20代介護職の悩み！放デイと生活介護の業務分担でモヤモヤ…自信を取り戻す方法

放デイと生活介護で働いている20代の女です。 最近モヤモヤした事があったので投稿させて頂きます。 私は日中は生活介護職員、生活介護利用者様が帰ったあとは放デイ職員として働いています。 いつも生活介護の業務が終わり次第、放デイで支援がより必要な利用者様の担当としてついており、ほぼマンツーマンのような形で対応しています。(1年間くらい) 先日いつものようにその利用者様につき、一緒に過ごし、何事もなく仕事を終えたのですが、帰り際に仕事の先輩から「○○さん(利用者様)につくときは一言ないと、元からいる放デイスタッフが混乱するからやめて。○○さんにつくときは放デイスタッフの誰かに『私がつきましょうか？』って確認して。」と言われました。私は約1年、生活介護業務終了後から、その利用者様がいるときは必ず対応していたのでてっきり私の仕事だと思っていました。朝礼等でも私がその利用者様につくように言われています。もちろん、時と場合によりその利用者様を対応する職員は変わるのですが８割がた私が担当していますし、児発管の人にも担当を任されています。なので先輩の言いたいことがイマイチよくわかりません。その他小言もその先輩から言われることがあり、全てに「？」となるようなものばかりです。あまり関係を悪くしたくないのでその先輩の言う通りの業務をできるだけしていますが、「私なりに真面目に仕事してるだけなのに」と思い悲しくなることが多いです。自分の支援に自信がなくなり、仕事を前ほど頑張ろうという気になれません。どうすればいいのでしょうか……

この相談は、20代で介護職（生活介護と放課後等デイサービス）に従事する女性からのものです。1年間、特定の利用者様への支援をほぼマンツーマンで担当してきたにも関わらず、先輩職員から業務手順に関する指摘を受け、自信を失っているという状況です。 この記事では、介護職における業務分担の曖昧さと、それに伴う精神的な負担、そして自信を取り戻すための具体的な方法について、転職コンサルタントの視点から解説します。 特に、職場のコミュニケーション改善、自己肯定感の向上、そして必要であればキャリアチェンジの可能性についても検討していきます。

1. 状況の整理と問題点の明確化

まず、相談内容を整理してみましょう。あなたは、生活介護と放デイの両方で勤務し、特定の利用者様への支援を長期間ほぼ単独で担当してきました。しかし、先輩職員から、他の放デイスタッフへの確認を怠っているという指摘を受けました。あなたは、朝礼や児発管からの指示で、その利用者様を担当しているという認識を持っています。この状況から、以下の問題点が浮かび上がります。

• 業務分担の明確化不足：生活介護と放デイの業務境界、特に利用者様への支援担当の明確なルールがない可能性があります。
• コミュニケーション不足：先輩職員との間で、業務内容や役割に関する認識のずれが生じています。 適切な情報共有やフィードバック体制が不足している可能性があります。
• 精神的な負担：先輩からの指摘や、業務内容の曖昧さが、あなたの自信とモチベーションを低下させています。
• 職場環境の問題：先輩職員からの小言が継続的にあり、あなたを精神的に追い詰めている可能性があります。パワハラに該当する可能性も検討する必要があります。

2. 問題解決のための具体的なステップ

では、これらの問題を解決するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

2-1. 職場でのコミュニケーション改善

まずは、先輩職員との直接的なコミュニケーションが重要です。 感情的にならず、冷静に事実を伝え、あなたの立場を説明しましょう。 例えば、以下のような話し方を意識してみましょう。

• 「○○さん(先輩職員)から指摘を受けた件について、お話しさせてください。私は約1年間、この利用者様を担当しており、朝礼や児発管の方からも指示を受けていました。そのため、私の業務だと認識していました。」
• 「先輩の指摘を踏まえ、今後は他の放デイスタッフに確認してから対応します。しかし、業務分担の明確化について、改めて話し合えればと思っています。」
• 「もし、何か私が誤解している点があれば、教えてください。より良い連携を目指して、一緒に改善していきたいです。」

この際、記録を残しておくことも重要です。 朝礼での指示内容、児発管からの指示内容などをメモしておきましょう。 もし、今後同様のトラブルが発生した場合、客観的な証拠として役立ちます。 また、職場の上司や人事部にも相談することを検討しましょう。 彼らは、職場環境の改善に責任を負っています。

2-2. 業務分担の明確化

職場全体として、生活介護と放デイの業務分担を明確にする必要があります。 誰に相談すれば良いのか、具体的な手順をまとめたマニュアルを作成するなど、改善策を提案してみましょう。 これは、あなた自身のためだけでなく、他の職員にとっても有益な取り組みです。 また、利用者様への支援体制を明確化することも重要です。 誰がどの利用者様を担当するのか、どのような支援を行うのかを明確に記載した文書を作成し、全員で共有しましょう。

2-3. 自己肯定感の向上

先輩職員からの指摘によって、自信を失っているとのことですが、あなたは1年間も真面目に、利用者様のために尽力してきたのです。 その経験と努力は、決して無駄ではありません。 自分の頑張りを認め、自己肯定感を高めることが重要です。 具体的には、以下の方法が有効です。

• 日々の業務を振り返り、自分の成果を書き出す：小さな成功体験でも良いので、積極的に記録しましょう。
• 信頼できる友人や家族に相談する：客観的な視点を得ることで、冷静に状況を判断できるようになります。
• 専門家（カウンセラーなど）に相談する：心の負担が大きい場合は、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

2-4. キャリアチェンジの可能性

もし、職場環境の改善が見込めない場合、キャリアチェンジも選択肢の一つです。 今の職場でのモヤモヤが、あなたのキャリア全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。 転職活動を通して、より働きやすい環境、あなたに合った仕事を見つけることも重要です。 転職活動では、自分の強みやスキルを明確化し、求める条件を具体的に設定することが大切です。 転職エージェントの活用も効果的です。

3. まとめ

あなたは、真面目に仕事に取り組んでいる素晴らしい介護職です。 今の状況は、必ずしもあなたの責任だけではありません。 職場全体のコミュニケーション不足や業務分担の曖昧さが、問題の一因である可能性が高いです。 まずは、冷静に状況を整理し、職場でのコミュニケーション改善、業務分担の明確化に取り組みましょう。 それでも改善が見られない場合は、自己肯定感を高め、必要であればキャリアチェンジを検討することも大切です。 あなたの頑張りが報われるよう、心から応援しています。