専業主婦34歳、10年後離婚を考えています…親権と財産分与で不安な点

３４才の専業主婦です。次男の嫁です。１０才の息子が１人います。息子が２０才になったら、離婚しようと思っています。理由は、敷地内同居をしている義理の両親の介護をしたくないからです。(今はまだ、２人とも６０才なのでとても元気です。介護したくない理由は、姑から今まで散々、嫌みを言われたり、長男の嫁と比べられたりした為です。)将来、義理の両親の面倒をみるくらいなら、県外に住んでいる、私の実の父親の介護をしたいです。姑は、私に「老後はなるべく家にいたい。でも、もし私が、ボケてどうしようもなくなったら、施設に入れてくれたらいいから。」と言います。そこで質問なのですが、①子供が２０才になって、成人をむかえたら、離婚の際に親権で揉めるなんてことは、もうないですよね？(子供が幼い場合は、父親と母親が、どっちが子供を育てるかで揉める。)②離婚するまでに例えば１０００万円貯めて、自分の通帳に貯金していたら、離婚の際に半々に分けないとダメですか？(通帳の残高、調べられたりしますか？)よろしくお願いします。

離婚後の生活設計と不安解消のためのステップバイステップガイド

34歳専業主婦のAさん、10年後の離婚を計画されているとのこと、ご相談ありがとうございます。お子さんが20歳になる10年後という期限を設定されているということは、将来設計をしっかりと立て、不安要素を一つずつ解消していく意思が感じられます。素晴らしいですね！ これから、Aさんの不安を解消し、より具体的な離婚後の生活設計を立てるためのステップを一緒に考えていきましょう。

ステップ1：離婚に関する法律知識の確認

まず、離婚に関する法律知識を正しく理解することが重要です。Aさんのご質問は、大きく分けて「親権」と「財産分与」の2点です。

① 親権について

20歳になれば親権争いはなくなる？

お子さんが20歳（成人）になれば、親権の問題は原則として発生しません。ただし、20歳未満のお子さんであっても、お子さんの意思や生活状況、親の状況などを総合的に判断し、裁判所が親権者を決定します。 Aさんのケースでは、お子さんが10歳なので、離婚時に親権を巡る争いが発生する可能性はあります。しかし、お子さんの意思、Aさんの経済力、夫の状況などを考慮すれば、Aさんが親権を得られる可能性は高いでしょう。弁護士に相談し、適切な手続きを進めることが重要です。

専門家への相談：弁護士や司法書士に相談することで、親権獲得の可能性や手続きについて具体的なアドバイスを受けることができます。

② 財産分与について

1000万円の貯金、半々に分ける必要がある？

離婚時の財産分与は、婚姻期間中に夫婦で築いた財産を、原則として半分ずつ分割するものです。Aさんが1000万円を貯蓄していたとしても、それが婚姻期間中に得た収入から貯蓄されたものならば、原則として半分を夫に渡す必要があります。

通帳の残高は調べられる？

はい、残念ながら、夫側はAさんの通帳残高を調べる可能性があります。離婚訴訟になれば、裁判所を通じて財産状況の開示を求めることができます。

対策：離婚前に、弁護士に相談して、財産分与について適切な対応策を立てることが重要です。

ステップ2：10年間の計画

10年間という時間があります。この期間を有効活用し、経済的自立を図ることが大切です。

• スキルアップ：家事スキル以外に、何か専門スキルを身につけることを検討しましょう。オンライン講座や資格取得を目指してみるのも良いでしょう。将来の仕事に繋がるスキルを習得することで、経済的な自立を確実なものにします。
• 貯蓄：離婚資金だけでなく、生活費や教育費なども考慮して、計画的な貯蓄を心がけましょう。家計簿をつけ、支出を把握し、無駄を省く努力をしましょう。
• 情報収集：離婚に関する法律や手続き、生活保護制度など、必要な情報を集め、理解を深めましょう。インターネットや図書館、相談窓口などを活用しましょう。
• メンタルヘルス：10年間、一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、専門機関に相談しましょう。精神的な支えは、計画を成功させる上で非常に重要です。

ステップ3：成功事例と専門家の視点

多くの女性が離婚を経験し、自立した人生を歩んでいます。私のクライアントにも、専業主婦からキャリアウーマンへと転身し、充実した人生を送っている方がいます。彼女たちは、まず自身の強みを認識し、それを活かせる仕事を探しました。そして、積極的にスキルアップを行い、新たなキャリアを築き上げています。

ステップ4：具体的なアドバイス

Aさんのケースでは、10年間という時間があるため、焦らずじっくりと準備を進めることができます。まずは、弁護士に相談し、離婚に関する法律的なアドバイスを受けましょう。そして、自身のスキルアップや貯蓄計画を立て、経済的な自立を目指しましょう。

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まとめ

離婚は人生における大きな転換期です。不安な気持ちを抱えるのは当然のことです。しかし、計画的に準備を進めることで、不安を解消し、より良い未来を築くことができます。専門家の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 Aさんの幸せな未来を心から応援しています。