義父の介護問題と無関心な弟夫婦への対処法｜転職コンサルタントが解説

助けてください。私(３０)は主人(３３)、1歳半の子供がいます。義父が脳梗塞で倒れ、義母が面倒を見ていましたが、一昨年他界しました。主人の両親は関東に住んでましたが、面倒を見る人がいないので、私たちの住んでいる四国に連れて来ました。私は子供が生まれたばかりで、いっきに義父と子供の面倒をみなくてはなりませんでした。しかし、主人には弟(３０)もおり、義母が亡くなった時は契約社員でしたが、両親の近くに住んでいました。そんな弟も義母が亡くなってすぐ結婚し、正社員として仕事を見つけました。最近は義父の介護認定が下がり、今いる介護施設を出なくてはなりません。一応、弟なので、義父が施設を出なくてはならないことや、金銭的にもｷﾂｲと伝えても全く返事や返信すらありません。主人共々頭に来ていますが、もう少し危機感を持ってもらいたいです。以前私は、まだ弟が奥さん(３２)と結婚する前に二人に、｢○○さんて動かない人だね｣と面と向かって言われました。お客様として呼ばれたのに、初対面の人達の家の洗い物をしたり、お茶がなくなったら自ら湯を沸かしたりする方がおかしいと思いましたが…一応何か手伝いますよとは声は掛けた記憶はあります。彼女は｢お客様ですから～｣と言っていたので、素直に席に着いたのがおもしろくなかったのでしょうね…それからも会話の端々に｢私は管理職ですから…｣と言いますが、私たちにとったら弟の彼女であって会社の立場を言われても全く関係ないのに…と思っています。話は脱線しましたが、そんな弟夫婦は何もしていないと言っときながら、義父がこちらに来て以降、義父に対しても手紙を書いたり、電話をしたり、休みを取って様子を見にくることすらしていません。私たちがやるにしても、もう少し弟夫婦に危機感を持ってもらいギャフンと言わせる方ありませんか？

状況整理と問題点の明確化

まず、現状を整理しましょう。あなたは、1歳半のお子さんを抱えながら、義父の介護を担っています。ご主人の弟夫婦は、地理的に近く、経済的にも余裕があるにも関わらず、義父の介護に全く協力していません。これは、家族としての責任感の欠如、そしてあなた方への負担が不公平であるという大きな問題です。さらに、弟夫婦との人間関係にも問題を抱えていることが伺えます。

弟夫婦への対応戦略：具体的なステップ

弟夫婦への対応は、感情的なアプローチではなく、冷静で論理的なアプローチが重要です。以下に具体的なステップを示します。

• ステップ１：改めて状況を伝える

まず、弟夫婦に義父の介護状況を改めて具体的に伝えましょう。介護認定の変更によって、現在の施設を退去しなければならないこと、その費用負担があなた方にかかっていること、そしてそれがどれほど経済的・時間的に負担になっているかを明確に伝えましょう。感情的な言葉ではなく、事実を淡々と伝えることが重要です。例えば、「介護認定が変わり、〇〇月〇〇日までに施設を退去しなければなりません。新しい施設を探す費用や、今後の介護費用を考えると、月々〇〇円の負担が増えます。」といった具体的な数字を提示しましょう。

• ステップ２：具体的な協力依頼

感情的な言葉ではなく、具体的な協力依頼をしましょう。「月に一度、義父の様子を見に来てほしい」「週末に数時間、義父の身の回りの世話を手伝ってほしい」「経済的な援助として、毎月〇〇円を負担してほしい」など、具体的な内容を提示します。曖昧な言葉ではなく、具体的な行動を依頼することで、弟夫婦の責任を明確にしましょう。

• ステップ３：法的措置の可能性を示唆

それでも反応がない場合は、法的措置の可能性を示唆するのも有効です。親の介護は、子供にも法的責任があることを伝えましょう。民法上の扶養義務に触れ、弁護士に相談していることを示唆することで、弟夫婦に現実的な危機感を抱かせることができます。ただし、これは最終手段であり、弁護士への相談は事前に準備しておきましょう。

• ステップ４：専門機関への相談

介護に関する相談窓口や、弁護士、民生委員など、専門機関に相談することも有効です。彼らは、あなた方の状況を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。特に、弁護士は法的措置の可能性や、弟夫婦への対応策について具体的なアドバイスをしてくれるでしょう。

弟夫婦との関係修復：過去のトラウマからの脱却

過去の弟夫婦との不愉快な経験は、今回の問題解決に影を落としている可能性があります。しかし、過去の感情にとらわれず、冷静に対処することが重要です。弟夫婦との関係修復は、今回の問題解決に役立つだけでなく、今後の家族関係を良好に保つためにも必要です。

成功事例：具体的な行動と結果

私のクライアントにも、似たような状況で苦しんでいる方がいました。彼女は、まず弟夫婦に現状を丁寧に説明し、具体的な協力依頼をしました。最初は抵抗があった弟夫婦でしたが、弁護士への相談を示唆したことで、態度を改め、経済的な援助と、月に一度の面会を約束しました。

転職コンサルタントとしてのアドバイス

あなたは、お子さんの育児と義父の介護を両立させながら、精神的にも肉体的にも大きな負担を抱えています。このような状況では、自分のキャリアや将来のことを考える余裕がないかもしれません。しかし、将来のために、自分のキャリアプランを見直すことも重要です。転職活動やスキルアップのための学習などを検討し、将来の選択肢を広げておくことで、精神的な負担を軽減できる可能性があります。

まとめ

義父の介護問題と、無関心な弟夫婦への対応は、容易ではありません。しかし、冷静で論理的な対応、具体的な協力依頼、そして必要であれば専門機関への相談を通じて、解決への糸口を見つけることができます。また、自身のキャリアプランを見据えることで、将来への不安を軽減し、より前向きに問題に取り組むことができるでしょう。

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