【介護職の悲劇】追突事故から学ぶ！休業補償と人身事故の落とし穴

自動車保険請求について（人身編） 同タイトル（物損編）でも質問しましたが、人身の部分だけこちらで質問させてください 私は介護職員です 右折待ち停車中に追突され10:0で相手も過失を認める事故に遭いました かなり大きな衝撃で、私はしばらく強い動悸がするほどでしたが、当方シエンタの3列目を格納しフレームテントと椅子、毛布や厚いクッションなどを詰めて入れていたおかげか大怪我もなく、助手席に座っていた娘はほぼ無症状、私はむち打ち症状のみ＆夜間の事故だったことから、翌日近所の総合病院を受診しました 私:診察、レントゲン、投薬 →術後のリハビリしか受け入れないと言われた為、現在別の整形外科を受診し治療をうけています 娘:診察のみ（きちんと診てほしいと頼んだものの、小学生で無症状なら撮り損になると言われた） 当初は痛みも軽かったため、人手の足りない職場で休みを取るのも気が引け短期間勤務を申し出ましたが、同僚看護師からむちうちは最初が肝心だから最低1週間は安静にと言われ、上司からも通院をしっかりしてねと快く休みをいただけました 実際、日毎に痛みが増し、座るのもきつく痛み止めだけでは緩和せず先生から注射をすすめられたほどで、休みを取って正解でした 事故から数日後、診断書の郵送を待っていたところ、警察から電話がかかってきました 診断書を警察に提出することは保険の請求にも関わるという話を伺いましたが、 事故相手の保険会社からは、診断書を警察に提出してもしなくても私が不利益になることは一切なく、保険金も同様にきちんと支払いますので原本を保険会社に郵送してくださいと言われていたこと、 また、相手の方が若く、反省している為、人身事故にはしたくないと警察には伝えましたが… 私の車の損傷がひどく、買い替えを余儀なくされている状況で、時価額が想像を超えた低さ（思っていた金額の半分）で新車購入をするにも負担額が大きく… このまま物損事故で終わらせてしまうと後々さらに大損することにならないか、今になって心配になってきました また、症状のない娘ですが、痛みがないのは本当だったようですが、数日後に修学旅行を控えているため、そもそも病院にかかりたくないし、若干の違和感（ほんの少しのだるさ）があることを伝えて修学旅行に行けなくなるのは嫌だということで… 火曜日の夜の事故でしたので明日で1週間になりますが、 ①人身事故に切り替えた方がよいか（切り替えてもよいものか） ②今更ですが、私が今治療を受けている整形外科に娘を受診させてもよいか（保険会社が娘の名前は伝えているのでスムーズに受診はできるものの、事故からの経過時間的にどうか） ③休業補償について、扶養範囲で働いており、2〜5月は所得制限していたのですが、今月よりシフトを増やしていた場合、あくまでも補償は3ヶ月遡ったその平均しか認められないのでしょうか？ 詳しい方、教えていただけると助かります

この記事では、介護職として多忙な日々を送る中で追突事故に遭われた相談者の方のケースを通して、交通事故における人身事故と休業補償について、具体的な解決策を提示します。特に、むち打ち症や休業補償の算定方法、そしてお子様の対応といった、介護職の方にとって特に重要なポイントに焦点を当てて解説していきます。

１．人身事故への切り替えは必要か？

相談者の方は、相手方の過失100%、ご自身と娘さんの怪我の程度、そして相手方の若さや反省の姿勢から、人身事故に切り替えずに物損事故で済ませたいと考えていらっしゃいます。しかし、車の損傷が大きく、買い替えが必要な状況で、時価額が予想を下回っていることから、後々の損失を懸念されています。

結論から言うと、現在の状況では人身事故への切り替えを検討すべきです。物損事故だけで済ませると、治療費や休業補償、精神的苦痛に対する慰謝料などを請求することが難しくなります。特に、むち打ち症は、初期症状が軽微でも、後から症状が悪化することがあります。現在、痛みが増し、注射が必要な状況であることから、人身事故として対応することで、将来的な症状の悪化にも備えることができます。

相手方が過失を認めており、反省しているとのことですが、それは慰謝料の支払いに影響するものではありません。保険会社は、事故の状況と怪我の程度に基づいて保険金を支払います。人身事故として手続きを進めることで、適切な補償を受けることができます。

２．娘さんの受診について

娘さんは、事故直後は無症状でしたが、数日後に若干の違和感を感じているとのことです。修学旅行を控えているため、病院を受診したくないという気持ちも理解できます。

しかし、娘さんの受診も検討すべきです。たとえ軽微な症状であっても、事故による影響の可能性を否定できません。むち打ち症は、初期症状が軽微な場合でも、後から症状が悪化することがあります。また、事故直後ではなく、数日後に症状が出現することもあります。万が一、修学旅行中に症状が悪化した場合、対応が難しくなる可能性があります。

相談者の方が治療を受けている整形外科を受診させることで、事故との因果関係を明確にできます。保険会社には、娘さんの受診について事前に連絡しておきましょう。スムーズな対応が可能になります。

３．休業補償について

相談者の方は、扶養範囲内で働き、2～5月は所得制限をしていたものの、今月よりシフトを増やしていたとのことです。休業補償は、事故前の3ヶ月間の平均収入に基づいて算定されるのが一般的です。そのため、今月からのシフト増加分は、休業補償に反映されない可能性が高いです。

しかし、これはあくまで一般的なケースです。保険会社によっては、事故前の収入状況を総合的に判断し、より適切な休業補償を支払う場合もあります。具体的な対応については、保険会社に相談し、状況を説明することが重要です。必要であれば、給与明細や勤務シフト表などの証拠書類を提出しましょう。

また、介護職は人手不足が深刻な職種です。休業によって職場に負担をかけることを心配されているかもしれませんが、適切な休養を取り、治療に専念することが、長期的な視点で見れば、自身の健康とキャリアを守ることに繋がります。上司にも理解を示して頂けているとのことですので、安心して治療に専念してください。

４．まとめ

今回のケースでは、人身事故への切り替え、娘さんの受診、そして休業補償の請求について、それぞれ慎重に検討する必要があります。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応が可能になります。 保険会社との交渉は複雑な場合がありますので、弁護士や専門の相談窓口に相談することも検討しましょう。

また、事故後の精神的な負担も無視できません。 一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族、あるいは専門機関に相談することも大切です。 事故後の生活の立て直しは容易ではありませんが、適切な対応とサポートを受けることで、必ず乗り越えることができます。

重要なポイント：

• 人身事故への切り替えは、後遺症の可能性や適切な補償を受けるために重要です。
• 娘さんの受診も検討し、事故との因果関係を明確にしましょう。
• 休業補償は、事故前の3ヶ月間の平均収入が基準となりますが、保険会社との交渉が必要です。
• 専門家への相談を検討しましょう。弁護士や、wovieのLINE相談でAIキャリアパートナー「あかりちゃん」に相談することもできます。