休職4年目…復職を待つ？それとも転職？精神疾患を抱えながらのキャリアを考える

この記事では、精神疾患を抱えながら休職し、復職や転職について悩んでいる方に向けて、具体的なアドバイスと解決策を提示します。あなたのキャリアを前向きに進めるためのヒントを見つけていきましょう。

休職について、精神疾患がある方に質問です。

私は、双極性障害、躁鬱病です。

休職して4年目になります。

長い目でみてゆっくり行きましょうと、人事課部長から言われ休職に至ります。

最初は、毎月本部へ行き、病状についてや、復帰は私の家から近い関連施設へ異動し、午後から出勤するのが良いのかななどと話し合いをしていました。

叉、クビは絶対にないから！おれ部長だから信じてとお言葉を頂いて安心していました。

病気の原因は、仕事が多すぎたためだと、解釈しているようです。私もそれが原因のひとつだと思います。

実際に、直属の上司である部長から仕事多すぎじゃないか？と聞かれましたが、大丈夫ですと答え仕事を続けました。

私を気遣って下さったのだと当時は思っていましたが、本当は私個人が担当する仕事はもちろん、毎日全ての仕事をミスなく出来るのかを心配されていたのかなと思っています。

病気になってから、発作がおきるたびに症状がよくなるまでお時間を頂き、仕事をお休みさせて頂いたりと、ご迷惑をおかけしてしまいました。

本部へ行った何度目かの時に発作を起こしてしまいました。これが原因で、私の家から近くの喫茶店で話しましょうと言って下さいました。しかし、部長は忙しいです。往復出来る時間はあるのかな～と思ってから数ヶ月、連絡がきません。

本部へ電話して忙しいかと思いますので、私そちらへ行きますよ！と、伝言役？の方に伝えました。

その後、雪道（青森住）を車で運転するのは不安だ。と、伝言役？の方から連絡がありました。しかし、全く電話が来ません。あっという間に１年が過ぎました。

こちらから電話しても良いのかな？と、思いましたが、一番最近だと3月に電話したら決算の関係でずっと部屋から出てこないんです。出来るだけ速く伝えます！と、言われたので、まず 私の状態を伝えました。薬は限界まで減らしました。医師から健常者と変わらないと言われました。 あと、どうしたら良いのか分からない。辞めた方が良いのかなとは思っています。とも。

以前、同じ部署から2人クビになっています。理由は、単純に能力の問題で仕事が出来ないから。私は、最初の頃にクビにしない！と言われたので、それを信じていても良いのか。ですが、4年ともなると不安です。

関連施設が沢山あり（病院や老人ホーム、ホテル、喫茶店など幅広く）、どこでも何でも良いんですけど。

ちなみに、私は病院に勤めていたのですが、毎日のように発作をおこし内科、整形外科など沢山の医師、院長にまでもバレてしまい注射の指示をうけたりしていました。

いつもの発作だと気持ちが慣れてきてからは、注射なんていらないですし、薬を持っているので、出来るだけ隠れて呼吸を整えていたのですが…

もしかしたら、院長にバレてしまったが故に、最初は慎重に扱われていたのかもしれません。 しかし、4年ともなるとさすがに長すぎますし、他にも休職してる方がいると思うので後回しにされているのか、忘れているのか、仕事が原因だからクビにしづらいのか。

皆さんだったらどうしますか？

自主退社しますか？

辞めると私から言うのを待っていると思いますか？

もう4年目になりますが、信じて連絡を待ちますか？

また、こちらから電話しても良いと思いますか？

ご相談ありがとうございます。4年間の休職期間を経て、今後のキャリアについて悩まれているのですね。精神疾患を抱えながらの復職や転職は、多くの困難を伴うものです。しかし、適切な情報とサポートがあれば、必ず道は開けます。この記事では、あなたの状況を整理し、具体的な選択肢と、それらを実行するためのステップを解説します。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を客観的に整理しましょう。あなたの抱える問題は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3点に集約されます。

• 復職の見通し： 4年間休職しているにも関わらず、会社からの具体的なアクションがない。
• コミュニケーションの停滞： 部長との連絡が途絶え、復職に関する情報が得られない。
• 将来への不安： クビになる可能性、今後のキャリアパスへの不安。

これらの問題点を踏まえ、それぞれの解決策を検討していく必要があります。

2. 復職に向けた選択肢

復職を希望する場合、以下の選択肢が考えられます。

2-1. 会社との積極的なコミュニケーション

まずは、会社とのコミュニケーションを再開することが重要です。具体的には、以下の行動を検討しましょう。

• 人事部への連絡： 部長との連絡が取れない場合、人事部に直接連絡を取り、現状と復職の意思を伝えます。
• 復職支援プログラムの確認： 会社に復職支援プログラムがあるか確認し、利用できる場合は積極的に参加しましょう。
• 主治医との連携： 復職に向けて、主治医と相談し、診断書や意見書を作成してもらいましょう。

注意点： 連絡する際は、感情的にならず、冷静に現状を説明し、復職への意欲を伝えることが大切です。また、会社の状況や、あなたの病状を理解してもらうために、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

2-2. 関連施設への異動の可能性

あなたの会社には、病院、老人ホーム、ホテル、喫茶店など、多くの関連施設があるとのことです。これらの施設への異動も、復職の選択肢として検討できます。

• 異動先の選定： 自分の病状やスキル、興味関心に合った施設を選びましょう。
• 異動希望の意思表示： 人事部や関連施設の責任者に、異動希望の意思を伝えます。
• 面接対策： 異動先の面接に備え、自己分析や企業研究を行いましょう。

メリット： 慣れ親しんだ会社内で、自分のペースで仕事ができる可能性があります。また、病状に配慮した職場環境が得られることも期待できます。

デメリット： 異動先の業務内容が、あなたの病状に合わない場合もあります。また、異動先の人間関係に馴染む必要があるかもしれません。

3. 転職という選択肢

復職が難しい場合、転職も視野に入れるべきです。転職は、新たなキャリアを築くための大きな一歩となります。

3-1. 転職活動の準備

転職活動を始める前に、以下の準備を行いましょう。

• 自己分析： 自分の強み、弱み、興味関心、キャリアプランを明確にします。
• 情報収集： 転職サイトやエージェントを活用し、求人情報を収集します。
• 履歴書・職務経歴書の作成： 自分の経験やスキルをアピールできる、魅力的な書類を作成します。
• 面接対策： 面接で自己PRや志望動機を効果的に伝えられるように、練習を重ねます。

ポイント： 精神疾患があることを、どのように伝えるかは悩ましい問題です。しかし、隠すのではなく、オープンにすることで、理解のある企業と出会える可能性が高まります。面接では、病状を説明し、どのように仕事と両立していくのかを具体的に伝えましょう。

3-2. 転職活動の進め方

転職活動は、以下のステップで進めます。

1. 求人情報の検索： 転職サイトやエージェントを活用し、自分の希望に合った求人を探します。
2. 応募書類の提出： 履歴書、職務経歴書を作成し、応募します。
3. 面接： 企業の面接を受け、自己PRや質疑応答を行います。
4. 内定： 内定を得たら、雇用条件を確認し、入社を決定します。

注意点： 転職活動中は、精神的な負担が大きくなることがあります。無理せず、休息を取りながら、自分のペースで進めましょう。また、家族や友人、専門家など、周囲の人々に相談することも大切です。

4. 精神疾患を抱えながらの転職を成功させるためのポイント

精神疾患を抱えながらの転職は、困難を伴うこともありますが、いくつかのポイントを押さえることで、成功の可能性を高めることができます。

• 病状の安定： 転職活動を始める前に、主治医と相談し、病状が安定していることを確認しましょう。
• オープンな姿勢： 精神疾患があることを、隠さずにオープンにすることで、理解のある企業と出会える可能性が高まります。
• 自己理解： 自分の強み、弱み、得意なこと、苦手なことを正確に把握し、自分に合った仕事を選びましょう。
• 情報収集： 精神疾患のある方の転職支援に特化したエージェントや、情報サイトを活用しましょう。
• サポートの活用： 家族、友人、専門家など、周囲の人々のサポートを受けながら、転職活動を進めましょう。
• 焦らない： 焦らず、自分のペースで転職活動を進めましょう。

5. 転職成功事例

精神疾患を抱えながら転職に成功した方の事例を紹介します。

Aさんの場合（30代、男性、双極性障害）

Aさんは、以前の会社で仕事のプレッシャーから双極性障害を発症し、休職していました。復職を試みましたが、うまくいかず、転職を決意。転職エージェントに相談し、自分の病状を正直に伝え、理解のある企業を探しました。面接では、病状を説明し、どのように仕事と両立していくのかを具体的に説明。その結果、Aさんは、IT系の企業に転職し、現在は、自分のペースで仕事をしながら、安定した生活を送っています。

Bさんの場合（40代、女性、うつ病）

Bさんは、長年のキャリアを持つベテランでしたが、うつ病を発症し、休職していました。転職活動では、これまでの経験を活かせる仕事を探し、自分の強みをアピールしました。また、面接では、病状を説明し、どのように工夫して仕事に取り組んでいるかを具体的に説明。その結果、Bさんは、以前の経験を活かせる、管理職のポジションで転職に成功しました。

これらの事例からわかるように、精神疾患を抱えながらの転職は、決して不可能ではありません。自分の状況を正しく理解し、適切な準備と対策を講じることで、必ず道は開けます。

6. 今後の具体的な行動プラン

あなたの状況を踏まえ、具体的な行動プランを提案します。

1. 人事部への連絡： まずは、会社の人事部に電話し、現状と復職の意思を伝えます。その際、部長との連絡が取れないこと、復職に向けての具体的な進め方について相談します。
2. 主治医との相談： 主治医に相談し、今後の治療方針や、復職・転職に向けてのアドバイスを受けます。診断書や意見書が必要な場合は、作成を依頼します。
3. 転職エージェントへの相談： 転職を検討する場合は、精神疾患のある方の転職支援に特化したエージェントに相談します。あなたの状況に合った求人を紹介してもらい、転職活動をサポートしてもらいます。
4. 情報収集： 精神疾患のある方の転職に関する情報を収集します。インターネット検索、書籍、セミナーなどを活用し、知識を深めます。
5. 自己分析： 自分の強み、弱み、興味関心、キャリアプランを改めて整理します。

これらの行動を、一つずつ、あなたのペースで進めていきましょう。焦らず、諦めずに、あなたのキャリアを切り開いてください。

7. まとめ

4年間の休職期間を経て、今後のキャリアについて悩んでいるあなたへ。

精神疾患を抱えながらの復職や転職は、決して簡単な道のりではありません。しかし、諦めずに、自分に合った選択肢を選び、一歩ずつ進んでいくことが大切です。まずは、現状を整理し、会社とのコミュニケーションを再開することから始めてみましょう。復職が難しい場合は、転職も視野に入れ、自己分析や情報収集を行い、準備を整えましょう。そして、周囲の人々のサポートを受けながら、あなたのキャリアを切り開いてください。あなたの未来が、明るく輝かしいものになることを心から応援しています。

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