたくさんいる」「楽しいレクリエーションがある」など、メリットを強調します。
- 体験利用: デイサービスや介護施設の見学や体験利用を提案してみましょう。実際に体験することで、祖母の不安が軽減される可能性があります。
- 信頼関係の構築: 祖母との信頼関係を築くことが重要です。祖母の話をよく聞き、共感し、優しく接することで、心を開いてもらいやすくなります。
- 専門家の意見: 医師や専門家から、介護サービスの必要性について説明してもらうことも有効です。第三者の意見は、祖母の心に響く可能性があります。
2-3. 介護保険サービスの選択肢
介護保険サービスには、様々な選択肢があります。祖母の状況や、あなたの希望に合わせて、適切なサービスを選びましょう。
- 訪問介護(ホームヘルプサービス): 身体介護(入浴、排泄、食事など)や生活援助(掃除、洗濯、調理など)を行います。
- 通所介護(デイサービス): 日帰りで、食事、入浴、レクリエーション、機能訓練などを行います。
- 通所リハビリテーション(デイケア): リハビリテーションを中心としたサービスを提供します。
- 短期入所生活介護(ショートステイ): 短期間、施設に入所し、介護や生活支援を受けます。
- 認知症対応型通所介護: 認知症の高齢者向けのデイサービスです。
- 小規模多機能型居宅介護: 通い、宿泊、訪問を組み合わせたサービスです。
- グループホーム: 認知症の高齢者が共同生活を送る施設です。
- 特別養護老人ホーム: 介護度の高い高齢者向けの施設です。
これらのサービスを組み合わせることで、あなたの負担を大幅に軽減することができます。
3. 母親との関係改善
母親もまた、祖母の介護によって大きなストレスを抱えています。あなたと母親が協力し、支え合うことが、この状況を乗り越えるために不可欠です。
3-1. 互いの気持ちを理解し合う
まずは、母親の気持ちを理解しようと努めましょう。母親もまた、祖母の介護に疲れ果て、精神的に不安定になっている可能性があります。お互いの気持ちを理解し、共感し合うことで、関係性が改善される可能性があります。
- 感謝の気持ちを伝える: 母親が、祖母の介護を懸命に頑張っていることに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 悩みや不安を共有する: 母親が抱える悩みや不安を、積極的に聞き出すようにしましょう。
- 感情を言葉にする: 自分の気持ちを、素直に言葉で伝えましょう。「辛い」「助けてほしい」など、感情を伝えることで、母親もあなたの気持ちを理解しやすくなります。
3-2. 役割分担と協力体制の構築
介護の負担を軽減するためには、役割分担と協力体制を構築することが重要です。
- 役割分担の明確化: 誰が、どの介護を担当するのか、明確にしましょう。例えば、「母親は食事の準備、あなたは入浴介助」など、具体的な役割分担を決めることで、負担が偏るのを防ぐことができます。
- 協力体制の構築: 困ったときはお互いに助け合う、協力体制を築きましょう。例えば、「今日は私が疲れているから、明日はあなたが担当して」など、柔軟に対応できる関係性を築きましょう。
- 休息時間の確保: 互いに休息時間を確保することも重要です。定期的に、自分の時間を持つことで、心身の負担を軽減することができます。
3-3. 専門家への相談
家族だけで問題を抱え込まず、専門家に相談することも有効です。
- カウンセリング: 家族関係の問題や、精神的な負担について、カウンセラーに相談しましょう。
- 家族教室: 介護に関する知識やスキルを学ぶことができます。
- 地域包括支援センター: 介護に関する様々な相談に対応してくれます。
4. あなた自身の心のケア
介護は、心身ともに大きな負担を伴います。あなた自身の心のケアも、非常に重要です。
4-1. 感情のコントロール
祖母への憎しみや、怒りの感情を抱くことは、決して悪いことではありません。しかし、その感情に振り回されてしまうと、心身の健康を損なう可能性があります。感情をコントロールするための方法を学びましょう。
- 感情を認識する: 自分の感情に気づき、名前をつけましょう。「怒り」「悲しみ」「不安」など、感情を認識することで、客観的に捉えることができます。
- 感情を表現する: 感情を溜め込まず、適切な方法で表現しましょう。例えば、日記を書いたり、信頼できる人に話したり、趣味に没頭したりすることが有効です。
- リラックス法を実践する: 深呼吸、瞑想、ヨガなど、リラックスできる方法を実践しましょう。
- 専門家のサポート: 感情のコントロールが難しい場合は、カウンセラーや精神科医に相談しましょう。
4-2. 休息とリフレッシュ
心身の疲れを回復するためには、十分な休息とリフレッシュが必要です。
- 睡眠時間の確保: 質の高い睡眠を確保しましょう。
- 休息時間の確保: 毎日、自分のための時間を確保しましょう。
- 趣味や好きなことに時間を使う: 自分の好きなことに没頭することで、気分転換を図りましょう。
- 外出する: 自然に触れたり、気分転換になる場所へ出かけましょう。
4-3. 相談できる相手を見つける
一人で抱え込まず、相談できる相手を見つけましょう。
- 友人や家族: 信頼できる友人や家族に、悩みを打ち明けましょう。
- 地域の相談窓口: 地域の相談窓口や、NPO法人などに相談してみましょう。
- オンラインコミュニティ: 同じような悩みを抱える人たちが集まる、オンラインコミュニティに参加してみましょう。
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5. 仕事との両立
実家の自営業を手伝っているとのことですが、介護と仕事の両立は、非常に困難です。しかし、工夫次第で、両立することは可能です。
5-1. 労働時間の調整
できる限り、労働時間を調整しましょう。例えば、
- 勤務時間の短縮: 労働時間を短縮し、介護に充てる時間を確保しましょう。
- テレワークの導入: テレワークが可能な場合は、導入を検討しましょう。
- 有給休暇の取得: 積極的に有給休暇を取得し、休息や介護に充てましょう。
5-2. 周囲への理解と協力
周囲の理解と協力を得ることも重要です。
- 上司や同僚への相談: 介護の状況を、上司や同僚に相談しましょう。
- 家族経営のメリット: 家族経営であれば、柔軟な働き方ができる可能性があります。
- 外部のサポート: 介護保険サービスや、地域のサポートを利用しましょう。
5-3. キャリアプランの検討
介護と仕事の両立が難しい場合は、将来的なキャリアプランを検討することも必要です。
- 転職: 介護に理解のある企業への転職を検討しましょう。
- キャリアチェンジ: 介護に関する資格を取得し、介護業界への転職を検討しましょう。
- 起業: 介護に関する事業を起業することも、選択肢の一つです。
6. 専門家からのアドバイス
最後に、専門家からのアドバイスをまとめます。
- 精神科医: 精神的な負担が大きい場合は、精神科医に相談し、適切な治療を受けましょう。
- カウンセラー: 感情のコントロールや、人間関係の問題について、カウンセラーに相談しましょう。
- 介護福祉士: 介護に関する専門的なアドバイスを受けることができます。
- 弁護士: 介護に関する法的な問題について、弁護士に相談しましょう。
専門家のサポートを受けることで、問題解決への道が開ける可能性があります。
7. まとめと未来への一歩
今回の相談は、介護、家族関係、そしてあなた自身の心のケアという、非常に複雑な問題を抱えています。しかし、一つずつ問題を整理し、具体的な解決策を実践することで、必ず状況は改善します。
まずは、焦らず、一つずつ、できることから始めていきましょう。そして、あなた自身の心のケアを忘れずに、休息を取り、リフレッシュすることを心がけてください。
あなたの未来が、少しでも明るく、穏やかなものになることを心から願っています。
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