介護職のパート職員同士の摩擦…職場のコミュニケーションと負担軽減の解決策

相談です。以前にも、相談しました。私は、パートで介護職として働いています。同じ事を話しますがご了承ください。①→女性、パート、既婚、扶養内で働いてる ②→女性、パート、既婚、扶養外で働いてる ①が昨日用事があり、いつもの時間より早退しました。それが、お昼時間と被ってました。なので、様子見てこようかと一言声掛けて手伝いきました。ですが、②は他のスタッフと寝たきりの入居者のお風呂介助を5〜6人やって、お風呂介助終わったのは片付けも含め、お昼時間ギリギリでした。自分も自分で、その時は交代するタイミングが分からず、とりあえず配膳終わるタイミングで交代しました。後々考えたら、配膳終わってから交代しても良かったのではないかな？と思ってました。全く交代しないと言ってないのにも関わらず… ②→自分が気に食わなければすぐに顔に出る 態度に出やすい すぐにしんどいと言う リネンやお風呂介助、あんまり自分からはしない ↑以外では周りの事を考えているがだいたいはこんな感じです。入れ違い、お互い様かなと思いますが、あの後、そこまではありませんが怒ってはいなかったのですが、ガン無視でした。夕食後、最後、両ユニットのおしぼりを洗濯回すために、洗濯機に持ってくるのですが『入れたよー』など一言申し送りなかったです。確かに、むしゃくしゃしながら、お互い、嫌な思いをするなら、無理して話しなくてもいいですが、せめて仕事に関するのは申し送りしてほしかったのはあります。昨日も昨日で、寝たきりの入居者3人、浣腸がありました。少しぐらいは手伝いにきてくらるのかな？と思ってましたが手伝いに来ずでした。流れは諸々長くなるので省きますが…私がいたユニット1人、隣ユニット3人(お昼の時点で)、バランス悪いな…と思ってました。確かに助けを呼べばいいとは思いますが、1人は入院中なため、楽かと思われがちですが、少しは気にかけてたりして欲しかったのもあります。その時に、先輩に怒ってる理由聞けばいいと思いますが聞いた所でトラブルになりそうでしたしそれは避けたかったので聞けなかったのと、私自身も、そういう事は聞けるタイプでは無いので、もう、そっとしとこ思い、今にいたります。以前、②と別のスタッフがバチバチとしてたの見てるのもありますが…どう思いますか？分かりづらかったらすいません。

この相談は、介護職のパートとして働く相談者さんが、同僚とのコミュニケーション不足と、業務における負担感の不均衡に悩んでいるという内容です。 本記事では、相談者さんの状況を踏まえ、介護現場における人間関係の構築、業務分担の改善、そして自身のメンタルヘルスの維持という3つの側面から具体的な解決策を提案していきます。特に、パート職員として働く上での時間管理や、職場のコミュニケーションにおける特有の課題に焦点を当て、具体的な行動指針を示します。

1. 介護現場における人間関係の構築：同僚との良好なコミュニケーションを目指して

介護職は、チームワークが不可欠な仕事です。相談者さんと同僚②さんとの間には、明らかにコミュニケーションの断絶が生じています。これは、お互いの仕事の負担感や、些細な行き違いから生じる誤解が積み重なった結果と言えるでしょう。 まずは、直接的な話し合いが重要です。しかし、相談者さんは「トラブルになりそう」と懸念されています。そこで、以下のステップでアプローチすることをお勧めします。

• 状況の共有：「あの時、〇〇の件で、少し戸惑ったんだけど…」と、具体的に起きた出来事を淡々と説明します。感情的な言葉は避け、事実を述べることに集中しましょう。例えば、「お昼休憩の交代がスムーズにいかなくて、少し負担を感じました」のように、自分の気持ちを客観的に表現することが大切です。
• 相手の立場への配慮：同僚②さんが忙しい状況だったこと、そして、彼女なりのやり方があることを理解しようと努めましょう。「あなたも大変だったと思うけど…」と、共感の言葉を添えることで、相手との距離を縮めることができます。 ②さんの「自分が気に食わなければすぐに顔に出る」「態度に出やすい」「すぐにしんどいと言う」といった特徴を理解した上で、コミュニケーションを取ることが重要です。感情的な反応を期待せず、冷静に事実を伝えましょう。
• 解決策の提案：「もし次回、同じような状況になったら、休憩時間前に少し相談できたら助かるな」など、具体的な解決策を提案することで、建設的な話し合いを進めることができます。 例えば、業務連絡用のアプリやホワイトボードなどを活用して、シフトや業務の進捗状況を共有するシステムを導入することを提案するのも良いでしょう。
• 第三者の介入：どうしても直接話し合うのが難しい場合は、信頼できる先輩や上司に相談してみましょう。第三者の存在は、話し合いを円滑に進める上で大きな助けとなります。 相談する際には、自分の感情を押し殺さず、正直に気持ちを伝えましょう。先輩や上司は、相談者さんの状況を理解し、適切なアドバイスやサポートをしてくれるはずです。

大切なのは、相手を非難するのではなく、問題解決に向けて協力していく姿勢を示すことです。 「お互い様」という考え方も重要ですが、コミュニケーション不足によって、お互いが不快な思いをしている現状を改善していくことが優先です。

2. 業務分担の改善：負担軽減と効率化を目指して

介護現場では、業務の負担が偏りがちです。相談者さんのユニットと隣接ユニットの業務量に差があることは、深刻な問題です。 これは、人員配置の問題、あるいは業務プロセスの非効率性などが原因として考えられます。

• 業務量の可視化：各スタッフの業務量を記録し、可視化することで、負担の偏りを客観的に把握できます。 エクセルシートなどで、日々の業務内容と所要時間を記録し、週単位、月単位で分析することで、問題点を明確にできます。 このデータは、上司への報告や、業務改善の提案に役立ちます。
• 業務プロセスの見直し：浣腸などの介助業務は、複数人で協力して行うことで、負担を軽減できます。 チームで協力して業務を行うための手順書を作成し、共有することで、スムーズな連携を図ることができます。 また、業務効率化のためのアイデアを積極的に提案することで、職場全体の改善に貢献できます。
• 人員配置の調整：人員配置に問題がある場合は、上司に相談し、改善を求めることが重要です。 業務量の偏りや、スタッフの負担軽減について、具体的なデータを示しながら説明することで、上司も理解を示しやすくなります。
• 助けを求める勇気：「助けを呼べばいい」と相談者さんも認識していますが、助けを求めることをためらっているようです。 助けを求めることは、弱さではなく、チームワークを円滑に進めるための重要な行動です。 「手伝ってほしい」と直接的に伝えるのが難しい場合は、「少し手伝ってもらえると助かる」など、柔らかな表現を使うことを意識しましょう。

業務改善は、個人の努力だけでなく、チーム全体で取り組むべき課題です。 積極的に意見を出し、改善に貢献することで、職場環境全体をより良いものにしていくことができます。

3. メンタルヘルスの維持：自分自身のケアを大切に

介護職は、精神的な負担が大きい仕事です。相談者さんも、同僚とのトラブルや業務の負担感から、ストレスを感じているようです。 自身のメンタルヘルスを維持するために、以下の点を意識しましょう。

• ストレスマネジメント：仕事が終わった後は、趣味や好きなことに時間を使い、リフレッシュしましょう。 運動、読書、音楽鑑賞など、自分の心を癒す時間を持つことが大切です。 また、睡眠時間をしっかりと確保し、心身ともにリラックスできる環境を作ることも重要です。
• 相談窓口の活用：職場に相談窓口があれば、積極的に利用しましょう。 上司や先輩だけでなく、社外の相談機関も活用することで、客観的な視点からアドバイスを受けることができます。 相談することで、抱えている問題を一人で抱え込まずに済むので、精神的な負担を軽減できます。
• 休日の確保：パート職員として働く上では、自分の時間を確保することが大切です。 休日は、しっかりと休息を取り、心身ともにリフレッシュしましょう。 プライベートの時間を持つことで、仕事に対するモチベーションを維持することができます。
• 自分自身の限界を知る：自分のキャパシティを超える仕事を引き受けないことも重要です。 無理をせず、自分のペースで仕事を進めることで、ストレスを軽減し、長期的に働くことができます。 必要に応じて、上司に相談し、業務量を調整してもらうようにしましょう。

介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に精神的な負担も大きいです。 自分の心と体を大切にし、無理なく働けるように工夫することが重要です。 自分の限界を知り、適切な休息を取ることで、長く働き続けることができるでしょう。

まとめ

介護職のパート職員として働くことは、時間管理や人間関係、業務負担など、多くの課題を伴います。今回の相談者さんのケースは、コミュニケーション不足、業務量の偏り、そしてメンタルヘルスの維持という３つの課題が複雑に絡み合っています。 これらの問題を解決するためには、まず、同僚との建設的な対話を通して、お互いの理解を深めることが重要です。 そして、業務の負担軽減のためには、業務プロセスの見直しや、人員配置の調整などを検討する必要があります。 最後に、自身のメンタルヘルスを維持するためには、適切な休息を取り、ストレスマネジメントを意識することが大切です。

※ この記事は、一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な解決策を保証するものではありません。 具体的な問題解決には、専門家への相談が推奨されます。