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70代母の痴呆と介護、経済的不安…家族を支えるための具体的な解決策と心構え

70代母の痴呆と介護、経済的不安…家族を支えるための具体的な解決策と心構え

母親の痴呆と対処について 長くなりますが皆様の知恵を貸してください。72歳の私の母親について相談させていただきます。母は妹夫婦と一緒に暮らしているのですが、昨日妹夫婦から連絡がきて、最近母の痴呆がすすんでしまって困ってるとのこと。誰もいないトイレに向かって話しかけたり、小さい子が泣いてるからご飯あげないととか、布団の中で一人で話して泣いてたりなどです。この間も妹夫婦が仕事で出てる時に、防犯ロックを閉めてしまったみたいで、二人とも締め出されてしまいました。妹夫婦もさすがに参ってしまって、妹の旦那さんも別れてくれと言いだす始末。明らかに痴呆の症状なので、病院に連れて介護認定を受けるようにしたいのです。そうしないと妹も精神的に参ってしまうでしょうし…ただどうしても本人が意地で病院に行かないのと、お風呂に入らなくて困ってます。一緒に病院に行こうと言っても「私をどこに連れていくんだ」と怒りだし、部屋に閉じこもって布団をかぶってしまったりだそうで。なぜか昔からお風呂に入らないのです。私が子供の頃からお風呂に入ってるのを見たことがほとんどありません。理由は風呂に入ると具合が悪くなるとのことだったのですが、誰が何を言っても聞き入れず、ずっと風呂に入りません。もう5年位入ってないと思います。何か良い方法はないでしょうか?妹が市の相談員に連絡したところ、まず介護認定を受けないととのことです。私も今体を壊しているため、自分の治療で思うようになりません。母の年金も2か月で5万円しか入らないのでこの先経済的な事も不安でなりません。妹夫婦も二人で働いて収入が30万ほどしかないみたいです。親戚も身よりも他になくて頼れる人もいません。この先を考えると不安で仕方がありません。もちろん私も仕事復活したら仕送りはしますが…(今までも毎月5万円送ってます)補足今までも病院に行くように、介護認定を受けるように、病院につれていこうとしましたが、母がどうしても嫌がって行きませんでした。

72歳のお母様の認知症の症状と、それに伴うご家族の負担、経済的な不安を抱えているご状況、大変お辛いですね。このQ&Aでは、お母様の介護、ご家族の精神的なケア、経済的な問題解決に向けた具体的なステップと、心構えについて、転職コンサルタントの視点も交えながらご説明します。まず、結論から言うと、専門機関への相談と、ご家族間の連携強化、そして現実的な経済計画の策定が不可欠です。

1.お母様の介護:まずは専門家の力を借りる

お母様の状態は、明らかに専門的なケアが必要なレベルです。ご本人が病院を嫌がられるとのことですが、無理強いするのではなく、専門家の協力を得ることが重要です。まずは、妹さんが既に連絡している市役所などの介護相談窓口に、具体的な状況を詳しく説明し、訪問介護やケアマネージャーの派遣を依頼しましょう。ケアマネージャーは、介護サービスの利用計画作成や、医療機関との連携など、介護に関する様々な手続きや調整をサポートしてくれます。また、精神科医の診察も検討しましょう。認知症に伴う精神的な不安定さを軽減する薬物療法などが有効な場合もあります。

お風呂に入らないことについては、無理強いせず、まずはケアマネージャーや訪問介護員に相談してみましょう。入浴介助の専門的な知識や、お母様の気持ちに寄り添った対応方法をアドバイスしてもらえます。例えば、シャワーチェアを使用したり、部分浴(手足を洗うなど)から始めるなど、工夫次第で解決策が見つかる可能性があります。

具体的なステップ

  • 市役所などの介護相談窓口に連絡し、訪問介護やケアマネージャーの派遣を依頼する。
  • 精神科医の診察を受け、薬物療法などの可能性を検討する。
  • ケアマネージャーに相談し、入浴介助の方法や工夫についてアドバイスを受ける。
  • 訪問介護サービスを利用し、入浴介助や生活援助を依頼する。

2.ご家族の精神的なケア:負担を軽減し、支え合う体制を作る

妹夫婦の負担は想像を絶するものです。旦那様の「別れてくれ」という言葉は、限界に達している証拠です。ご家族全員で話し合い、それぞれの役割分担や、負担軽減策を話し合うことが重要です。例えば、週に一度、皆で交代で母の世話をしたり、一時的に施設を利用したりするなど、現実的な方法を検討しましょう。妹夫婦だけでなく、あなたもできる範囲で協力することで、精神的な負担を軽減できます。また、ご家族自身も、専門機関に相談することをお勧めします。介護者のための相談窓口や、精神科医への相談など、利用できるサービスはたくさんあります。

具体的なステップ

  • ご家族で定期的なミーティングを行い、現状の共有と今後の計画を話し合う。
  • 役割分担を明確にし、それぞれの負担を軽減する。
  • 一時的にショートステイなどの施設を利用し、休息を取る。
  • 介護者支援団体や相談窓口を利用し、情報収集や相談を行う。

3.経済的な問題:介護保険制度と公的支援を活用する

介護費用は高額になりがちですが、介護保険制度や、その他の公的支援制度を活用することで、経済的な負担を軽減できます。介護認定を受けると、介護サービスの利用料金の一部が公費で賄われます。また、低所得世帯向けの介護費用助成制度なども存在します。ケアマネージャーに相談することで、最適な制度の利用方法をアドバイスしてもらえます。さらに、お母様の年金以外に、生活保護制度の利用も検討しましょう。条件を満たせば、生活費の一部を支給してもらえます。

具体的なステップ

  • 介護認定を受け、介護保険サービスを利用する。
  • 低所得世帯向けの介護費用助成制度の利用を検討する。
  • 生活保護制度の利用要件を満たしているか確認する。
  • 必要に応じて、社会福祉協議会などに相談する。

4.あなたのキャリアと健康:無理なく、持続可能なサポート体制を

あなたは現在、自身の健康問題を抱えているとのこと。お母様の介護をしながら、自身の健康を維持することも非常に重要です。無理をせず、できる範囲でのサポートを心がけ、定期的な健康診断や治療を優先しましょう。また、仕事復帰の計画についても、焦らず、段階的に進めていくことが大切です。無理なく続けられる仕事を選ぶこと、そして、介護と仕事の両立をサポートしてくれる制度やサービスを積極的に活用することを検討しましょう。例えば、時短勤務や在宅勤務など、柔軟な働き方が可能な職場を探すのも一つの方法です。

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5.まとめ:専門家との連携と家族の協力が鍵

お母様の介護、ご家族の精神的なケア、そして経済的な問題解決は、容易ではありません。しかし、専門機関の力を借り、ご家族が協力し合うことで、乗り越えることは可能です。焦らず、一歩ずつ、具体的な行動を起こしていくことが大切です。この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療や法律に関する専門的なアドバイスではありません。具体的な対応については、必ず専門家にご相談ください。

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