嚥下障害と右半身麻痺のある高齢者のための施設探し：寝たきりにならないための選択肢

この記事では、嚥下障害と右半身麻痺のある高齢者の施設探しについて、具体的な情報とアドバイスを提供します。療養型の病院しか受け入れがない、胃ろう増設予定だが夜間吸引ができないため特養も難しい、寝たきりではなく毎日車椅子に乗せてあげたいというご家族の切実な願いに応えるべく、最適な施設を見つけるためのヒントをお届けします。自宅介護が難しい状況を踏まえ、専門家の視点から、具体的な施設選びのポイント、利用できるサービス、そして心のケアについて解説していきます。

嚥下障害と右半身麻痺のある高齢者ではありますが、頭はしゃっきりしています。寝たきりされてしまうような療養型の病院しか受け入れがありません。胃ろうを作るつもりですが夜の吸引が出来ないため特養も受け入れてもらえません。寝たきりではかわいそうなので毎日車椅子に乗せて貰えるような施設はないものでしょうか。このような場合はどんな施設を探せば良いのでしょうか。自宅介護は難しいです。

1. 施設選びの基本：入居者の状態と施設の対応能力を理解する

高齢者の施設選びは、ご本人の心身の状態と、施設の提供するサービス内容を正確に把握することから始まります。嚥下障害、右半身麻痺、胃ろう、夜間吸引の必要性など、具体的な医療的ケアのニーズを考慮し、それに対応できる施設を選ぶことが重要です。ここでは、施設選びの基本的な考え方と、具体的なステップについて解説します。

1-1. ご本人の状態を詳細に把握する

まず、ご本人の現在の状態を詳細に把握することから始めましょう。これには、以下の項目が含まれます。

• 身体機能：麻痺の程度、可動域、移動能力（自力での移動、車椅子での移動など）
• 認知機能：認知症の有無、程度、意思疎通の能力
• 嚥下機能：嚥下障害の程度、食事形態（ペースト食、刻み食など）、誤嚥のリスク
• 医療的ケアの必要性：胃ろう、吸引、褥瘡（床ずれ）の有無とケア、服薬管理、定期的な健康チェックなど
• 生活習慣：日中の過ごし方、趣味、嗜好、生活リズム

これらの情報を整理し、医療機関やケアマネジャーと共有することで、適切な施設選びの第一歩を踏み出せます。

1-2. 施設の情報を収集する

次に、施設の情報を収集します。以下の情報を重点的に確認しましょう。

• 施設のタイプ：特別養護老人ホーム（特養）、介護老人保健施設（老健）、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホームなど、様々な種類があります。それぞれの施設で提供されるサービスや入居条件が異なります。
• 医療体制：看護師の配置、医師の往診体制、協力医療機関の有無、緊急時の対応など、医療的ケアの必要性に対応できる体制が整っているかを確認します。
• 介護体制：介護職員の配置、介護サービスの質、入居者の生活をサポートする体制が整っているかを確認します。
• 設備：バリアフリー設計、個室の有無、リハビリテーション設備、医療処置に対応できる設備など、快適な生活を送るための設備が整っているかを確認します。
• サービス内容：食事、入浴、排泄、レクリエーション、リハビリテーションなど、提供されるサービス内容を確認します。
• 費用：入居金、月額利用料、その他費用（医療費、オムツ代など）を確認し、予算内で利用できる施設を選びます。
• 施設の雰囲気：見学や体験入居を通じて、施設の雰囲気やスタッフの対応を確認します。

1-3. ケアマネジャーとの連携

ケアマネジャーは、介護保険に関する専門家であり、施設選びにおいても重要な役割を果たします。ご本人の状態や希望を伝え、ケアマネジャーと一緒に施設を探すことで、最適な施設を見つけやすくなります。ケアマネジャーは、施設の情報を収集し、比較検討し、入居後のサポートも行ってくれます。

2. 施設の種類と特徴：それぞれのメリットとデメリット

高齢者向けの施設には様々な種類があり、それぞれ特徴や提供されるサービスが異なります。ご本人の状態や希望に応じて、最適な施設を選ぶことが重要です。ここでは、主な施設の種類と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

2-1. 特別養護老人ホーム（特養）

特徴： 介護保険制度に基づき運営される施設で、原則として要介護3以上の人が入居対象です。食事、入浴、排泄などの介護サービスや、生活支援、機能訓練などを受けられます。終身利用が可能で、費用が比較的安いことがメリットです。

メリット：

• 費用が比較的安い。
• 24時間体制で介護サービスが受けられる。
• 終身利用が可能。
• レクリエーションやイベントが豊富。

デメリット：

• 入居待ち期間が長い場合がある。
• 個室ではなく多床室の場合がある。
• 医療的なケアは限られる場合がある。

ポイント： 胃ろうや夜間吸引が必要な場合は、受け入れ可能な特養を探す必要があります。事前に施設の医療体制を確認しましょう。

2-2. 介護老人保健施設（老健）

特徴： 病院と自宅の中間に位置する施設で、リハビリテーションに重点を置いています。医師や看護師による医療ケア、理学療法士や作業療法士によるリハビリテーション、介護サービスなどを受けられます。入居期間は原則として3ヶ月から6ヶ月と、比較的短期間です。

メリット：

• リハビリテーションに重点を置いている。
• 医療的なケアが充実している。
• 在宅復帰を目指せる。

デメリット：

• 入居期間が限られている。
• 終身利用はできない。
• 費用が特養より高い場合がある。

ポイント： 嚥下リハビリテーションや、誤嚥性肺炎の予防など、嚥下障害に対応したリハビリテーションが提供されているかを確認しましょう。

2-3. 介護付き有料老人ホーム

特徴： 介護保険制度に基づき運営される施設で、食事、入浴、排泄などの介護サービスや、生活支援、医療ケアなどを受けられます。入居者の状態に合わせて、様々なサービスが提供されます。費用は高めですが、個室が多く、プライバシーが確保されています。

メリット：

• 個室が多く、プライバシーが確保されている。
• 医療的なケアが充実している施設が多い。
• 24時間体制で介護サービスが受けられる。
• レクリエーションやイベントが豊富。

デメリット：

• 費用が高い。
• 入居一時金が必要な場合がある。

ポイント： 胃ろうや吸引などの医療的ケアに対応しているか、看護師や医師の配置状況を確認しましょう。また、車椅子での移動を考慮したバリアフリー設計になっているか、確認することも重要です。

2-4. 住宅型有料老人ホーム

特徴： 介護保険制度を利用して、食事、入浴、生活支援などのサービスを受けられる施設です。介護サービスは外部の訪問介護事業所を利用することが多く、入居者の状態に合わせて柔軟に対応できます。医療的なケアは、施設によっては限られる場合があります。

メリット：

• 比較的自由度が高い。
• 外部のサービスを利用できる。
• 個室が多い。

デメリット：

• 医療的なケアは限られる場合がある。
• 介護サービスは別途契約が必要。
• 費用は施設によって異なる。

ポイント： 医療的なケアが必要な場合は、訪問看護ステーションとの連携体制や、看護師の配置状況を確認しましょう。また、車椅子での移動を考慮したバリアフリー設計になっているか、確認することも重要です。

2-5. グループホーム

特徴： 認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。食事の準備や掃除などを、入居者とスタッフが一緒に行うことで、認知症の進行を穏やかにし、生活の質を向上させることを目指します。医療的なケアは限られる場合があります。

メリット：

• 少人数でアットホームな雰囲気。
• 認知症ケアに特化している。
• 自立支援を重視している。

デメリット：

• 医療的なケアは限られる。
• 認知症の方が入居対象。

ポイント： 嚥下障害や胃ろうに対応できるか、事前に確認する必要があります。また、車椅子での移動が可能か、施設のバリアフリー設計を確認しましょう。

3. 施設選びの具体的なステップ：情報収集から入居までの流れ

施設選びは、情報収集から始まり、見学、体験入居、契約、入居へと進みます。ここでは、具体的なステップと、それぞれの段階で注意すべきポイントを解説します。

3-1. 情報収集と施設の見学

まずは、インターネットやパンフレット、ケアマネジャーからの情報などを参考に、入居を検討する施設をいくつかピックアップします。次に、実際に施設を見学し、施設の雰囲気やスタッフの対応、設備などを確認します。見学の際には、以下の点に注目しましょう。

• 施設の雰囲気：清潔さ、明るさ、静かさなど、快適に過ごせる環境であるかを確認します。
• スタッフの対応：スタッフの対応が丁寧で、入居者の気持ちに寄り添っているかを確認します。
• 設備：バリアフリー設計、個室の広さ、トイレの場所、リハビリテーション設備など、必要な設備が整っているかを確認します。
• 医療体制：看護師の配置、医師の往診体制、緊急時の対応など、医療的ケアに対応できる体制が整っているかを確認します。
• サービス内容：食事、入浴、排泄、レクリエーション、リハビリテーションなど、提供されるサービス内容を確認します。
• 入居者の様子：入居者の表情や、スタッフとのコミュニケーションの様子を観察し、入居者が快適に過ごしているかを確認します。

3-2. 体験入居の活用

多くの施設では、体験入居を受け入れています。体験入居を通じて、実際の生活を体験し、施設の雰囲気やサービス内容をより深く理解することができます。体験入居の際には、以下の点に注目しましょう。

• 食事：食事の味や形態、介助の様子を確認します。
• 入浴：入浴介助の様子や、設備の使いやすさを確認します。
• 排泄：排泄介助の様子や、トイレの使いやすさを確認します。
• 夜間の様子：夜間のスタッフの対応や、睡眠環境を確認します。
• レクリエーション：レクリエーションに参加し、入居者との交流を体験します。

3-3. 契約と入居

体験入居などを経て、入居する施設を決定したら、契約手続きを行います。契約内容をよく確認し、不明な点があれば、施設側に質問しましょう。契約後、入居前に、必要な書類を提出し、持ち物などを準備します。入居後も、定期的に施設を訪問し、ご本人の様子を確認し、必要に応じて施設と連携して、より良い生活をサポートしましょう。

4. 医療的ケアへの対応：胃ろう、吸引、褥瘡ケア

嚥下障害や右半身麻痺のある高齢者にとって、医療的ケアは非常に重要です。胃ろう、吸引、褥瘡ケアなど、それぞれのケアについて、具体的な方法と、施設選びのポイントを解説します。

4-1. 胃ろうと栄養管理

胃ろうは、口から食事が摂れない場合に、胃に直接栄養を送り込むための処置です。胃ろうのある入居者を受け入れる施設は、胃ろうからの栄養剤投与、注入、チューブの交換、周囲の皮膚の清潔保持など、専門的なケアを提供できる必要があります。施設を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。

• 看護師の配置：胃ろうの管理ができる看護師が常駐しているか、または日中は必ずいるかを確認します。
• 栄養士の配置：栄養士が、入居者の状態に合わせた栄養管理を行っているかを確認します。
• 食事形態：胃ろうからの栄養剤だけでなく、口から食べられる場合は、嚥下機能に合わせた食事形態（ペースト食など）を提供しているかを確認します。
• 緊急時の対応：胃ろうトラブル（チューブの詰まり、漏れなど）が発生した場合の対応体制を確認します。

4-2. 吸引の必要性と対応

嚥下障害のある高齢者は、誤嚥性肺炎のリスクが高く、吸引が必要になる場合があります。吸引は、気道内の痰や分泌物を除去し、呼吸を楽にするための処置です。吸引が必要な入居者を受け入れる施設は、吸引の技術を持った看護師や介護職員が配置されている必要があります。施設を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。

• 吸引の実施体制：吸引が必要な場合に、適切なタイミングで吸引を行える体制が整っているかを確認します。
• 吸引の技術：吸引の技術を持った看護師や介護職員が、安全かつ適切に吸引を行えるかを確認します。
• 吸引の頻度：吸引の頻度や、吸引時の観察項目などを確認します。
• 緊急時の対応：吸引困難な場合や、呼吸状態が悪化した際の対応体制を確認します。

4-3. 褥瘡（床ずれ）ケア

寝たきりの高齢者は、褥瘡（床ずれ）のリスクが高くなります。褥瘡は、皮膚が圧迫され、血行が悪くなることで発生します。褥瘡を予防するためには、体位変換、栄養管理、皮膚の清潔保持など、様々なケアが必要です。褥瘡ケアに対応できる施設を選ぶためには、以下の点を確認しましょう。

• 体位変換：2時間おきに体位変換を行っているかを確認します。
• 褥瘡予防用具：エアマットレスや体圧分散クッションなど、褥瘡予防のための用具が適切に利用されているかを確認します。
• 皮膚の観察：皮膚の状態を定期的に観察し、早期発見・早期治療に努めているかを確認します。
• 栄養管理：栄養状態を良好に保ち、褥瘡の治癒を促進するための栄養管理が行われているかを確認します。
• 専門職との連携：皮膚科医や褥瘡専門の看護師など、専門職との連携体制を確認します。

5. 車椅子での生活を支える：移動と活動のサポート

寝たきりではなく、毎日車椅子に乗せてあげたいというご家族の希望を叶えるためには、車椅子での生活を支えるための施設選びが重要です。移動のサポート、活動の促進、そして安全な環境の提供が不可欠です。ここでは、車椅子での生活を支えるための具体的なポイントを解説します。

5-1. 移動のサポート

車椅子での移動をサポートするためには、以下の点に配慮する必要があります。

• バリアフリー設計：施設内がバリアフリー設計になっているかを確認します。具体的には、段差がない、スロープがある、エレベーターがある、廊下が広い、手すりが設置されているなどです。
• 移動支援：移動の介助が必要な場合に、適切な介助を受けられるかを確認します。
• 車椅子の種類：入居者の状態に合わせた車椅子（自走式、介助式、電動式など）が用意されているかを確認します。
• 移動範囲：施設内だけでなく、屋外への移動も可能か、散歩や外出の機会があるかを確認します。

5-2. 活動の促進

車椅子での生活でも、積極的に活動できる環境を提供することが重要です。活動を促進するためには、以下の点に配慮する必要があります。

• レクリエーション：車椅子でも参加できるレクリエーションやイベントが開催されているかを確認します。
• リハビリテーション：理学療法士や作業療法士によるリハビリテーションが受けられるかを確認します。
• 趣味活動：趣味活動をサポートする体制があるか、例えば、手芸や絵画、音楽鑑賞など、個々の趣味に合わせた活動ができるかを確認します。
• コミュニケーション：他の入居者との交流を促すような工夫があるか、例えば、食事を一緒に食べる、談話スペースがある、イベントを企画するなどです。

5-3. 安全な環境の提供

車椅子での生活を安全に送るためには、転倒や事故のリスクを減らすための工夫が必要です。安全な環境を提供するために、以下の点に配慮する必要があります。

• 転倒防止対策：床の材質、手すりの設置、滑り止めの使用など、転倒防止のための対策が講じられているかを確認します。
• 事故防止対策：危険な場所への立ち入り制限、緊急時の対応体制など、事故防止のための対策が講じられているかを確認します。
• 見守り体制：スタッフによる見守り体制が整っているか、夜間も適切な見守りが行われているかを確認します。
• 緊急時の対応：緊急時の連絡体制、救急搬送体制など、緊急時の対応が適切に行われるかを確認します。

6. 家族の心のケア：情報共有と連携の重要性

高齢者の施設探しは、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となります。ご家族の心のケアも重要であり、情報共有と、施設との連携が不可欠です。ここでは、家族の心のケアと、施設との連携について解説します。

6-1. 情報共有の重要性

ご本人の状態や希望、施設の情報を、家族間で共有することが重要です。情報共有をすることで、家族間の認識のずれを防ぎ、協力して施設選びを進めることができます。情報共有の方法としては、以下のようなものがあります。

• 定期的な話し合い：家族会議などを定期的に開催し、情報交換や意見交換を行います。
• 情報共有ツール：LINEやメール、共有ノートなど、情報共有に便利なツールを活用します。
• 記録：施設見学の記録や、相談内容などを記録しておくと、後で見返す際に役立ちます。
• ケアマネジャーとの連携：ケアマネジャーを交えて、情報共有を行うことで、専門的なアドバイスを得ることができます。

6-2. 施設との連携

施設との連携を密にすることで、ご本人の状態をより良く理解し、適切なケアを受けることができます。施設との連携方法としては、以下のようなものがあります。

• 定期的な面会：定期的に施設を訪問し、ご本人の様子を確認し、スタッフと情報交換を行います。
• 連絡帳の活用：連絡帳を活用し、日々の出来事や気になる点を記録し、施設と情報共有します。
• 電話やメールでの連絡：電話やメールで、気になることや相談したいことを伝えます。
• 懇親会への参加：施設の懇親会などに参加し、他の入居者や家族、スタッフとの交流を深めます。
• 苦情・相談窓口の活用：何か問題があった場合は、施設の苦情・相談窓口に相談します。

7. まとめ：最適な施設を見つけるために

嚥下障害と右半身麻痺のある高齢者の施設選びは、ご本人の状態、施設のサービス内容、そしてご家族の希望を総合的に考慮して行う必要があります。この記事で解説した情報とアドバイスを参考に、最適な施設を見つけてください。以下に、まとめとして重要なポイントを再掲します。

• ご本人の状態を正確に把握する：身体機能、認知機能、嚥下機能、医療的ケアの必要性などを詳細に把握しましょう。
• 施設の情報を収集する：施設のタイプ、医療体制、介護体制、設備、サービス内容、費用などを確認しましょう。
• ケアマネジャーと連携する：ケアマネジャーは、施設選びの専門家です。一緒に施設を探し、相談しましょう。
• 様々な施設を比較検討する：特養、老健、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなど、様々な施設を比較検討し、ご本人に合った施設を選びましょう。
• 体験入居を活用する：体験入居を通じて、実際の生活を体験し、施設の雰囲気やサービス内容を理解しましょう。
• 医療的ケアへの対応を確認する：胃ろう、吸引、褥瘡ケアなど、必要な医療的ケアに対応できる施設を選びましょう。
• 車椅子での生活を支える：移動のサポート、活動の促進、安全な環境の提供など、車椅子での生活を支えるための工夫を確認しましょう。
• 家族の心のケアを大切にする：情報共有と施設との連携を密にし、ご家族の負担を軽減しましょう。

これらのポイントを踏まえ、ご本人とご家族にとって、より良い生活を送れる施設が見つかることを願っています。

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