介護職で抱える腰痛と不安…20代女性の転職・キャリアを考える

介護士の仕事を5月から始めた20代女です。現在5ヶ月目に入り徐々に独り立ちをし始めているのですが、利用者様の移乗介助（車椅子からベッドへorベッドから車椅子への移動を助ける仕事）を約1ヶ月半？やってもできず、入社から4ヶ月になる頃にコロナになり5日ほど休み、今回は休みというわけではありませんが腰痛から足を痛めてしまい（おそらく坐骨神経痛）移乗介助を行うのを指導の先輩、スタッフ長からストップがかかってしまいました。自分ができるかなと思っていてもちゃんと歩けていないらしく、先輩たちは自分たちも心配になるから…と。現在職場全体に人がいなくて先輩とスタッフ長はヘルプに行ったり来たりしバタバタしているから、とりあえず独り立ちしてまだ時間も短いため独り立ちをしている部分から慣れて頑張って、足腰が落ち着くときには職場も今よりは落ち着いてくれているかもと思うから…できる部分から無理せず頑張って行こう。とは言われていますが、コロナの際迷惑をかけたので、これ以上迷惑をかけたくないと思いながらもこうなってしまいショックもあり、新入から成長したいのに問題ばかり起こしてしまい、助けてくれる先輩たちにもそう言っていただけることにもすごく自分が足を引っ張っているという自覚が湧いてきて怖く、親は親で痛いばっかり言ってたらいらないと言われると言われてしまう始末で辞めてほしいと言われないか、またやめたほうがいいのではとすごく不安です…。同じ仕事をされている方、近くの仕事をされている方で似たような人がいる方、職場に同じような人がいたら、など何かお言葉をいただけませんでしょうか…現在就職できた仕事場は皆さん優しく大好きな方々ばかりなのでどうしてもやめたくありません…アドバイスなりでも、お言葉いただけますと嬉しいです…よろしくお願いします

この質問をされた20代の介護士の方、本当につらい状況にあると思います。入社して間もない中で、移乗介助に苦労し、コロナ感染、そして腰痛と、立て続けに困難に見舞われていますね。さらに、ご自身の状況を心配するご家族からの言葉も重くのしかかっているのではないでしょうか。 このQ&Aでは、介護職における身体的な負担と、それに伴う精神的なストレス、そして将来への不安といった問題に焦点を当て、具体的な解決策を探っていきたいと思います。 特に、「今の職場を続けながら、どのように心身ともに健康を維持し、キャリアを築いていくか」という点に重点を置いて回答していきます。

1. 身体的負担の軽減：腰痛対策と職場環境の改善

介護職は、身体への負担が非常に大きい仕事です。特に移乗介助は、腰痛やその他の怪我のリスクが高い作業です。 まず、ご自身の腰痛を改善することが最優先です。 整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることを強くお勧めします。 坐骨神経痛の可能性が高いとのことですので、医師から適切なアドバイスを受け、薬物療法や理学療法などを検討しましょう。 また、正しい姿勢や動作を学ぶことも重要です。 職場には、作業療法士や理学療法士といった専門家がいないでしょうか？ もしいれば、移乗介助の正しい方法や、腰への負担を軽減するテクニックを指導してもらうと良いでしょう。

職場環境についても改善の余地があるかもしれません。 例えば、電動昇降式ベッドやリフトなどの介護機器の導入状況はどうでしょうか？ これらの機器は、介護者の身体的負担を大幅に軽減するのに役立ちます。 また、スタッフの人員配置についても、職場の上司と相談し、人員不足の解消に向けて働きかけてみましょう。 現状では、先輩やスタッフ長がヘルプに奔走している状況ですので、人員増加や業務分担の見直しを提案することで、皆の負担を減らすことができるかもしれません。

さらに、休憩時間の確保も重要です。 こまめな休憩を取り、ストレッチや軽い運動を行うことで、身体の疲労を軽減し、腰痛の悪化を防ぎましょう。 休憩時間中に、腰痛の改善に効果的なストレッチを自主的に行うことも効果的です。 インターネットで「介護職 腰痛 ストレッチ」などを検索すれば、多くの情報を見つけることができます。

2. 精神的ストレスへの対処：自己肯定感を高め、周囲とのコミュニケーションを大切にする

身体的な負担に加え、精神的なストレスも大きく影響していると思われます。 「迷惑をかけている」「役に立てない」といった自己否定的な感情は、心身を疲弊させます。 しかし、あなたは決して一人ではありません。 多くの介護士が、あなたと同じような悩みや困難を経験しています。 完璧を求めすぎず、自分のペースで頑張ることが大切です。 小さな成功体験を積み重ね、自己肯定感を高めていきましょう。 例えば、「今日は〇〇さんの笑顔を見ることができた」「〇〇さんの介助をスムーズに行うことができた」など、具体的な成果を意識することで、自信を取り戻すことができます。

職場の上司や同僚とのコミュニケーションも大切です。 あなたの悩みや不安を、正直に打ち明けてみましょう。 彼らは、あなたのことを理解し、サポートしてくれるはずです。 一人で抱え込まず、周囲の力を借りることで、精神的な負担を軽減することができます。 また、職場の上司に、現在の状況や不安を伝え、相談することも重要です。 上司は、あなたの状況を把握し、適切なサポートをしてくれるはずです。 例えば、業務の軽減や、他のスタッフとの連携強化などを検討してくれるかもしれません。

もし、職場での相談が難しい場合は、外部機関に相談することも検討しましょう。 地域の相談窓口や、労働組合などに相談することで、客観的なアドバイスやサポートを受けることができます。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも有効な手段です。 例えば、産業カウンセラーやメンタルヘルス相談窓口などを利用してみるのも良いでしょう。

3. キャリアプランの見直し：将来の展望を描き、具体的な行動計画を立てる

将来への不安も、大きなストレス要因となっています。 介護職を続けるか、転職するか、あるいは他の働き方を探すか…様々な選択肢があります。 まずは、自分のキャリアプランを見直すことから始めましょう。 将来どのような仕事をして、どのような人生を送りたいのか、じっくりと考えてみましょう。 その上で、具体的な行動計画を立て、一つずつステップを踏んでいきましょう。

介護職を続けるのであれば、スキルアップを目指しましょう。 資格取得や研修に参加することで、専門性を高め、自信をつけることができます。 また、キャリアアップも視野に入れてみましょう。 リーダーシップ研修に参加したり、チームリーダーや主任などの役職を目指したりすることで、キャリアパスを広げることができます。 ただし、身体的負担を考慮し、無理のない範囲でスキルアップやキャリアアップを目指しましょう。

もし、転職を検討するのであれば、転職エージェントの利用も検討しましょう。 転職エージェントは、あなたのスキルや経験、希望条件などを考慮し、最適な求人を紹介してくれます。 また、面接対策や交渉などもサポートしてくれるので、スムーズな転職活動を進めることができます。 転職活動においては、自身の強みや経験、そして介護職で培ったスキルを明確に示すことが重要です。 これらの点をしっかりとアピールすることで、好印象を与え、内定獲得に繋げることができます。

4. 家庭環境とのバランス：家族とのコミュニケーションを改善する

ご家族からの言葉も、あなたを悩ませている要因の一つです。「痛いばっかり言ってたらいらないと言われる」という発言は、ご家族の不安やストレスが表れているのかもしれません。 ご家族と率直なコミュニケーションを取り、あなたの状況を理解してもらう努力をしましょう。 あなたの仕事への情熱や、困難を乗り越えようとする姿勢を伝えることで、ご家族の理解を得ることができるかもしれません。 また、ご家族にも、あなたの仕事内容や身体的負担について理解を深めてもらうことが重要です。 例えば、職場を見学してもらう、または仕事の状況を具体的に説明することで、ご家族の不安を軽減できるかもしれません。

5. まとめ：専門家への相談と具体的な行動

あなたは、大変な状況にありますが、決して諦めないでください。 まずは、自分の身体と心を大切にし、適切なケアを受けることが重要です。 そして、職場や家族とのコミュニケーションを改善し、周囲の協力を得ながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。 この記事では、一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。

具体的な行動計画を立て、専門家の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 あなたは、素晴らしい介護士になる可能性を秘めています。 自分を信じて、前向きに進んでください。