てんかん持ちの介護職から事務職へ…やりがいを見つける転職戦略

仕事について 私は20代の男性で、介護職になりたいと志し初任者研修の講習を受け資格を取得して父の勤務している介護施設に父の紹介で入社し、1年半ほど勤めて介護の楽しさや、自分の性格に合った職種だなとやりがいを感じながら働いていました。 しかし、私は自分の不注意にて利用者様を怪我をさせてしまうインシデントを起こし、今まで自分は仕事ができると驕りがあり調子に乗っていたんだ。だから怪我をさせてしまったんだと利用者に対する罪悪感と強いショックを受け、その後は猛省をし自分の悪い部分を見直しながら仕事に従事するようになりました。 ですが、ある日突然介護の夜勤中に頭痛がするようになり、それが1ヶ月、2ヶ月と経過するごとに悪化して、1～2秒意識も失うようになり、夜勤のみならず日中にも及び始め頻度も増えていき、原因も分からずまともに働けるような状態じゃないと判断し半年ほど休職しました。 その休職期間中に自宅にて倒れ病院に搬送され、てんかんだと診断されました。てんかんの原因としてはストレスと夜勤などによる生活習慣の乱れによりてんかんが発症したと医師に告げられました。 病院に運ばれてからは薬を処方され発作も全く起こらず、このまま夜勤以外の日勤や早番遅番なら介護職に復帰できると思い施設に掛け合いました。 ここまでが前置きなのですが、私は発作も全く起きておらず体力も回復したため介護職に戻してくれと施設長や常務などの上層部に相談したのですが、施設としての判断は介助中に発作を起こし、利用者様を怪我させてしまうリスクは0ではないため事務職として復職してくれとの事でした。自分の望んだ復職先ではないもの、私はそれを了承し事務職として約1年ほど勤務しています。 ですが、事務員や相談員は復職する前から問題なく仕事が回せる人数がおり、私が復職しても雑用や細かい作業が回されるのみで、それらが終われば仕事は何もなく、仕事もないのに仕事へ行くという状況が続いています。私自身も仕事を任せてもらえるように簿記などの勉強をし、仕事をください！と上司や先輩に頼んではいますが、上司や先輩方も自分の仕事があるため、私への仕事の指導などまで手が回らず、放置されている状態です。 このままではやりがいもなく仕事中にやる事もない為、仕事が苦痛で仕方がないので直属の上司に対して1年以上てんかんの発作も起こしていないし体の不調もほとんどないから再度介護職に戻してくれるよう上層部に打診をしてくれないかと相談をしてみたのですが、上司は上層部に掛け合ってくれる様子はありません。 Yahoo知恵袋への相談としては、このまま仕事が無い状態の事務職でいるより介護職へ復帰できる様、上層部に提案できるような良い方法はないでしょうか？ それとも、違う介護施設に転職して私はてんかんがあるため、夜勤はできないです。そこは配慮してくださいと失礼なことは承知で頼みこんでみることしかないでしょうか？ 私は介護の仕事が大好きなため、できる事なら私の病状を理解してくれている現在の施設で介護職に戻りたいと思っています。みなさんの力をどうかお貸しください。

この記事では、20代男性で介護職経験があり、てんかんの診断を受けて事務職に配置転換された相談者の方に向けて、現在の状況からの脱却と介護職への復帰、またはよりやりがいのある仕事への転職という2つの選択肢を検討します。 相談者様の抱える「仕事がない」「やりがいがない」という問題に対し、現状維持か転職かを軸に、具体的なステップとリスク、そして成功への道筋を示します。

１．現状維持：現在の施設で介護職復帰を目指す戦略

現在の施設で介護職への復帰を目指す場合、以下の戦略が考えられます。

• 詳細な病状説明と安全対策の提案： てんかんの発作は1年以上起きていないことを、医師の診断書や検査結果などを用いて明確に示し、施設側に安心感を与えることが重要です。さらに、発作発生時の対応マニュアル作成や、万が一の場合の緊急連絡体制構築などを提案することで、施設側のリスク軽減に貢献できます。 具体的な対応策として、常時誰かとペアを組む、休憩時間を多く取る、特定の作業を避けるなど、個々の状況に合わせた安全対策を提案しましょう。
• 上司への再交渉と具体的な行動計画： 上司に再度、介護職復帰への意欲を伝え、具体的な行動計画を示しましょう。例えば、「日勤のみで〇〇業務を担当したい」「発作時の対応マニュアルを自ら作成し、研修を実施したい」といった具体的な提案は、上司の理解を得やすくなります。
• 上層部への直接交渉： 上司が対応してくれない場合は、人事部や施設長など、上層部に直接訴えることも検討しましょう。その際には、これまでの貢献や、介護職への強い意欲、そして具体的な安全対策を明確に伝えることが重要です。 メールや面談の記録を残すことで、後々の証拠にもなります。
• 専門家の意見を仰ぐ： 労働基準監督署や、専門の医療機関に相談し、医師の意見書などを用いて、職場復帰の可能性や、施設側の対応について助言を求めるのも有効です。

しかし、現在の施設で介護職復帰が難しい場合、転職という選択肢も検討する必要があります。

２．転職：新たな環境で介護職として再出発

現在の施設での復帰が難しいと判断した場合、新たな環境での転職が現実的な選択肢となります。転職活動においては、以下の点に注意しましょう。

• 転職サイトの活用： 「介護職」「てんかん」「夜勤なし」などのキーワードで検索し、自分に合った求人を探しましょう。wovieなどの求人サイトは、多くの求人情報と詳細な条件検索機能を提供しています。
• 履歴書・職務経歴書の工夫： 事務職での経験も活かし、介護職としての経験とスキル、そしててんかんというハンデを正直に、しかし前向きに記述することが重要です。 具体的な成功事例や、自身の強みを明確に示すことで、採用担当者の印象を良くすることができます。 例えば、「てんかん発作は1年以上発生しておらず、医師の診断に基づき、日勤業務であれば問題なく勤務できます」といった記述が効果的です。
• 面接対策： 面接では、てんかんについて正直に説明し、日勤での勤務が可能であることを明確に伝えましょう。 また、過去のインシデントから学んだこと、そして介護職への強い情熱をアピールすることで、採用担当者の信頼を得ることができます。 具体的な対策として、想定される質問への回答を事前に準備しておきましょう。
• 求人情報の精査： 求人票をよく読み、施設の雰囲気や、てんかんを持つ従業員への対応について確認しましょう。 面接時に、直接質問することも有効です。

転職活動は時間と労力を要しますが、より自分に合った職場を見つけるための重要なステップです。 焦らず、じっくりと準備を進めましょう。

３．キャリアカウンセリングの活用

転職活動やキャリアプランに迷う場合は、キャリアカウンセリングの活用を検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、自分の強みや弱みを客観的に分析し、最適なキャリアパスを選択することができます。 特に、転職活動における自己PRや面接対策、求人情報の選定など、具体的なアドバイスを受けることで、成功率を高めることができます。

４．成功事例と専門家の視点

実際、てんかんを抱えながら介護職として活躍されている方も多くいます。 重要なのは、自身の病状を理解し、安全に配慮した上で、周囲と協力しながら働くことです。 多くの介護施設では、従業員の健康管理に配慮しており、適切な対応をしてくれる施設も多いです。 転職活動においては、自身の経験やスキル、そしててんかんというハンデを正直に伝えることで、理解のある施設を見つけることができます。

専門家として、相談者様には、まず自身の状況を客観的に分析し、現状維持と転職のどちらが最適な選択なのかを慎重に検討することをお勧めします。 そして、どちらを選択するにしても、具体的な行動計画を立て、周囲の協力を得ながら、積極的に行動していくことが大切です。 決して一人で抱え込まず、必要に応じて専門家のサポートを受けることを検討しましょう。

５．まとめ

介護職への強い情熱を持ちながら、てんかんというハンデを抱える相談者様にとって、現状維持と転職はどちらも難しい選択です。 しかし、適切な戦略と準備、そして周囲の理解を得ることで、必ず道は開けます。 まずは、自身の状況を整理し、現状維持か転職かを決定。 そして、具体的な行動計画を立て、積極的に行動していくことが重要です。 wovieなどの求人サイトを活用し、自分に合った職場を探しましょう。 そして、必要に応じてキャリアカウンセリングや、専門機関のサポートを活用することをお勧めします。