育児と仕事の両立、そして親の介護問題…30代主婦が抱える複雑な悩みを乗り越えるには？

この記事では、30代で育児をしながら、ご両親と祖父母の介護問題に直面している女性の悩みにお答えします。介護と仕事の両立、親との関係、そして自身の将来に対する不安など、複雑な問題にどのように向き合い、解決していくのか、具体的なアドバイスと心の持ち方について解説します。介護問題は、多くの人が直面する可能性があります。この記事が、あなたの心の支えとなり、前向きな一歩を踏み出すための一助となれば幸いです。

30代、未就学の子供が2人いる育休中主婦です。実家の両親（60代）と自分の祖父母について。

私の歳で珍しい？かもしれませんが、母方の祖父母90代と、父方の祖母80代が共に今も健在です。

母方の祖母は実家から電車で1時間の距離に住んでいます。祖母の方が体を壊し、母が日々手伝いに行っています。祖父はまだ身体が動きますが、痴呆は出てきているようですが、施設に入ることは頑なに嫌がっているようです。（祖母は体が効かないので入りたいようですが）これも悩みの種なのですが‥

問題は父方の80代祖母です。

祖父は早くに他界しましたが、いわゆる毒親で、老後資金など全くなく、年金も受け取れず、ずっと父が援助してきました。

いよいよ祖母の住居も痛み、その修復費も迫ってきて、両親も金銭的豊かなわけではないので、いい加減にしろと怒ったようですが、生きてる人を見捨てるわけにもいかないので（父は一人っ子）、近々同居することになります。

毒親なので、息子（私の父）のお陰で衣食住が満ち足りることのありがたみなど全く持たず、むしろ育ててやったんだから当たり前？みたいな態度で、今にもおかしくなりそうなのは母の方です。

私の父も今までただお金を渡し続けて甘やかしていた面もあるんだと思います。

自営業で決して裕福ではないのに、祖母に搾取され続け、私が幼い時には、よくお金と祖母のことで両親は喧嘩しているような家でした。

祖母の友人も他界している人が多くなってきたのだと思いますが、こんな性格の持ち主なので、トラブルを起こすことも多かったようで、友人もみんな離れて行ったのでしょう。

母は上記のとおり、自分の両親の介護問題もあります。

私も実家から1時間くらいのところに住んでおり、子育てもあり仕事もありで、今まであまり関与せずにきていましたが、これからの両親（特に母）と、双方の祖父母のことが心配でなりません。

万が一、父方の祖母を残して父が先に他界するようなことがあったら‥など考えるとぞっとします。

親族一同、もし祖母が他界しても誰も泣かないと思います。祖母はそんな人でした。

アドバイスもなにもないかもしれませんが、こんな境遇の方いらっしゃいませんか。

なにか両親、特に私の母に助言出来ること、私がすべき行動などありませんか。

よろしくお願い致します。

ご相談ありがとうございます。30代で育児をしながら、ご両親と祖父母の介護問題に直面されているとのこと、心身ともに大変な状況だとお察しします。特に、毒親である祖母との同居、ご両親の介護、そしてご自身の将来への不安など、様々な問題が複雑に絡み合っているため、どこから手を付ければ良いのか途方に暮れてしまうかもしれません。しかし、大丈夫です。一つ一つ問題を整理し、具体的な対策を講じることで、必ず状況は改善に向かいます。この記事では、あなたの抱える悩みを解決するための具体的なアドバイスと、心の持ち方について解説していきます。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。現状を把握することで、具体的な対策を立てることが可能になります。以下に、問題点を整理するためのステップを示します。

• 家族構成の整理: 家族それぞれの年齢、健康状態、経済状況、性格などを整理します。これにより、誰がどのようなサポートを必要としているのか、可視化することができます。
• 介護・支援の現状把握: 現在、誰がどのような介護や支援を行っているのかを把握します。例えば、祖母の介護、両親の介護、家事の分担などを具体的に書き出します。
• 経済状況の把握: 家族全体の収入と支出を把握します。介護費用、住居費、生活費など、具体的な金額を把握することで、将来的な資金計画を立てることができます。
• 問題点の洗い出し: 上記の情報をもとに、具体的な問題点を洗い出します。例えば、「祖母との同居による精神的な負担」「介護費用の捻出」「将来的な介護体制への不安」など、具体的な問題点を明確にします。

このステップを踏むことで、問題点が可視化され、具体的な対策を立てるための土台ができます。例えば、介護保険サービスの利用、専門家への相談、家族間の役割分担など、具体的な対策を検討することができます。

2. 介護保険制度の活用

介護保険制度は、介護が必要な高齢者を支えるための重要な制度です。この制度を理解し、積極的に活用することで、介護負担を軽減することができます。以下に、介護保険制度の活用方法について解説します。

• 要介護認定の申請: 介護保険サービスを利用するためには、まず要介護認定の申請が必要です。お住まいの市区町村の窓口で申請を行いましょう。申請後、調査員による訪問調査や、主治医の意見書をもとに、介護度が認定されます。
• ケアマネージャーとの連携: 要介護認定を受けた後は、ケアマネージャー（介護支援専門員）と連携し、ケアプランを作成します。ケアプランは、利用できる介護サービスの種類や、具体的な利用計画を定めたものです。ケアマネージャーは、介護に関する専門的な知識を持っており、あなたの状況に最適なサービスを提案してくれます。
• 利用できる介護サービス: 介護保険サービスには、様々な種類があります。例えば、訪問介護（ホームヘルプサービス）、訪問看護、デイサービス、ショートステイなどがあります。これらのサービスを組み合わせることで、在宅での介護を継続することができます。
• 費用の負担: 介護保険サービスを利用する際には、原則として費用の1割から3割を自己負担します。所得に応じて負担割合が異なります。また、高額介護サービス費制度を利用することで、自己負担額が一定額を超えた場合に、超過分が払い戻される場合があります。

介護保険制度を積極的に活用することで、介護負担を軽減し、ご自身の負担を減らすことができます。ケアマネージャーと連携し、最適なサービスを利用しましょう。

3. 専門家への相談

介護問題は、専門的な知識が必要となる場合が多く、一人で抱え込まずに、専門家へ相談することも重要です。専門家は、あなたの状況に合わせて、具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。以下に、相談できる専門家とその活用方法について解説します。

• ケアマネージャー: 介護保険に関する専門家であり、介護サービスの利用に関する相談や、ケアプランの作成をサポートしてくれます。
• 社会福祉士: 福祉に関する専門家であり、介護保険制度や、その他の福祉サービスに関する相談に乗ってくれます。また、経済的な問題や、家族関係の問題についても相談できます。
• 弁護士: 介護に関する法的な問題（相続、成年後見制度など）について相談できます。
• 精神科医・カウンセラー: 精神的な負担が大きい場合や、心のケアが必要な場合に相談できます。
• ファイナンシャルプランナー: 介護費用や、将来的な資金計画について相談できます。

専門家への相談は、あなたの抱える問題を解決するための一つの手段です。一人で悩まずに、積極的に専門家を活用しましょう。

4. 家族間のコミュニケーション

介護問題は、家族全体で取り組むべき問題です。家族間のコミュニケーションを密にすることで、互いの理解を深め、協力体制を築くことができます。以下に、家族間のコミュニケーションを円滑にするためのポイントを解説します。

• 定期的な話し合いの場を設ける: 定期的に家族で集まり、介護に関する現状や、今後の計画について話し合う場を設けましょう。
• それぞれの思いを共有する: 介護に対するそれぞれの思いや、不安、不満などを共有し、互いの理解を深めましょう。
• 役割分担を決める: 介護や、家事、金銭的なサポートなど、それぞれの役割分担を明確にし、負担を分散させましょう。
• 感謝の気持ちを伝える: 互いに感謝の気持ちを伝え合うことで、良好な関係を築き、協力体制を強化することができます。
• 第三者の意見を取り入れる: 家族だけで話し合っても解決しない場合は、ケアマネージャーや、その他の専門家など、第三者の意見を取り入れることも有効です。

家族間のコミュニケーションを密にすることで、互いの理解を深め、協力体制を築くことができます。積極的にコミュニケーションを図り、問題解決に向けて協力しましょう。

5. 母親へのサポート

今回の相談で、最も心配されているのは、お母様の心身への負担です。毒親である祖母との同居、ご自身の両親の介護、そして生活への不安など、お母様の負担は計り知れません。以下に、お母様をサポートするための具体的な方法を解説します。

• 話を聞く: まずは、お母様の話を聞き、気持ちを理解してあげましょう。辛い気持ちや、不安な気持ちを共有することで、お母様の心の負担を軽減することができます。
• 感謝の気持ちを伝える: 介護や、家事など、お母様がしてくれていることに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。感謝の言葉は、お母様の心の支えとなり、頑張る力になります。
• 具体的なサポートをする: 可能な範囲で、具体的なサポートをしましょう。例えば、家事の手伝い、買い物、通院の付き添いなど、できることから始めましょう。
• 休息の時間を確保する: お母様が休息できる時間を確保しましょう。例えば、あなたが子供の面倒を見る、家事の一部を代わるなど、お母様が自分の時間を過ごせるようにサポートしましょう。
• 専門家のサポートを勧める: 精神的な負担が大きい場合は、カウンセリングや、精神科医への受診を勧めてみましょう。

お母様をサポートすることで、お母様の心身の負担を軽減し、より良い関係を築くことができます。積極的にサポートし、お母様が安心して生活できるように支えましょう。

6. 自身の心のケア

介護問題は、ご自身の心身にも大きな負担を与えます。ご自身の心のケアも、非常に重要です。以下に、ご自身の心のケアのための具体的な方法を解説します。

• 休息を取る: 睡眠をしっかりとる、休息の時間を確保するなど、心身を休ませる時間を意識的に作りましょう。
• 気分転換をする: 趣味に没頭する、好きな音楽を聴く、散歩をするなど、気分転換になることを積極的に行いましょう。
• 人に話す: 辛い気持ちや、不安な気持ちを、信頼できる人に話しましょう。誰かに話すだけでも、心が軽くなることがあります。
• 専門家のサポートを受ける: 精神的な負担が大きい場合は、カウンセリングや、精神科医への受診を検討しましょう。
• 自分を大切にする: 自分を責めたり、無理をしたりせず、自分を大切にしましょう。

ご自身の心のケアをすることで、心身の健康を保ち、介護問題に前向きに取り組むことができます。自分を大切にし、心身のバランスを保ちましょう。

7. 仕事との両立

育児と介護、そして仕事の両立は、非常に困難な課題です。しかし、適切な対策を講じることで、両立は可能です。以下に、仕事との両立のための具体的な方法を解説します。

• 会社の制度を活用する: 育児休業、介護休業、時短勤務など、会社の制度を積極的に活用しましょう。
• 上司や同僚に相談する: 介護の状況や、仕事への影響について、上司や同僚に相談し、理解と協力を求めましょう。
• 業務効率化を図る: 仕事の効率を上げるために、タスク管理、時間の有効活用、ツールの活用など、様々な工夫をしましょう。
• アウトソーシングを検討する: 家事代行サービス、ベビーシッターなど、アウトソーシングを利用することで、負担を軽減することができます。
• キャリアプランを見直す: 育児や介護の状況に合わせて、キャリアプランを見直しましょう。例えば、在宅勤務、パートタイム勤務、フリーランスなど、働き方を変えることも検討しましょう。

仕事との両立は、簡単ではありませんが、工夫次第で実現可能です。会社の制度を活用し、周囲の協力を得ながら、自分に合った働き方を見つけましょう。

8. 将来への備え

将来を見据えた準備をすることで、将来的な不安を軽減し、より安心して生活することができます。以下に、将来への備えのための具体的な方法を解説します。

• 資金計画: 介護費用、老後資金など、将来的な資金計画を立てましょう。
• 資産形成: 投資、貯蓄など、資産形成を行いましょう。
• 情報収集: 介護保険制度、年金制度、その他の福祉サービスなど、様々な情報を収集し、知識を深めましょう。
• 健康管理: 健康な体を維持するために、定期的な健康診断、バランスの取れた食事、適度な運動など、健康管理を徹底しましょう。
• エンディングノートの作成: 万が一の事態に備えて、エンディングノートを作成しましょう。

将来への備えをすることで、将来的な不安を軽減し、より安心して生活することができます。計画的に準備を進めましょう。

9. ポジティブな心の持ち方

介護問題は、精神的な負担が大きく、ネガティブな感情に陥りやすいものです。しかし、ポジティブな心の持ち方をすることで、困難な状況を乗り越え、前向きに生きていくことができます。以下に、ポジティブな心の持ち方について解説します。

• 感謝の気持ちを持つ: 家族や周囲の人々への感謝の気持ちを持つことで、心の余裕が生まれ、前向きな気持ちでいられます。
• 小さな喜びを見つける: 日常生活の中で、小さな喜びを見つけるように心がけましょう。例えば、美味しい食事、美しい景色、家族との会話など、些細なことでも良いのです。
• 目標を持つ: 目標を持つことで、モチベーションを維持し、前向きな気持ちでいられます。
• 自己肯定感を高める: 自分の良いところを見つけ、自己肯定感を高めましょう。
• 休息を取る: 心身ともに休息を取ることで、ストレスを軽減し、前向きな気持ちでいられます。

ポジティブな心の持ち方をすることで、困難な状況を乗り越え、前向きに生きていくことができます。意識的にポジティブな思考を心がけましょう。

10. まとめ

30代で育児をしながら、ご両親と祖父母の介護問題に直面しているあなたの悩みは、非常に複雑で、解決への道のりは容易ではありません。しかし、現状を整理し、介護保険制度を活用し、専門家へ相談し、家族間のコミュニケーションを密にし、母親をサポートし、自身の心のケアを行い、仕事との両立を図り、将来への備えをし、ポジティブな心の持ち方をすることで、必ず状況は改善に向かいます。焦らず、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず明るい未来が待っています。あなたの努力は、必ず報われます。応援しています。

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