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グループホームの対応に不安を感じたら?介護・福祉のプロが解説する対応策と改善策

グループホームの対応に不安を感じたら?介護・福祉のプロが解説する対応策と改善策

家族をグループホームに入所させている家族さん、介護士さん、ヘルパーさんに質問です。祖母のグループホームの対応は普通でしょうか?? 以前も祖母のグループホームの事で質問しました。よかったら読んで下さい。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1341380118 昨日、母が祖母に会いにグループホームを訪ねたそうです。 グループホームには職員が3人います。 その時に、祖母のズボンが尿で濡れていたので母が職員の方に濡れてるので交換してほしいと伝えたそうです。 すると、職員の方が「はぁ~・・・2人がかりなんだけど?」と言ってきたので「母が私も手伝いますから」とお願いしたそうなんです。 母も入所前に、自宅でオムツ交換を1人でしていたので言ったら「は?出来るの!?」と言われ結局もう1人職員を呼んで交換して頂いたそうなんですがその時もブツツ文句うを言いながら交換していたそうです。 祖母はリハパンになり、一人でも交換出来そうですが。私も、以前訪問介護をしていましたがどんなに大変でも時間内に1人でオムツ交換行ってました。 その後、祖母を椅子に座らせたそうなんですが椅子が他の利用者さんの尿で濡れていたそうです。(布地の椅子) 母が、「あの・・・おしっこで濡れているんですが。」と言ったら「あ~はいはい」とティッシュでサっと拭いて祖母を座らせたとの事。 不衛生だなという印象を受けました。 今日、母が電話でホームの責任者さん(ケアマネ)に昨日の出来事を言ったら「はぁ~・・・こっちも頑張ってやってるんですけどねぇ」 ケアプランと内容が違うので、その事も指摘した所「状況に応じてしてるからねぇ」と後は無言。 椅子の事を言えば「ふ~ん。その後拭いたんじゃないですかぁ?」と、まるで話を聞いてくれません。態度もかなり悪かったとの事。 これって、普通でしょうか?私も、施設に訪問させて頂いた事もありましたがありえないなと思いました。 祖母のズボンが濡れていただけなら、たまたまかな?とも考えられますが、他の利用者さんのズボンまで汚れていてそのまま放置ってどうなんだろう。とも思いました。 他に変えたくても、いっぱいですからすぐにという訳にもいきません。 ちなみに、月に1度の家族会も無いです。なので、何か意見を言う場もないです。ケアマネは1人しか居なく変えれません。 広域行政組合に、言うべきでしょうか?言った後、祖母の扱いが冷たくなったりされないでしょうか? よろしくお願いします。

ケーススタディ:グループホームにおける不適切な対応と改善策

ご質問にある状況は、残念ながら、介護現場において決して珍しいケースではありません。 ご家族の不安や怒りは、ごもっともだと思います。 ご祖母様のズボンの濡れや、尿で汚れた椅子の放置は、清潔さの維持という基本的な介護の質を著しく欠いていると言えるでしょう。 職員の対応も、プロとして適切とは言えません。 「はぁ~…」「は?」といった言葉遣いや、苦情に対する無関心な態度は、利用者とそのご家族への敬意を欠いていると判断できます。

まず、ご質問の「普通でしょうか?」という点についてですが、決して普通ではありません。 介護の現場は人手不足が深刻な問題ですが、それは、不適切な対応を正当化する理由にはなりません。 利用者の尊厳と安全を確保することは、介護施設の第一義的な責任です。

  • 清潔さの維持: オムツ交換は迅速かつ丁寧に行われなければなりません。 尿漏れがあった場合は、ただちに交換し、汚れた衣類や寝具は適切に処理する必要があります。 また、利用者が使用する椅子や寝具は、常に清潔に保つことが不可欠です。 定期的な消毒や清掃は、感染症予防にも繋がります。
  • 職員の対応: 職員は、利用者やご家族に対して、常に敬意を払い、丁寧な対応をすることが求められます。 不満や苦情に対しても、真摯に耳を傾け、解決策を探る姿勢が重要です。 今回のケースでは、職員の対応は明らかに不適切であり、教育の必要性が強く示唆されています。
  • コミュニケーション: グループホームでは、職員とご家族、そして利用者間の良好なコミュニケーションが不可欠です。 定期的な面談や家族会などを開催し、情報共有や意見交換を行うことで、より良いケアを提供することができます。 今回のケースでは、家族会がないことも問題点の一つと言えるでしょう。

具体的な改善策と今後の対応

現状を変えるためには、以下の3つのステップを踏むことをお勧めします。

  1. 施設への直接的な申し入れ: まずは、施設の責任者(ケアマネジャー)に改めて、具体的な事例を提示し、改善を求める必要があります。 感情的にならず、冷静に事実を伝え、具体的な改善策を提案しましょう。 例えば、「オムツ交換の体制強化」「定期的な清掃・消毒の徹底」「職員の教育強化」「家族会の実施」などを提案できます。 この際、記録としてメールや手紙で申し入れ内容を残しておくことをお勧めします。
  2. 行政への相談: 施設側が改善に応じない場合、または改善が見られない場合は、地域の介護保険担当窓口や、広域行政組合などに相談することをお勧めします。 彼らは、介護施設の運営状況を監視し、必要に応じて指導や是正措置を行う権限を持っています。 相談する際には、具体的な事例を詳細に説明し、証拠となる写真や記録があれば提示しましょう。
  3. グループホームの変更: それでも改善が見られない場合は、他のグループホームへの転居を検討する必要があるかもしれません。 ご祖母様の状態やご家族の状況に合わせて、より適切な施設を探すことが重要です。 この際、介護相談窓口やケアマネジャーの協力を得ることをお勧めします。

ご祖母様の扱いが冷たくなることを心配されているようですが、それは杞憂に終わる可能性が高いです。 行政機関への相談は、ご祖母様の福祉を守るための正当な行為であり、むしろ、施設側が改善に努めるきっかけとなるでしょう。 ただし、相談する際には、感情的な言葉ではなく、事実を淡々と伝えることが重要です。

専門家の視点:介護施設選びと適切な対応

介護施設選びは、ご家族にとって非常に重要な決断です。 施設を選ぶ際には、以下の点をチェックすることをお勧めします。

  • 施設の清潔さ: 施設全体の清潔さ、特にトイレや浴室などの衛生状態を確認しましょう。 臭いや汚れがないか、定期的な清掃が行われているかなどを確認することが重要です。
  • 職員の対応: 職員の対応は、利用者の生活の質に大きく影響します。 職員が利用者に対して丁寧で、親身な対応をしているかを確認しましょう。 また、職員の配置状況や、研修体制についても確認しておくと安心です。
  • ケアプラン: ケアプランの内容をよく理解し、ご家族の意見が反映されているかを確認しましょう。 ケアプランは、利用者の状態やニーズに合わせて作成されるべきであり、状況に応じて柔軟に変更されるべきです。
  • 情報共有: 施設とご家族間の情報共有がスムーズに行われているかを確認しましょう。 定期的な面談や家族会などが開催されているか、連絡体制が整っているかなどを確認することが重要です。

まとめ

今回のケースは、残念ながら介護現場における問題点を浮き彫りにした事例です。 しかし、ご家族が積極的に行動することで、状況は改善できる可能性があります。 まずは、施設への申し入れから始め、必要に応じて行政機関に相談し、ご祖母様にとってより良い環境を確保しましょう。 ご自身の不安や怒りを抑え込み、冷静に、そして粘り強く対応することが重要です。 ご祖母様の幸せのため、諦めずに頑張ってください。

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