介護職と潔癖症：入浴介助の不安を乗り越える方法

潔癖があり介護してる人いますか？前は大丈夫だったのにコロナ後から菌とか感染が怖くなってしまいました。調べたら強迫性障害の不潔症みたいです。精神科の薬飲んで具合悪くしたのでもう精神科には行きたくないです。わけあってサービス付き高齢者住宅で働きはじめたのですが、各部屋掃除、トイレ掃除手袋だからなんとかできてる。着ていた服の洗濯苦痛ですがなんとかできる。排泄介助、便の介助したあと手袋して手洗いしたのに汚れてるんじゃないかとしばらく気になり不安、お風呂入って時間経てば治ります。問題は入浴介助です。みんな素足です。水入るから手袋はけないし、なにより素足になることが苦痛過ぎてどうしたら良いか悩んでいます。手荒れ足荒れかかとガサガサだから菌に感染しやすいんではないかと不安です。皮膚科通院してなんとか悪化しないように頑張ってます。なによりずっと好きで気にしないで出来ていた介護職がこんな感じで出来なくなってることがショックです。最初はやらなければよかったのに、何故か出来ると思ってしまいました。後からやらなければよかったとかいつも後悔します。こんな自分にも腹がたちます。ほんとは辞めれたら楽なんですが色々事情があり絶対辞められません(:_;)やり始めたらまた前みたく出来るように慣れますか？入浴介助乗り切るためになにか良いアイデアあれば教えてください。

この記事では、介護職を続けながら潔癖症と闘うあなたの苦悩に寄り添い、入浴介助の不安を乗り越えるための具体的な方法を探ります。コロナ後の感染症への不安、強迫性障害の症状、そして「辞められない」という現実の中で、どうすれば介護の仕事とあなたの心の健康を両立できるのか、一緒に考えていきましょう。 この仕事にやりがいを感じていたあなただからこそ、この状況を乗り越える方法を見つけ出すことが大切です。 私たちは、あなたの経験と努力を無駄にしたくないと考えています。

１． 潔癖症と介護職の両立：現状の把握と課題の明確化

まず、あなたの現状を整理してみましょう。あなたは、サービス付き高齢者住宅で介護職として勤務しており、部屋の掃除やトイレ掃除は手袋を使用することで対応できているようです。しかし、入浴介助においては、素足で介助しなければならないこと、そして手荒れや足荒れの状態が、感染への不安を大きく増幅させていると伺えます。 排泄介助後も、手洗い後も不安が残るという点も重要な課題です。

さらに、精神科への通院を避けたいという気持ち、そして仕事への後悔や自己嫌悪といった感情も抱えているようです。 これらの感情は、あなたの不安をさらに増幅させている可能性があります。 重要なのは、これらの感情を否定するのではなく、まずは受け止め、対処法を探ることです。 あなたは決して一人ではありません。多くの介護職の方が、同様の悩みを抱えていることを知っておいてください。

２． 入浴介助における具体的な対策

入浴介助の不安を軽減するために、いくつかの具体的な対策を提案します。

• 防水性の高い手袋の使用を検討する： 完全防水ではないものの、ある程度の防水機能を持つ手袋を使用することで、肌の直接的な接触を減らし、心理的な安心感を高めることができます。 様々な素材やタイプの防水手袋がありますので、自分に合ったものを見つけることが重要です。
• フットカバーやサンダルを使用する： 素足への抵抗感を軽減するために、フットカバーや防水性の高いサンダルを着用することを検討しましょう。 これにより、直接肌が水に触れる面積を減らすことができます。 ただし、安全面を考慮し、滑りにくい素材を選ぶことが重要です。
• 入浴介助の流れを工夫する： 介助の流れを工夫することで、素足で触れる時間を短縮できます。 例えば、必要な物品を事前に準備したり、介助の順番を効率化したりすることで、不安を軽減できる可能性があります。 先輩職員や上司に相談し、効率的な方法を学ぶのも良いでしょう。
• 入念な洗浄と消毒： 入浴介助の前後には、必ず手洗い・消毒を行いましょう。 手指消毒剤だけでなく、抗菌石鹸を使用するのも効果的です。 さらに、使用したタオルや備品は、適切に洗浄・消毒することを徹底しましょう。
• 作業着の工夫： 速乾性のある素材の作業着を選ぶことで、洗濯後の乾燥時間を短縮し、不快感を軽減できます。 また、汚れてもすぐに洗えるような、着替えやすい服装も効果的です。

３． 感情の整理と心のケア

仕事への後悔や自己嫌悪といった感情は、あなたの精神的な負担を大きく増幅させています。これらの感情に対処するために、以下の方法を試してみてください。

• 感情日記をつける： 日々の感情や出来事を記録することで、自分の感情を客観的に見れるようになり、感情の整理に役立ちます。 書き出すことで、心が軽くなることもあります。
• 信頼できる人に相談する： 家族や友人、同僚など、信頼できる人にあなたの気持ちを打ち明けてみましょう。 話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。 職場の相談窓口や産業医に相談するのも良い方法です。
• ストレス軽減のための工夫： 仕事以外の時間には、リラックスできる趣味や活動に取り組むようにしましょう。 散歩や読書、音楽鑑賞など、自分が心地良いと感じる活動を見つけることが大切です。 十分な睡眠と休息も心がけてください。
• 認知行動療法の知識を学ぶ： 強迫性障害の症状を軽減するために、認知行動療法について学ぶことをお勧めします。 書籍やインターネットなどで情報収集し、自分の思考パターンを理解することで、不安をコントロールできるようになるかもしれません。 専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

４． 専門家への相談

ここまで様々な対策を提案してきましたが、それでも不安が解消されない場合は、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。 精神科医への通院は抵抗があるかもしれませんが、信頼できる医師を見つけることができれば、あなたの症状に合わせた適切な治療を受けることができます。 薬物療法だけでなく、心理療法も選択肢としてあります。

５． 職場への相談と協働

職場の上司や同僚にあなたの状況を説明し、理解と協力を得ることも重要です。 あなたの不安を共有することで、職場環境を改善し、より働きやすい環境を作ることができるかもしれません。 例えば、入浴介助の際にサポートを依頼したり、業務の分担を調整したりすることで、あなたの負担を軽減できる可能性があります。

６． 再発防止と継続的なケア

一度症状が改善したとしても、再発を防ぐための継続的なケアが重要です。 定期的なセルフケア、ストレスマネジメント、そして必要に応じて専門家への相談を継続することで、安定した状態を維持することができます。 あなたの努力と継続的なケアが、将来の安心につながります。

７． まとめ

介護職を続けながら潔癖症と闘うことは、容易ではありません。しかし、適切な対策と心のケアを行うことで、必ず乗り越えることができます。 この記事で紹介した方法に加え、あなた自身にとって最適な方法を見つけることが大切です。 焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。 そして、必要に応じて専門家や職場のサポートを活用することを忘れないでください。

※ この記事は一般的なアドバイスであり、医療的な助言ではありません。 症状が改善しない場合は、必ず専門医にご相談ください。