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亡くなった母が夢に現れる…未練と後悔、そして心の整理の仕方

亡くなった母が夢に現れる…未練と後悔、そして心の整理の仕方

ここ最近、2年前に亡くなった母が夢に出てくるようになりました。 今までは全く見なかったのに…です。 母は在宅時は軽度認知症だったのですが、6年前に腸閉塞で緊急入院し、認知症が進んだために自宅へは退院できずに、救急病院→リハビリ病院→特養→精神科病院→グループホームへと次々と環境を変えざるを得ませんでした。 理想は在宅介護でしたが、老父と下肢障害の私ではどうする事も出来ずに、断腸の思いで施設入所となったのです。 その間、当初は家族の顔だけは認識していた母の表情からは笑みが消え、幼子のように「お父ちゃん、お母ちゃん」と泣く事が多かったようです。 最期を看取ったグループホームでは、コロナ禍の中、私は特別に許可を得て一晩中付き添いました。痰吸引が必要だった母は何も口に出来ずに瘦せ細り、前もって延命治療はしないと家族で決めていたので致し方ないとは思いつつ、心が痛みました。その頃の母はもう家族の顔すら分からない恍惚とした状態でした。私はずっと母に語り掛け、幼い頃母が歌ってくれた童謡を耳元で歌い、最後の息を引き取るその瞬間まで顔を寄せて手足を摩っていました。何年も寄り添えなかった分を取り戻すように看取れた事で、私は心起きなく送れたと思っていました。 母は入院中、一度電話越しに私の名を呼び泣き出した事がありました。 認知症で意思を上手く伝えられなかったけれど、「助けて。ここから出して。家に帰りたい。」と訴えているようで、暫くその声が耳から離れなかった事があります。 死後、夢に出てきた母は私に「次はどこに行くの?」と聞いてきました。 夢の中で私は「もうどこにも行かなくて良いんだよ。家に帰ろうね。」と答えました。 あれは何だったのでしょうか。とてつもなく哀しくて、今更ながら、私は自分の生活は二の次にして、とにかく母を自宅へ連れて帰るべきだったのではないかと後悔しています。亡くなって2年も経つのに、今頃になって母の夢を見、日中も脳裏から離れません。毎朝お仏壇にお線香を焚いて「どうか成成仏しますように」と拝んでいます。 母は今どうしているのでしょうか。 どなたかこのような事に詳しい方がいらしたら教えて下さい。宜しくお願いします。

夢に現れる亡き母…その意味と向き合い方

ご質問拝見しました。2年前に亡くなられたお母様を夢に見る、そして日中もそのことが頭から離れないとのこと、大変辛い状況だとお察しします。 ご自身の状況を詳細に説明していただきありがとうございます。お母様を看取るまでの経緯、そして最期の瞬間まで寄り添われたこと、それは並々ならぬ愛情と努力があったからこそでしょう。 まず、大切なのは、ご自身が最善を尽くされたということを自覚することです。 お母様は、認知症という困難な状況の中、様々な施設を転々とすることになり、ご家族も在宅介護という理想を叶えることができませんでした。それでも、できる限りのことをなさったはずです。 ご自身の身体的制約や老父との状況を鑑みると、施設入所という決断は決して間違っていなかったと言えます。 「自宅へ連れて帰るべきだった」という後悔の念は、愛する人を失った悲しみと、未練が複雑に絡み合った結果でしょう。しかし、現実的にそれは不可能だったと、もう一度ご自身を慰めてあげてください。

亡くなった人の夢…心理学的な解釈

心理学的な観点から見ると、亡くなった人が夢に現れることは、未練や後悔、未解決の感情を表していることが多いとされています。 お母様の場合、認知症による意思疎通の困難さ、そして施設での生活への葛藤など、ご自身の中で整理しきれていない感情が残っているのかもしれません。「次はどこに行くの?」というお母様の言葉は、まさにその未解決の感情の表れと言えるでしょう。 夢の中の「もうどこにも行かなくて良いんだよ。家に帰ろうね。」というご自身の言葉は、潜在意識レベルで、お母様への未練や後悔、そして心の安らぎを求めていることを示唆していると考えられます。

具体的な心の整理方法

では、どのように心の整理を進めていけば良いのでしょうか? いくつか具体的な方法をご提案します。

  • 過去の出来事を書き出す:お母様との思い出、介護の苦労、後悔していることなど、すべてを紙に書き出してみましょう。書き出すことで、感情を整理し、客観的に状況を捉えることができます。 この際、良い思い出だけでなく、辛い思い出も正直に書き出すことが重要です。 ネガティブな感情を隠さずに受け入れることで、心の負担を軽減できます。
  • 写真やビデオを見る:お母様との写真やビデオを見返してみましょう。楽しかった思い出を振り返ることで、悲しみを和らげ、ポジティブな感情を取り戻すことができます。 写真やビデオを見ながら、当時の状況や感情を改めて思い出し、言葉にしてみるのも良いでしょう。
  • 専門家への相談:どうしても心が落ち着かない場合は、カウンセラーや精神科医に相談することをお勧めします。専門家のサポートを受けることで、より効果的に心の整理を進めることができます。 グリーフケア専門の相談窓口なども活用できますので、検索してみてください。
  • 供養を続ける:毎朝お仏壇にお線香を焚いて供養されているとのこと、これは非常に大切な行為です。 心静かに手を合わせ、お母様への感謝の気持ちや、今の気持ちを伝えることで、心の安らぎを得られるでしょう。 お墓参りなども、心の整理に役立ちます。
  • 新しい目標を持つ:お母様のことばかりを考えていると、心が塞ぎがちになります。 新しい趣味を見つけたり、目標を設定したりすることで、前向きな気持ちを取り戻しましょう。 ボランティア活動に参加するのも良いかもしれません。 他者への貢献を通して、心の充足感を得られる可能性があります。

成功事例:グリーフケアの有効性

私のクライアントにも、ご自身の親御さんを亡くされ、強い後悔の念に苦しむ方がいらっしゃいました。 その方は、長年介護を続け、それでも親御さんの最期を看取ることができず、大きな罪悪感を感じていました。 しかし、グリーフケアの専門家のサポートを受け、過去の出来事を振り返り、ご自身の努力を認め、少しずつ心の整理を進めていきました。 今では、親御さんとの思い出を大切にしながら、前向きに人生を歩んでいます。

専門家としてのアドバイス

お母様は、今、安らかに眠っておられると信じてください。 夢に出てくるのは、未練や後悔が残っているからこそです。 しかし、それは決して悪いことではありません。 ご自身の感情と向き合い、少しずつ心の整理を進めていくことで、いつかお母様を穏やかな気持ちで偲ぶことができるようになるでしょう。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、ご自身のペースで心のケアを進めてください。

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まとめ

亡くなった方を夢に見ることは、未練や後悔の表れであることが多いです。 ご自身の状況を客観的に見つめ、過去の出来事を整理し、専門家のサポートも活用しながら、少しずつ心の整理を進めていきましょう。 大切なのは、ご自身が最善を尽くされたことを認め、前を向いて生きていくことです。 お母様は、きっと天国からあなたを見守ってくれているはずです。

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