ケアマネージャーの私が仕事中に暇を持て余す日々…このままで良い？25年のベテランが抱えるキャリアの悩み

「大切な仕事なのに、こんなんで良いと思いますか？」

皆様からお叱りを受けることを覚悟しています。今現在の仕事は、高齢者福祉の専門相談員です。一般的に言うケアマネージャーです。お年寄りの困った部分を介護保険のサービスを埋め込みたすけてあげる大切な仕事です。一人の相談員にだいたい３５～４０人担当させて頂き、印鑑もらい、サービス担当者会議、事業所さんへの照会など大変忙しい職種です。他のケアマネージャーさんは殆ど帰りが遅いと聞いてます。中には休日返上も多いケアマネージャーさんもいるらしいです。

しかしながらここ最近仕事は全くやる気無し、担当者や家族からの相談もなく特別なーんにもしなくても１日が終わります。ここ２カ月と言っていいほどなんにもしてません。但し必要最低限のことは完璧にこなしています。

会社へはお客さん宅に訪問に行くといっては自宅で貯まったﾋﾞﾃﾞｵ半日見ていたり、病院の待合室などで週刊誌を見ていることも日常的です。極端に言えば会社の車で日常の私的の買い物をしたり、会社のＰＣを使ってインターネットでオークション、釣り情報、キャンプ情報なんか毎日検索してます。

今の会社は勤続２５年今現在　４０歳半ば将来は管理職のポストに自分もなっていくのかなと自分的に思っています。今現在の管理職も長い付き合いでかわいい後輩と言うことであまり細かいことも言いません

ところが自宅でビデオを見たりしていると息子も仕事中に自宅に帰る父親を不思議そうに見ています。性格的に特別怠け者という認識はありません。責任感も強く、大きな問題には勤務時間、休憩時間関係なく働くことも苦になりません

はっきり言えばはっきり言えば　暇　暇　なんです。

年間サラリーも一般企業なみ以上です。後輩、同僚もいつか管理職ポストということで将来のことを考えてか特別何も言いません。

でも世の中調子よく生きていくのも一つかなって思うのです。毎日残業して超勤もなくサービス残業するか　調子よく外見「働いてるぜ　俺！！」みたいなのもありかなって思ってます。

今回の記事では、25年間ケアマネージャーとして勤務してきた40代のベテランの方が抱える、現在の仕事に対する「暇」という悩みと、将来のキャリアについてどう考えるべきかという葛藤に焦点を当てていきます。仕事にやりがいを感じられず、時間を持て余している状況から、どのようにして再び仕事へのモチベーションを見出し、キャリアアップを目指せるのか、具体的な方法を提案します。また、現状維持を選ぶことのメリットとデメリット、そして将来の管理職ポストを見据えた上での、今取るべき行動について掘り下げていきます。

1. 現状分析：なぜ「暇」を感じるのか？

まずは、なぜあなたが「暇」を感じるのか、その根本原因を分析してみましょう。単に仕事量が少ないだけではなく、そこには様々な要因が絡み合っている可能性があります。

1-1. 仕事内容とスキルのミスマッチ

長年の経験から、現在の仕事内容があなたのスキルや能力に対して物足りなくなっている可能性があります。ルーティンワークに飽きてしまい、新たな挑戦や学びの機会がないことが、モチベーション低下につながっているかもしれません。ケアマネージャーとしての経験は豊富であっても、日々の業務が単調になり、成長の実感が得られない状況は、多くの人が陥りやすい問題です。

1-2. キャリアパスの停滞

勤続年数が長く、管理職への昇進が見えている状況は、ある意味で安定していると言えます。しかし、昇進後の具体的なビジョンが明確でない場合、目標を見失い、現状維持に甘んじてしまうことがあります。管理職になったとしても、具体的にどのような業務を行い、どのようなスキルを身につけたいのか、明確な目標がないと、日々の業務にやりがいを感じにくくなるでしょう。

1-3. 組織文化と人間関係

上司や同僚との関係性が良好であることは、働きやすい環境を作る上で重要です。しかし、人間関係が馴れ合いになり、互いに遠慮し合うような状況では、建設的な意見交換や切磋琢磨する機会が失われがちです。周囲に相談できる相手がいない、あるいは相談しにくい状況も、孤独感や無気力感につながる可能性があります。

2. キャリアの選択肢：現状維持 vs. キャリアアップ

「現状維持」と「キャリアアップ」、どちらを選ぶかは、あなたの価値観や将来のビジョンによって異なります。それぞれの選択肢のメリットとデメリットを比較検討し、あなたにとって最適な道を探りましょう。

2-1. 現状維持のメリットとデメリット

メリット

• 安定性： 25年という長い勤続年数は、安定した収入と雇用を保証します。
• ストレスの少なさ： 新たな挑戦をせず、慣れた環境で過ごすことは、精神的な負担を軽減します。
• 人間関係： 長い付き合いのある同僚や上司との良好な関係性は、居心地の良い環境を提供します。

デメリット

• 成長の停滞： 新しいスキルや知識を習得する機会が少なく、自己成長が止まる可能性があります。
• モチベーションの低下： やりがいを感じられず、仕事への意欲が薄れる可能性があります。
• 将来への不安： 管理職になったとしても、具体的な目標がない場合、将来への不安が募る可能性があります。

2-2. キャリアアップのメリットとデメリット

メリット

• 自己成長： 新しいスキルや知識を習得し、自己肯定感を高めることができます。
• やりがい： 目標達成への意欲が湧き、仕事へのモチベーションを向上させることができます。
• キャリアの選択肢の拡大： より高い役職や、新たな職種への挑戦も可能になります。

デメリット

• リスク： 新しい環境への適応や、新たなスキルの習得には、時間と労力が必要です。
• ストレス： 変化への対応や、新たな責任を負うことで、精神的な負担が増える可能性があります。
• 人間関係の変化： 新しい職場や部署では、人間関係を築き直す必要があります。

3. キャリアアップのための具体的なステップ

もしあなたがキャリアアップを目指すのであれば、以下のステップを参考に、具体的な行動を起こしましょう。

3-1. 自己分析：強みと弱みの把握

まずは、あなたの強みと弱みを客観的に分析しましょう。これまでの経験を通じて培ってきたスキル、得意なこと、不得意なことを明確にすることで、キャリアアップの方向性を見定めることができます。例えば、

• 強み： コミュニケーション能力、問題解決能力、マネジメント能力、専門知識など
• 弱み： 新しい技術への対応、プレゼンテーション能力、リーダーシップスキルなど

自己分析には、自己PR資料を作成したり、キャリアコンサルタントに相談したりするのも有効です。

3-2. 目標設定：具体的なキャリアプランの策定

あなたの目指すキャリア像を具体的に描きましょう。管理職としてどのような役割を担いたいのか、どのようなスキルを身につけたいのか、具体的な目標を設定することで、日々の業務へのモチベーションを高めることができます。目標設定の際には、SMARTの法則（Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound）を意識すると、より効果的です。

3-3. スキルアップ：必要な知識とスキルの習得

目標達成に必要なスキルを習得するための計画を立てましょう。研修への参加、資格取得、eラーニングの活用など、様々な方法があります。例えば、

• マネジメントスキル： リーダーシップ研修、コーチング研修など
• 専門知識： 介護保険制度に関する知識、医療に関する知識など
• ITスキル： パソコンスキル、データ分析スキルなど

スキルアップは、あなたのキャリアの可能性を広げ、仕事へのやりがいを高めるための重要な要素です。

3-4. ネットワーキング：人脈の構築

社内外の人脈を広げ、情報交換や相談ができる関係性を築きましょう。同僚、上司、業界関係者など、様々な人と積極的にコミュニケーションをとることで、新たな情報やチャンスを得ることができます。積極的に交流会に参加したり、SNSを活用したりするのも有効です。

3-5. 行動：具体的なアクションプランの実行

目標設定、スキルアップ、ネットワーキングなど、これまでのステップで立てた計画を実行に移しましょう。小さな一歩からでも構いません。まずは、できることから始めて、徐々にステップアップしていくことが大切です。例えば、

• 上司との面談： キャリアに関する相談や、今後のキャリアプランについて話し合う
• 研修への参加： スキルアップのための研修に積極的に参加する
• 資格取得： キャリアアップに役立つ資格を取得する

4. 仕事へのモチベーションを高めるためのヒント

仕事へのモチベーションを維持し、高めるためには、日々の業務の中で意識すべきことがあります。

4-1. 感謝の気持ちを持つ

日々の業務の中で、周囲の人々への感謝の気持ちを持つようにしましょう。同僚や上司、利用者の方々への感謝の気持ちは、仕事へのやりがいを高め、人間関係を円滑にする効果があります。感謝の気持ちを伝えることで、周囲との信頼関係が深まり、より良いチームワークを築くことができます。

4-2. ポジティブな思考を心がける

困難な状況に直面した時でも、ポジティブな思考を心がけましょう。問題点だけでなく、解決策に目を向けることで、前向きな気持ちで仕事に取り組むことができます。自己肯定感を高めることも重要です。自分の強みや成果を認め、自信を持って仕事に取り組むことで、モチベーションを維持することができます。

4-3. ワークライフバランスを重視する

仕事だけでなく、プライベートも充実させることで、心身ともに健康な状態を保ちましょう。趣味や休息の時間を確保し、心身のリフレッシュを図ることで、仕事へのモチベーションを高めることができます。ワークライフバランスを意識し、心身のバランスを保つことが、長期的なキャリア形成には不可欠です。

4-4. 新しい挑戦をする

現状に満足せず、常に新しい挑戦をすることで、仕事への刺激を求めることができます。新しいプロジェクトに積極的に参加したり、新しいスキルを習得したりすることで、自己成長を実感し、モチベーションを高めることができます。新しい挑戦は、あなたのキャリアの可能性を広げ、仕事へのやりがいを深めるための重要な要素です。

5. 管理職を目指す上での注意点

管理職を目指すことは、キャリアアップの大きな一歩となりますが、同時に、新たな課題も生まれます。管理職として成功するためには、以下の点に注意しましょう。

5-1. リーダーシップスキルの習得

管理職には、リーダーシップスキルが不可欠です。部下をまとめ、チームを牽引する能力を磨きましょう。リーダーシップ研修への参加や、リーダーシップに関する書籍の読書などを通して、リーダーシップスキルを向上させることができます。部下の育成や指導も、管理職の重要な役割です。部下の成長をサポートし、チーム全体のパフォーマンスを向上させるために、積極的に関わりましょう。

5-2. コミュニケーション能力の向上

管理職は、上司や部下、関係部署とのコミュニケーションを円滑に進める必要があります。円滑なコミュニケーションは、チームワークを向上させ、問題解決をスムーズにするために不可欠です。傾聴力、説明力、交渉力など、様々なコミュニケーションスキルを磨きましょう。

5-3. 問題解決能力の強化

管理職は、様々な問題に直面します。問題解決能力を高め、迅速かつ的確に対応できるようになりましょう。問題の本質を見抜き、適切な解決策を導き出す能力を磨くことが重要です。問題解決能力に関する研修への参加や、問題解決に関する書籍の読書などを通して、問題解決能力を向上させることができます。

5-4. ストレス管理能力の習得

管理職は、責任が重く、ストレスを感じやすい立場です。ストレスを適切に管理し、心身の健康を保つことが重要です。ストレスの原因を特定し、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。適度な運動や休息、趣味など、自分に合った方法でストレスを解消することが大切です。

6. まとめ：未来への一歩を踏み出すために

25年間ケアマネージャーとして活躍してきたあなたが、現在の仕事に「暇」を感じ、将来のキャリアについて悩んでいる状況は、決して珍しいことではありません。しかし、現状に甘んじることなく、未来に向けて一歩を踏み出すことは可能です。自己分析を行い、目標を設定し、スキルアップを図ることで、あなたのキャリアは大きく開花するでしょう。現状維持を選ぶとしても、その選択があなたにとって最善であると確信できるよう、しっかりと将来を見据え、計画を立てることが重要です。

今回の記事が、あなたのキャリアを考える上でのヒントとなり、未来への一歩を踏み出すための一助となれば幸いです。あなたのこれからの活躍を心から応援しています。

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