50代女性、介護職2週間で退職…不当な扱いを受けたら？ 落ち込まないための対処法と再就職への道

50代女性です。先日、新しい職場に就職しましたが、二週間で退職しました。介護職を何年もしていたので再就職も介護職だったのですが、１４日目に部長に呼ばれていくと、同じ職場の複数の職員から私に対する不満が出ていると言われました。不満の内容は態度が横柄、言うことを聞かないということです。同じ職場の介護員は１０名ちょっと。ほとんど２０代の職員ばかりです。いくいくは責任者になってもらいたいと言われ入社しましたが、私にはそんな気はなく、若い職員の中で、どうやって一緒に仕事していけばいいのか、とにかく腰を低く、ありがとうございます、よろしくお願いしますと言って仕事を教えてもらっていました。意見を言ったこともありません。しかし態度が横柄、言うことを聞かないと言われても、主観的なことですし、さらには誰も教えていない入居者のところに勝手に訪問した、上司のいないところで彼をけなした、私に説教されて若い職員が泣いた、など事実無根のことも言われました。確かに親子ほど歳が離れている職員が多い職場ですが、責任者は私より年上の男性ですし、態度が横柄ならまずは注意してくれてもいいのに、それもなしにいきなり退職を促されるなんて、何だか信じられません。さらに言えば、教えてもらうのに一緒に入居者さんの部屋に行っても「○○さんはベテランだから教えなくてもできるでしょ」と何度か言われ、教えてもらえなかったことがありました。部長に何を言っても通じなく、けっきょくその場で退職届を書かされやめました。気持ちが治まらず、同じ介護職の友人何人かに電話をかけまくったら、その施設は評判が悪く、職員が一丸となって気に入らない職員を辞めさせることが何度かあったそうです。早く忘れなさいと慰められました。当分は気持ちが治まりません。ハローワークにまた手続きに行きますが、その時に会社から言われたことを文書にしてハローワークに提出しようかと思います。求めがあればこういった情報を教えるようお願いするつもりです。使用期間中なので不当解雇にはなりませんが、こういう場合、他にどういった公共機関に連絡しておいた方がいいでしょうか。実はその施設は介護職員が医療行為をバンバンしていたり（私の八年の経験の中で最も凄い、医者がやるようなことまで）介護保険違反をドンドンしています。そのことはどこにも報告するつもりはありませんが・・・。

50代女性です。新しい介護職の職場で、わずか2週間で退職を余儀なくされました。周囲からの不当な評価と、一方的な退職勧告に納得がいきません。精神的な落ち込みから立ち直り、再就職に向けてどのような行動をとるべきでしょうか。また、不当な扱いを受けた場合に相談できる公的機関について教えてください。

今回の出来事は、精神的にも大変つらい経験だったと思います。長年培ってきた介護職としての経験を活かそうと再就職されたにも関わらず、このような形でキャリアを中断せざるを得なくなったことは、非常に残念です。しかし、落ち込んでいるだけでは、状況は変わりません。この困難な状況を乗り越え、再び前向きにキャリアを築いていくために、具体的なステップと、利用できるサポートについて解説していきます。

1. 現状の整理と感情のケア

まずは、今の状況を客観的に整理し、ご自身の感情と向き合うことから始めましょう。今回の出来事を冷静に分析し、次に活かせる教訓を見つけ出すことが重要です。

1-1. 出来事の記録と分析

• 事実の整理: 何が起きたのか、時系列で詳細に記録しましょう。退職を促された経緯、具体的な言動、周囲の反応などをメモに残しておくことで、後々の対応に役立ちます。
• 感情の整理: どのような感情を抱いたのかを書き出しましょう。怒り、悲しみ、不安など、どんな感情も否定せずに受け止めることが大切です。
• 客観的な分析: なぜこのような事態になったのか、客観的に分析しましょう。ご自身の言動で改善できる点、職場の問題点などを洗い出すことで、今後の対策を立てやすくなります。

1-2. 感情のケアとメンタルヘルス

• 休息: まずは心と体を休ませましょう。十分な睡眠を取り、リラックスできる時間を持つことが大切です。
• 信頼できる人への相談: 友人、家族、または専門家（カウンセラーなど）に話を聞いてもらいましょう。誰かに話すだけでも、気持ちが楽になることがあります。
• 専門家のサポート: 必要であれば、専門家のカウンセリングを受けることも検討しましょう。専門家は、あなたの感情を理解し、適切なアドバイスをしてくれます。

2. 法的な側面からのアプローチ

不当な扱いを受けた場合、法的な手段を検討することもできます。ただし、今回は試用期間中の退職であり、不当解雇には該当しない可能性があります。しかし、状況によっては、ハラスメントや不当な労働条件として訴えることができる場合もあります。

2-1. ハローワークへの相談

ハローワークは、求職活動のサポートだけでなく、労働に関する相談窓口も設けています。今回の件について、ハローワークに相談し、アドバイスを受けることができます。会社から言われたことを文書にして提出することも、有効な手段です。ハローワークは、あなたの権利を守るために、必要な情報を提供し、適切な機関への紹介も行ってくれます。

2-2. その他の相談窓口

• 労働基準監督署: 労働基準監督署は、労働基準法違反に関する相談を受け付けています。今回のケースで、ハラスメントや不当な労働条件があった場合、相談することができます。
• 弁護士: 弁護士に相談し、法的アドバイスを受けることもできます。弁護士は、あなたの状況を詳しく分析し、法的手段を取るべきかどうかを判断してくれます。

3. 再就職に向けた準備

今回の経験を活かし、より良い職場を見つけるために、再就職に向けた準備を始めましょう。

3-1. 自己分析とキャリアプランの再構築

• 自己分析: 自分の強み、弱み、興味、価値観を改めて見つめ直しましょう。自己分析を通して、自分に合った仕事や働き方を見つけることができます。
• キャリアプランの再構築: 今後のキャリアプランを立て直しましょう。どのような仕事に就きたいのか、どのような働き方をしたいのかを具体的に考え、目標を設定しましょう。
• 職務経歴書の作成: 過去の職務経験やスキルを整理し、効果的な職務経歴書を作成しましょう。今回の退職理由についても、正直に、かつ前向きに説明できるように準備しましょう。

3-2. 求人情報の収集と応募

• 求人情報の収集: 介護職の求人情報を収集しましょう。ハローワーク、求人サイト、転職エージェントなどを活用し、幅広い情報を集めましょう。
• 応募書類の作成: 履歴書や職務経歴書を作成し、応募書類を提出しましょう。企業研究を行い、企業の求める人物像に合わせて、自己PRや志望動機を工夫しましょう。
• 面接対策: 面接対策を行いましょう。模擬面接を受けたり、面接でよく聞かれる質問への回答を準備したりすることで、自信を持って面接に臨むことができます。

3-3. 企業選びのポイント

• 企業の評判: 企業の評判を事前に調べておきましょう。インターネット上の口コミや、知人の情報などを参考に、企業の雰囲気や労働環境について調べておきましょう。
• 労働条件の確認: 労働条件をしっかりと確認しましょう。給与、勤務時間、休日、福利厚生など、気になる点は事前に確認し、納得した上で入社するようにしましょう。
• 面接での質問: 面接で、職場の雰囲気や人間関係について質問してみましょう。実際に働く人たちの話を聞くことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

4. ポジティブな思考と自己肯定感の維持

今回の経験から立ち直り、前向きに再就職活動を進めるためには、ポジティブな思考と自己肯定感を維持することが重要です。

4-1. ポジティブな思考

• 失敗から学ぶ: 失敗を恐れず、そこから学びを得るようにしましょう。今回の経験から、何が問題だったのか、どのように改善できるのかを考え、次に活かしましょう。
• 目標設定: 具体的な目標を設定し、達成に向けて努力しましょう。目標を達成することで、自信と自己肯定感が高まります。
• 感謝の気持ち: 周囲の人々への感謝の気持ちを忘れずに持ちましょう。支えてくれる人々の存在は、あなたの心の支えになります。

4-2. 自己肯定感の維持

• 自分の強みを認識する: 自分の強みを認識し、自信を持ちましょう。これまでの経験やスキルを振り返り、自分の価値を再確認しましょう。
• 自己肯定的な言葉を使う: 自分のことを褒め、肯定的な言葉を使いましょう。ネガティブな言葉は避け、ポジティブな言葉を使うように心がけましょう。
• セルフケア: 自分を大切にし、心身の健康を保ちましょう。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動などを心がけましょう。

5. 今後のキャリア展望

今回の経験を乗り越え、今後のキャリアをどのように発展させていくかを考えましょう。介護職としての経験を活かし、より良いキャリアを築くために、様々な選択肢があります。

5-1. スキルアップと資格取得

• 専門性の向上: 介護に関する専門知識やスキルをさらに高めるために、研修やセミナーに参加しましょう。
• 資格取得: 介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格を取得することで、キャリアアップを目指すことができます。
• キャリアコンサルタントへの相談: キャリアコンサルタントに相談し、キャリアプランについてアドバイスを受けることも有効です。

5-2. キャリアチェンジの可能性

• 関連職種への挑戦: 介護職で培った経験を活かして、医療事務、福祉施設の事務職など、関連職種に挑戦することもできます。
• 起業: 将来的には、介護事業を起業することも可能です。

今回の出来事は、確かに辛い経験でしたが、決して無駄ではありません。この経験を通して、あなたは多くのことを学び、成長することができました。そして、再び前向きに歩み始めることができます。焦らず、一歩ずつ、自分のペースで進んでいきましょう。あなたの再就職を心から応援しています。

6. まとめ

今回の経験は、非常に辛いものでしたが、決して乗り越えられないものではありません。まずは、ご自身の感情と向き合い、現状を客観的に分析することから始めましょう。そして、法的な側面からのアプローチも検討し、再就職に向けた準備を進めていきましょう。今回の経験を活かし、より良い職場を見つけるために、積極的に行動し、ポジティブな思考と自己肯定感を維持することが大切です。あなたの今後のキャリアが、実りあるものになることを心から願っています。

“`