グループホーム入所申請は複数可能？介護疲れの家族が知っておくべきこと

グループホーム入所まで。こんにちは 私は今 母親・妹と３人で祖父を介護しています。祖父は要介護１、認知症なのか診察はしていませんが多分そうだろうと思います。デイサービス、ショートスティを介護保険でオーバーしてもみっちり入れて頂いてます。６月に祖母が急逝し、家族の支えを失いました。祖母が亡くなる前日の夜遅くまで私が長話をしてたのが唯一の救いなくらい、急でした。準備もままならない中、祖父のボケがどんどん進行し今では祖母が亡くなった事すらわかりません。しまいには、デイサービス先の知り合いに強く依存し早朝深夜問わず『行く！』と言って聞きません。早急にケアマネさんと家族でミーティングを行い、デイサービスは合わないと言う事でショートスティを主に使う形になりました。それと共に、グループホームも進められました。認知症グループホーム？という場所で、祖父にも合うだろうと言う事でした。正直、好き勝手祖母に当たり散らしてた祖父なので世話すらしたくないです。知り合いに依存傾向があると聞いた時は、祖母にあれだけ依存してたくせにとも思いました。２ヶ月で頭も心もバラバラな状態で、私達家族が限界なのに、お前は何なのとも思います。全て話した上で、ケアマネさんはグループホームにという事だと思います。そこで質問なのですが グループホームは１ヶ所しか申請出来ないものなのでしょうか？住んでる地域のケアマネさん経由だからでしょうか？ケアマネさんは１ヶ所しか出来ないとの事でしたが、いろいろ調べると複数申請されてる方もいるみたいで…上手くまとめられませんでしたが、よろしくお願いします。

ケーススタディ：介護疲れとグループホーム入所申請

ご質問ありがとうございます。ご祖父様の介護、そしてご祖母様の急逝と、大変な状況の中、ご家族の皆様は本当に頑張っていらっしゃいますね。心よりお見舞い申し上げます。ご自身の感情と向き合いながら、ご祖父様の介護を続けるのは並大抵のことではありません。まずは、ご自身の心と体のケアを優先されることを強くお勧めします。

さて、ご質問の「グループホームは１ヶ所しか申請できないのか」ですが、結論から言うと、必ずしも１ヶ所とは限りません。ケアマネージャーさんが「１ヶ所しかできない」と言われたとのことですが、その理由はいくつか考えられます。

• ケアマネージャーの知識不足：全てのケアマネージャーがグループホームの複数申請について熟知しているとは限りません。手続きや制度に詳しくない場合、１ヶ所しか申請できないと誤解している可能性があります。
• 地域の事情：地域によっては、グループホームの空き状況が少なく、複数申請しても受け入れが難しい場合があります。ケアマネージャーがその地域の状況を踏まえて、１ヶ所への申請を推奨している可能性があります。
• ご家族の状況：ご家族の負担軽減を第一に考えて、１ヶ所への集中申請を提案している可能性もあります。複数申請は、手続きや連絡対応の負担が増えるためです。

しかし、法律上、グループホームへの複数申請を禁止する規定はありません。実際、空き状況やご希望の条件などを考慮して、複数施設に申請し、より適切な施設を選択するケースは少なくありません。特に、ご祖父様の状態やご希望の条件が特殊な場合、複数の施設に問い合わせることで、より最適な環境が見つかる可能性が高まります。

複数申請のメリットとデメリット

複数申請を行う際のメリットとデメリットを比較検討してみましょう。

メリット

• 選択肢の拡大：複数のグループホームから選ぶことができるため、ご祖父様に最適な環境を見つけやすくなります。立地、設備、介護体制など、ご家族の希望に合った施設を選択できます。
• 入所可能性の向上：人気のグループホームはすぐに満員になることが多いため、複数申請することで入所できる可能性が高まります。待機者リストに登録するだけでなく、複数の施設にアプローチすることで、より早く入所できる可能性があります。
• 比較検討が可能：複数の施設を比較検討することで、それぞれの施設の特徴や強み、弱みを把握し、より適切な選択ができます。施設見学を通じて、雰囲気やスタッフの対応などを確認することも可能です。

デメリット

• 手続きの煩雑さ：複数の施設に申請する必要があるため、書類作成や連絡対応の手間が増えます。ご家族の負担が増える可能性があります。
• 複数施設への説明が必要：それぞれの施設に、ご祖父様の状況やご家族の希望などを説明する必要があります。同じ説明を何度も繰り返す必要があり、精神的な負担も大きくなる可能性があります。
• 全てが希望通りにならない可能性：複数申請しても、希望する全ての施設に入所できる保証はありません。希望する施設から全て断られた場合、精神的な負担が大きくなる可能性があります。

複数申請成功のためのチェックリスト

複数申請を検討する際は、以下のチェックリストを活用してみてください。

• ご祖父様の状態を正確に把握する：医師の診断書や介護度、認知症の程度などを明確に把握しておきましょう。各施設への説明に役立ちます。
• ご家族の希望条件を明確にする：立地、設備、介護体制、費用など、ご家族が重視する条件を明確にしましょう。施設選びの基準となります。
• 複数のグループホームを探す：インターネットや地域包括支援センター、ケアマネージャーを通じて、複数のグループホームを探しましょう。各施設のパンフレットやホームページを確認し、比較検討しましょう。
• 施設見学を予約する：複数の施設の見学を予約し、実際に施設の雰囲気やスタッフの対応などを確認しましょう。ご祖父様も一緒に見学できれば理想的です。
• 申請書類を準備する：各施設の申請書類を準備しましょう。必要書類は施設によって異なるため、事前に確認が必要です。
• ケアマネージャーと相談する：複数申請を行う際には、必ずケアマネージャーと相談しましょう。手続き方法や注意点などを確認し、サポートを受けましょう。
• 複数の施設に申請する：準備が整ったら、複数の施設に申請を行いましょう。各施設への連絡方法や提出期限などを確認しておきましょう。
• 結果を待つ：各施設からの連絡を待ち、結果を踏まえて、最適な施設を選びましょう。

専門家のアドバイス：複数のケアマネージャーとの連携

複数のグループホームに申請する際には、複数のケアマネージャーに相談する必要はありません。１人のケアマネージャーが、複数の施設への申請手続きをサポートしてくれます。しかし、もし現在のケアマネージャーとの連携に不安がある場合、セカンドオピニオンとして別のケアマネージャーに相談することも可能です。複数の専門家の意見を聞くことで、より客観的な判断ができます。

また、介護疲れを感じているとのことですが、ご自身のケアも忘れずに。介護者向けの情報サイトや相談窓口などを活用し、定期的に休息を取り、心身ともに健康を保つことを心がけてください。一人で抱え込まず、家族や友人、専門機関に相談することも大切です。

成功事例：複数申請で理想のグループホームへ

私の経験から、複数申請で成功した事例をご紹介します。あるご家族は、ご高齢の母親の性格や趣味を考慮し、３つのグループホームに申請しました。その結果、母親の趣味である絵画教室が開催されているグループホームに入所することができました。複数申請することで、母親の個性や希望を尊重した、より充実した生活を送ることが可能となりました。

まとめ

グループホームへの入所申請は、必ずしも１ヶ所とは限りません。ご家族の状況やご祖父様の状態、そして地域の事情などを考慮し、ケアマネージャーと相談しながら、最適な方法を選択することが重要です。複数申請は手続きが煩雑になる可能性がありますが、よりご祖父様に合った環境を見つけられる可能性を高める有効な手段です。ご自身の感情を大切にしながら、ご家族でよく話し合い、最適な選択をしてください。

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