「もう限界…」成人病の夫との生活。突然死の不安と、不摂生を止められない夫への絶望を乗り越えるには？

まず、ご相談内容を拝見し、心よりお見舞い申し上げます。長年にわたるご主人の健康問題と、それに対するあなたの深いお悩み、そしてそこからくる絶望感、本当に辛い状況だと感じました。この記事では、あなたの抱える問題に対して、具体的なアドバイスと、少しでも心が軽くなるようなヒントを提供できればと思います。

糖尿病、腎臓病、脳梗塞アテロームなど成人病の薬を服用している主人について、ご相談させてください。

ここ１年で栄養指導と軽い脳梗塞で2回入院しました。食欲には勝てなくて、ラーメン、カレー大盛り、炒飯など、糖尿病になりやすい食事を朝から晩まで食べています。顔色も悪いし、体もだるいと言いながら食べています。5月は体重99Kgが今日の検査では92Kg。普通に食べてて痩せているのが疑問です。

また、ここ1週間、急に足の先が痛くなり歩けないと。また、しばらくすると良くなるようで、その繰り返しです。何か病気の前ぶれですか？痛風の薬はずっと飲んでます。

また、たばこもやめられず、１日2箱吸ってます。本当にたばこって悪いのでしょうか？

主人を見ていると、かなりの暴飲暴食で人の数倍不摂生していますが、致命的な病気にはならず、ダラダラと具合悪くて機嫌悪くて大変です。

インシュリン注射、たんぱく尿＋4、腎機能40、肺気腫あり、咳が少々出るぐらい、脳梗塞経験あり、左側の肩から背中は常に痛いのでヒップエレキバン貼ってます。無呼吸症候群で機械つけて寝てますが、ほぼ使用してません。

突然死ってよく耳にしますが、主人のようなタイプは慢性型で少しずつ悪化して、体調が悪い状態が続いて、機嫌悪い状態と付き合っていかないといけないんですかね？

追伸：膵臓病も気になってて、腎臓が悪いので膵臓の検査すると腎臓に負担かかると言われてエコーのみでした。主膵管拡張あり、画像では異常なしでしたが、太ってるので、抽出不可の可能性あるのでは？体重が減少しているのも不思議です。

10年間もこの状況で私も辛いです。食事面も努力しても好きな物しか食べないし、たばこなども減らすように言っても「わかってるから、黙れ」って怒られるだけです。その時は、悔しくて、倒れればいいのにと思ったりもします。それも、また、介護で大変です。この状況から抜け出せたらと願う日々です。

ご相談内容を拝見すると、ご主人の健康状態に対する深いご心配と、それを取り巻く状況への疲労感がひしひしと伝わってきます。ご主人の健康問題だけでなく、ご自身の精神的な負担も非常に大きいことがわかります。この状況を乗り越えるために、いくつかの具体的なアドバイスと、心のケアについてお話しします。

1. ご主人の健康状態について

ご主人の健康状態は、複数の慢性疾患が重なり合っており、非常に複雑です。以下に、それぞれの問題点と、考えられる対策をまとめます。

1.1 糖尿病と食事の問題

ご主人の糖尿病は、食事管理が非常に重要です。ラーメン、カレー、炒飯など、糖質や脂質が多い食事は、血糖値を急上昇させ、病状を悪化させる可能性があります。しかし、ご主人が食欲に勝てず、食事を変えられないという状況は、非常に難しい問題です。

• 対策:
• 専門家との連携: 栄養士による食事指導を継続的に受けることが重要です。ご主人の食生活を詳細に把握し、具体的な改善策を提案してもらいましょう。
• 代替食の提案: ラーメンや炒飯を完全に禁止するのではなく、低糖質・低脂質の代替食を提案することも有効です。例えば、全粒粉麺や野菜をたっぷり使ったラーメン、玄米を使った炒飯などです。
• 食事の工夫: 食事の順番を工夫することで、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。まず野菜から食べ始め、次にタンパク質、最後に炭水化物を食べるようにしましょう。

1.2 体重減少の謎

ご主人が食事量を減らさずに体重が減少しているのは、いくつかの原因が考えられます。糖尿病の進行、筋肉量の減少、または他の病気の可能性も考慮する必要があります。

• 対策:
• 精密検査: 主治医と相談し、体重減少の原因を特定するための精密検査（血液検査、画像検査など）を受けましょう。
• 栄養バランスの見直し: 体重が減少している場合、栄養不足になっている可能性があります。食事の質を改善し、必要な栄養素をバランス良く摂取できるようにしましょう。

1.3 足の痛みと痛風

足の痛みは、痛風の発作である可能性が高いです。痛風の薬を服用していても、食事や生活習慣によっては発作が起こることがあります。

• 対策:
• 食事の管理: プリン体を多く含む食品（レバー、干物、魚卵など）の摂取を控え、水分を多く摂取しましょう。
• 薬の調整: 痛風の薬が適切に効いているか、主治医に相談し、必要に応じて薬の調整を行いましょう。

1.4 喫煙の問題

喫煙は、あらゆる病気のリスクを高めます。特に、脳梗塞、肺気腫、心臓病などのリスクを著しく上昇させます。ご主人の健康状態を考えると、禁煙は必須です。

• 対策:
• 禁煙治療: 禁煙外来を受診し、専門医の指導のもとで禁煙治療を行いましょう。ニコチンパッチや内服薬などの補助的な治療も有効です。
• サポート体制: 禁煙は非常に難しいものです。ご家族や友人からのサポート、禁煙仲間との交流など、周囲のサポート体制を整えましょう。

1.5 その他の問題

無呼吸症候群、肩や背中の痛み、膵臓の問題など、様々な問題が複合的に存在しています。これらの問題も、ご主人の健康状態を悪化させる要因となっています。

• 対策:
• 無呼吸症候群: 無呼吸症候群の治療を継続し、CPAPの使用を徹底しましょう。
• 痛みの緩和: 専門医に相談し、痛みの原因を特定し、適切な治療（薬物療法、理学療法など）を受けましょう。
• 膵臓の検査: 膵臓の検査について、主治医とよく相談し、リスクとメリットを比較検討した上で、適切な検査を受けましょう。

2. あなた自身の心のケア

ご主人の健康問題に加えて、あなた自身の心の負担も非常に大きいことがわかります。長期間にわたる介護や、ご主人の不摂生に対するストレス、そして将来への不安など、様々な感情が入り混じっていることでしょう。あなたの心のケアも非常に重要です。

• 休息時間の確保: 毎日少しでも、自分のための時間を作りましょう。趣味に没頭したり、好きな音楽を聴いたり、リラックスできる時間を持つことが大切です。
• 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けましょう。自分の感情を吐き出し、ストレスを軽減することができます。
• 家族や友人との交流: 家族や友人に悩みを打ち明け、支え合いましょう。一人で抱え込まず、周囲のサポートを頼ることが大切です。
• レスパイトケアの利用: 介護保険サービスなどを利用し、一時的に介護から解放される時間を作りましょう。
• 情報収集: 同じような状況にある人たちの情報交換の場に参加したり、介護に関する情報を収集したりすることも、心の支えになります。

3. ご主人とのコミュニケーション

ご主人とのコミュニケーションも、非常に難しい状況だと思います。しかし、少しでも良い関係を築くために、以下の点を意識してみましょう。

• 感情的にならない: 怒りや不満をぶつけるのではなく、冷静に話し合いましょう。
• 共感を示す: ご主人の辛さや苦しさに寄り添い、共感の言葉を伝えましょう。
• 具体的な提案: 「タバコを減らして」と言うのではなく、「今日は3本だけ吸ってみよう」など、具体的な提案をしましょう。
• 小さな成功を褒める: 少しでも良い変化があったら、積極的に褒め、励ましましょう。
• 専門家との連携: 医師や栄養士など、専門家からのアドバイスを共有し、一緒に改善策を考えましょう。

ご主人の健康問題は、簡単には解決しないかもしれません。しかし、諦めずに、できることから少しずつ改善していくことが大切です。そして、何よりも、あなた自身が心身ともに健康でいることが重要です。ご自身の心のケアを忘れずに、無理のない範囲で、ご主人を支えていきましょう。

この状況から抜け出すためには、専門家のサポートも不可欠です。糖尿病内科医、栄養士、精神科医など、様々な専門家と連携し、多角的にアプローチすることが重要です。

ご主人の健康状態を改善するためには、ご本人の意識改革も必要不可欠です。しかし、長年の習慣を変えることは容易ではありません。まずは、ご主人の話に耳を傾け、共感を示し、一緒に目標を設定することから始めましょう。

また、ご自身の心の健康を保つことも非常に重要です。介護は長期間にわたるため、心身ともに疲労が蓄積しやすくなります。定期的に休息を取り、趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。必要であれば、カウンセリングなどの専門家のサポートを受けることも検討してください。

最後に、この状況から抜け出すためには、ご自身とご主人の両方が、前向きな気持ちを持つことが大切です。困難な状況ではありますが、諦めずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

4. 専門家への相談

ご自身の力だけでは解決できない問題も多くあります。専門家への相談を検討しましょう。以下に、相談できる専門家の例を挙げます。

• 医師: ご主人の病状について、詳細なアドバイスや治療方針について相談できます。
• 栄養士: 食事療法について、具体的なアドバイスや献立の提案を受けることができます。
• 精神科医・カウンセラー: ご自身の心の悩みやストレスについて、相談し、サポートを受けることができます。
• 介護支援専門員（ケアマネジャー）: 介護保険サービスや、介護に関する様々な相談をすることができます。

5. まとめ

ご主人の健康問題は、非常に複雑で、解決には時間がかかるかもしれません。しかし、諦めずに、できることから少しずつ改善していくことが大切です。そして、何よりも、あなた自身が心身ともに健康でいることが重要です。ご自身の心のケアを忘れずに、無理のない範囲で、ご主人を支えていきましょう。

この困難な状況を乗り越えるために、あなたの心が少しでも軽くなることを願っています。そして、あなたが笑顔で過ごせる日が来ることを心から願っています。

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