親の介護と自分の幸せ、両立は可能？経験談と専門家からのアドバイス

特養に入所した母の事で質問しましたら厳しいご意見をいただきました 愚痴ばかりの長文で本当にすみません、何か暖かい言葉をかけていただけないでしょうか？ ご意見を読んで母に外泊してもらい２日間自宅で介護してみました イスに座らず座布団に座るか横になっているので、 トイレに行く時は床から抱え揚げて車いすに乗せてトイレの近くまで行き また抱えて便座に座らせて・・・・ 情けないことに２日間で腰を痛めてしまいました 思えば親のために私は生きてきました 結婚してからも土日は実家で家事をしました 母が肩を骨折、長男を出産して退院した当日から実家の家事を１人で２ヶ月しました もちろん赤ん坊の世話も私一人でしました ３ヵ月後、母が脳梗塞で倒れ子供を抱えて病院に通い 左半身が不自由になった母のために実家に通いました 一番辛かったのは３年前父が脳出血で倒れてからです 父は手術を２回、病院を４回転院しました 子供達を連れて病院に通いました（母はしんどいと言って父の世話を拒否しました） 今は特養にお世話になり、週２回会いに行っています 父が倒れて母に認知症の症状が出て、お金をなくしたり言動がおかしくなり 車で１時間の実家に週３日通いました （介護認定を受けヘルパーさんに来ていただいてましたが、「娘がやるから」と家事を断るからです） そのうちあちこちのガンと骨折などで、この２年間で４回の手術と８回の入院をしました 入院していても尿器や便器で下の世話をしましたし、ポータブルのトイレも掃除してきました 便や尿で汚れた衣類を山ほど洗濯しました 手術のたびに1晩付き添いました 病気の子供達を残して病院に行かなくてはいけないときもありました 母は病院でよく問題を起こして、そのたびに呼び出され謝りに行きました （病室でタバコを吸う・・・同室の人や看護師さんとケンカするとか・・・） 今月特養さんに入所しましたが 「親を養老院に入れて！」 と散々罵られました 病院に入院している時から、１日おきに会いに行っていますが子供が病気で２日ほど行けなかったときには 「アンタ、生きてたの？」とか 「長い病気だな！」 とイヤミを言われます 「ごめん」と謝りますが、そんな日は辛くて悲しくて動悸がしてきてパニックになります 両親共を特養に入れている私は親不孝者です 親を他人に介護させて・・毎日自分を責めています でも自宅で介護すると夫や子供に今以上の我慢をさせる事になってもっと辛いです 離婚して実家に帰ることも考えました もう疲れました。本当に疲れたんです。 両親も家族も幸せにしたいのに、今どちらも不幸です これから、どう頑張ればいいのかわかりません補足母が急死しました 母は寂しがって寂しがって苦しんで死にました 私が殺したようなものです もっともっとがんばればよかった・・・がんばれたはずなのに！ 皆さんありがとうございます ＢＡは投票とさせて下さい

この質問からは、長年親の介護に尽力してきた相談者の方の深い疲労と、自己犠牲の末の深い悲しみ、そして罪悪感といった複雑な感情が伝わってきます。 この文章を通して、私は「親の介護と自分の心身の健康、そして家族全体の幸福をどのように両立させるか」という、多くの介護者の方が抱える普遍的な悩みに焦点を当てた記事を作成することにしました。 具体的な解決策を示すだけでなく、相談者の方の感情に寄り添い、専門家の視点から現実的なアドバイスを提供することで、少しでも前向きな気持ちになっていただけるよう努めます。

1. 介護疲れと罪悪感：あなたは決して一人ではありません

まず、相談者の方のこれまでの努力と、抱えている苦しみ、そして罪悪感に深く共感いたします。長年にわたる親御さんの介護、それは想像を絶するほどの肉体的、精神的な負担だったはずです。 土日も実家で家事、出産直後からの介護、そして病気の子供たちを抱えながらの病院通い… これらの経験は、並大抵のことではありません。 あなたは決して一人ではありません。 多くの介護者が、同じような苦しみや葛藤を抱えながら、日々を過ごしています。

特に、親御さんから厳しい言葉を投げかけられたり、感謝の言葉がないことに、自己肯定感が大きく損なわれているように感じます。 しかし、親御さんの言葉は、認知症や病気によるものかもしれません。 その言葉の裏にあるのは、もしかしたら、「もっとそばにいてほしい」「もっと助けてほしい」という、言葉にならない切実な願いかもしれません。 親御さんの言葉に一喜一憂せず、まずはご自身の心と体を大切にすることを優先しましょう。

2. 介護と仕事の両立：現実的な選択肢の検討

介護と仕事の両立は、非常に難しい課題です。 相談者の方は、親御さんの介護に専念するために、仕事に支障をきたしている可能性があります。 しかし、ご自身の経済的な自立や精神的な安定のためにも、仕事とのバランスを見つけることが重要です。 いくつかの選択肢を検討してみましょう。

• 介護休暇の活用： 会社に介護休暇制度があれば、積極的に活用しましょう。 期間中は、親御さんの介護に専念できます。
• 在宅ワークの検討： 現在の仕事が在宅ワークに対応できるなら、柔軟な働き方が可能になります。 介護と仕事の両立が容易になります。
• パートタイム勤務への転換： フルタイム勤務が難しい場合は、パートタイム勤務への転換も検討しましょう。 勤務時間を調整することで、介護と仕事の両立がしやすくなります。
• 介護サービスの積極的な利用： デイサービスや訪問介護などの介護サービスを積極的に利用することで、介護負担を軽減できます。 これにより、仕事に集中できる時間を作ることができます。

これらの選択肢は、個々の状況によって最適なものが異なります。 まずは、ご自身の状況を整理し、何が自分にとって最善なのかをじっくりと考えてみましょう。 必要に応じて、ハローワークや専門機関に相談することも有効です。

3. 自分を責めないで：心のケアの重要性

相談者の方は、親御さんを特養に入所させたことに対して、強い罪悪感を感じています。 しかし、親御さんの介護をすべて一人で抱え込む必要はありません。 特養に入所させることは、決して親不孝ではありません。 むしろ、専門家の助けを借りながら、親御さんにとってより適切な環境を提供する賢明な選択と言えるでしょう。

ご自身の心のケアも非常に重要です。 長年の介護疲れは、心身に大きな負担をかけています。 以下の方法を試してみてください。

• 定期的な休息： 毎日少しの時間でも、自分だけの時間を確保しましょう。 好きなことをして、リラックスする時間を持つことが大切です。 例えば、読書、音楽鑑賞、散歩など。
• 友人や家族への相談： 一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族に相談してみましょう。 話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。
• 専門機関への相談： 介護疲れや心の負担が大きすぎる場合は、専門機関に相談することをお勧めします。 精神科医やカウンセラーなどが、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

4. 未来への展望：新たな一歩を踏み出す

母御の急逝という悲しい出来事がありましたが、悲しみにくよくよするだけでなく、これからの人生をどう歩んでいくかを考えることが大切です。 これまであなたは親御さんの介護に人生の大部分を捧げてきました。 これからは、自分自身の人生を大切にする時間を取り戻しましょう。 新たな目標を見つけ、自分自身を成長させる機会を積極的に探してみましょう。

例えば、趣味を見つけたり、資格取得に挑戦したり、新しい仕事にチャレンジしたり… 可能性は無限にあります。 そして、家族との時間を大切にすることも忘れないでください。 夫や子供たちとのコミュニケーションを深め、互いに支え合う関係を築くことが、心の支えとなります。

5. まとめ：あなたは素晴らしい人です

長年の介護お疲れ様でした。 あなたは、親御さんのために、そして家族のために、精一杯努力をしてきました。 その事実を、決して忘れてはいけません。 あなたは、素晴らしい人です。 そして、これからの人生も、きっと幸せになれるはずです。 自分を責めるのをやめ、前を向いて進んでいきましょう。 必要であれば、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ、ゆっくりと進んでいきましょう。

※ この記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な解決策を保証するものではありません。 具体的な問題解決には、専門家への相談をお勧めします。