介護職の辛い現実…汚物処理への不安と人員不足に悩むあなたへ

介護職まだ始めたばかりですが、トイレ介助もオムツ交換も大丈夫です。しかし認知がありリハビリパンツに手を入れて便をぐちゃぐちゃに触ってしまう利用者さんのトイレ介助だけがどうしても汚いと思ってしまいます。その手でそこら中触るし、手引介助なので、手を繋がなければ転倒してしまいます。便がついた手で洗っても汚いと思ってしまいます。よだれもずっと垂らしているので介助してても靴についたり身体についたりして汚いと思ってしまいます。お風呂の中でも便をしてしまいますので嫌で仕方ないです。それからというもの、家に帰っても何回も身体中洗って、それでも気持ち悪くて仕方ないです。気にならなくなりたいんですが、無理で精神的に辛いです。また便だらけになるのかと思うと行きたくないです。こんな自分も嫌になります。これはいつか慣れるものですか？おかげで肌荒れも酷くなりました。あと極端に人が足りなくてフロアに1人のこともあり転倒が不安で仕方ないです。手荒れも酷いし食器洗いも苦手で普段から手袋してやるのですが、みんなスタッフ素手で洗うので自分だけ手袋はくので仕事遅いです。食器洗いがこんなにあると思わなかったのでちゃんと聞かなかった自分も悪いのですが。とにかくこんな感じだと利用者さんに申し訳なく辞めるか悩んでます。スタッフも良い人ばかりで余計言い出しづらいです。

この記事では、介護職の現場で直面する「汚物処理への抵抗感」と「人員不足による不安」という2つの大きなテーマに焦点を当て、具体的な解決策と、あなたが抱える精神的な負担を軽減するための方法を提案します。介護職は、尊い仕事であると同時に、肉体的にも精神的にも負担の大きい仕事です。この記事が、あなたが抱える悩みを少しでも解消し、前向きに仕事に取り組むための助けになれば幸いです。

1. 汚物処理への抵抗感：現実を受け止め、具体的な対策を立てる

介護の仕事は、どうしても「汚れ」と隣り合わせです。特に認知症の利用者さんの介助は、想像以上に汚れる場面が多く、初めて経験する方には大きなショックとなるでしょう。しかし、それは決して「あなた自身の汚さ」ではありません。それは、利用者さんの状態であり、介護の仕事の一部なのです。この現実を受け入れることが、最初のステップです。

では、具体的な対策を考えましょう。まず、適切な保護具の着用は必須です。使い捨て手袋、エプロン、マスクなどは、惜しみなく使いましょう。あなたの職場では、手袋の使用が推奨されていないようですが、手荒れの酷さを考えると、上司に相談し、手袋の使用を許可してもらうことをお勧めします。手袋の使用で作業効率が多少落ちるとしても、あなたの健康と精神衛生を優先すべきです。もし、許可が下りない場合、その理由を丁寧に聞き、改善策を一緒に探る努力も必要です。

次に、作業手順の改善です。汚物処理の際に、どのようにすればより効率的に、そして清潔に作業できるかを考えましょう。例えば、汚れた部分を拭き取る順番、使用する洗剤の種類、洗い方など、小さな工夫が大きな違いを生みます。先輩スタッフに相談して、より効率的な方法を学ぶことも有効です。また、作業後の適切な手洗いも非常に重要です。流水で十分に洗い流し、消毒液を使用しましょう。手荒れが酷い場合は、ハンドクリームを使用するなど、肌のケアにも気を配りましょう。

そして、最も重要なのは、自分の感情を否定しないことです。汚い、気持ち悪いと感じるのは、決して異常ではありません。むしろ、正常な反応です。その感情を認め、受け入れることで、あなたは一歩前に進むことができます。もし、どうしても気持ち悪さが拭えない場合は、同僚や上司に相談してみましょう。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることが大切です。

2. 人員不足による不安：職場環境の改善と自身のスキルアップ

フロアに一人という状況は、非常に危険で、精神的な負担も大きいです。転倒事故を防ぐためには、利用者さんの状態を常に把握し、適切な対応をすることが重要です。また、緊急時の対応マニュアルを熟知し、スムーズに動けるように準備しておきましょう。一人で対応できない状況であれば、上司に状況を報告し、人員の増員を要請することも必要です。あなたの安全と利用者さんの安全を守るためにも、躊躇せずに声を上げましょう。

さらに、自身のスキルアップも重要です。介護技術の向上は、あなたの自信を高め、業務の効率化にも繋がります。資格取得を目指したり、研修に参加したりすることで、より安心して仕事に取り組めるようになるでしょう。また、職場環境の改善にも積極的に関わることが大切です。例えば、作業効率を上げるための工夫、危険箇所の改善提案など、具体的なアイデアを上司や同僚に提案することで、職場全体の改善に貢献できます。

食器洗いの件も同様です。手袋着用による作業の遅れが気になるのであれば、より効率的な食器洗い方法を学ぶ、もしくは上司に相談して食器洗いの分担を見直してもらうことを検討しましょう。あなたの負担を軽減するために、職場全体で協力体制を作る必要があります。

3. 辞めるかどうかの判断：自分自身と向き合い、未来を考える

辞めるかどうかは、非常に難しい決断です。しかし、現状のままでは精神的に辛いというのであれば、現状を客観的に分析し、自分にとって最適な選択をする必要があります。まずは、何があなたを悩ませているのかを具体的に書き出してみましょう。そして、その問題に対して、どのような解決策が考えられるのかを一つずつ検討してみましょう。解決策が見つからない、もしくは解決策を実践しても改善が見られない場合は、転職も視野に入れても良いでしょう。

転職を考える際には、自分のキャリアプランを明確にしましょう。どのような職場で、どのような仕事がしたいのか、自分は何を大切にしたいのかを考え、それに合った求人を探しましょう。転職活動は大変ですが、あなたの人生にとって重要な選択です。焦らず、じっくりと時間をかけて、最適な職場を見つけましょう。

また、転職活動においては、あなたの経験とスキルを最大限にアピールすることが重要です。職務経歴書や面接では、あなたの強みや経験を具体的に説明し、なぜその職場で働きたいのかを明確に伝えましょう。自信を持って、あなたの魅力を伝えましょう。

まとめ

介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に大きな負担を伴う仕事でもあります。今回、あなたが抱えている悩みは、決してあなただけのものではありません。多くの介護職の方が、同じような悩みを抱えています。この記事で紹介した具体的な対策やアドバイスを参考に、まずは小さな一歩から始めてみましょう。そして、どうしても解決できない悩みがあれば、一人で抱え込まず、周りの人に相談したり、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。

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