介護職未経験で3日目で辞めたい…特養での最初の3日間を乗り越える方法

初めて介護職に就職して３日目ですが、もう辞めたいです。23歳女性です。高卒から今まで宿泊業に勤めてたので、介護業界自体初めてです。今月の3日に初任者研修を修了しました。資格の学校から紹介してもらった特養でアルバイトとして働いてるのですが、もう辞めたいです。（来月から正社員の予定です）特養でも入居者さんや職員の数がかなり多い施設なのですが、仕事中はほぼ見学のような状態で、食事介助以外は何もやってません。利用者さんの顔も名前も覚えてないので全く戦力にならないのは分かってるのですが、先輩職員が忙しそうにしてる中、自分だけが何も出来ずに突っ立っているのが耐えられません。先輩に「手伝うことありませんか？」と聞いても「今はいいよ」と指示は貰えず、正直、私絶対邪魔だろうな…全く期待されてないのかな…と思って滅入ってしまいます。私が介助をしても良いかは主任が決めるそうなのですが、シフトの関係や皆忙しいのもあり、主任とはほとんど話せてません。見てるだけだと仕事覚えられる気しません…休憩中や暇な時間、先輩たちは知らない業界用語や入居者さんについての会話ばかりで、全く輪に入れませんし、未経験で特養に行ったことを後悔してます…誰だって最初は未経験だと思うのですが、介護職って最初はこんなものなのでしょうか？新人期間はどうやって過ごしてましたか？

この記事では、介護職未経験で特養に就職した23歳のあなたが抱える「3日目で辞めたい」という強い気持ちに寄り添いながら、新人期間を乗り越えるための具体的な方法を、転職コンサルタントの視点から解説します。 「仕事が覚えられない」「先輩とのコミュニケーションが難しい」「将来への不安」といった悩みを解消し、介護職として成長していくための道筋を示します。 宿泊業から介護業界への転職という大きな変化、そして特養という多忙な現場での戸惑いを抱えるあなたに、ぜひ読んでいただきたい内容です。

1. 新人介護職が抱える共通の悩み：あなたは一人じゃない

まず、あなたが感じている「何もできない」「邪魔をしているのではないか」「仲間に入れない」といった気持ちは、多くの介護職の未経験者が新人時代に経験する、ごく一般的な悩みです。 決してあなただけではありません。 宿泊業から介護業界への転職は、業務内容はもちろん、人間関係や職場環境も大きく変わるため、戸惑いや不安を感じることは当然のことです。

介護の現場は、利用者さんの命と健康を守る責任を負う、非常に責任の重い仕事です。 そのため、未経験者にはいきなり多くの業務を任せることは難しく、先輩職員は慎重に指導を行います。 「見学状態」に見えるかもしれませんが、それは先輩があなたの安全と利用者さんの安全を最優先に考えている証拠でもあります。 先輩職員は、あなたが安心して業務に取り組めるよう、適切なタイミングで指導してくれるはずです。

2. 現状打破のための具体的なステップ

では、現状を打破するために、具体的なステップを踏んでいきましょう。

• ステップ1：小さなことから始める

食事介助以外に、できることはありますか？ 例えば、食器の準備、片付け、利用者さんの身の回りの整理整頓、お茶出しなど、小さなことから始めてみましょう。 これらの作業は、一見些細に見えますが、先輩職員の負担を軽減し、あなたの存在感を示す上で非常に重要です。 「手伝うことありませんか？」と聞くだけでなく、「〇〇のお手伝いをさせてください」と具体的な行動を示すことで、先輩も受け入れやすくなります。

• ステップ2：積極的にコミュニケーションをとる

休憩時間や暇な時間に、先輩職員とのコミュニケーションを積極的に取りましょう。 業界用語が分からなくても、素直に「この言葉の意味が分かりません」と質問すれば、丁寧に教えてくれるはずです。 利用者さんの話も、興味を持って聞く姿勢を見せることが大切です。 最初は難しいかもしれませんが、少しずつ会話に参加することで、自然と輪の中に入っていけるでしょう。 「〇〇さんの笑顔が素敵ですね」など、具体的な感想を伝えることで、より親近感を持ってもらえます。

• ステップ3：主任との面談を依頼する

主任との面談が難しい場合は、積極的に面談を依頼しましょう。「業務について相談したいことがあるのですが、いつ頃お時間いただけますか？」と、具体的な日時を提案することで、面談の機会を確保しやすくなります。 面談では、「現状では見学状態が多く、もっと業務に関わりたい」「どのようなことを学べば良いか知りたい」といったあなたの素直な気持ちを伝えましょう。 主任はあなたの成長を支援したいと考えているはずです。

• ステップ4：記録を丁寧に取る

日々の業務や利用者さんの様子を丁寧に記録しましょう。 記録は、あなたの学習成果を客観的に示す重要な資料となります。 また、記録を通じて、利用者さんの状態変化に気づくことができ、より質の高い介護を提供できるようになります。 記録は、あなた自身の成長にも繋がる重要なツールです。

• ステップ5：学び続ける姿勢を持つ

介護の知識やスキルは、日々進化しています。 常に学び続ける姿勢を持つことが、介護職として成長するために不可欠です。 研修に参加したり、専門書を読んだり、先輩職員に積極的に質問したりすることで、スキルアップを目指しましょう。 資格取得も視野に入れると、モチベーションの維持にも繋がります。

3. 成功事例：未経験から活躍する介護職

私のクライアントにも、飲食業から介護業界に転職し、今ではリーダーとして活躍している方がいます。 彼女は当初、あなたと同じように不安を抱えていましたが、積極的にコミュニケーションを取り、小さなことからコツコツと努力を積み重ねることで、周囲の信頼を獲得し、成長を遂げました。 彼女の成功事例は、あなたが抱える悩みを克服し、介護職として活躍できる可能性を示しています。

4. 専門家の視点：介護職の最初の3ヶ月は「基礎固め」の期間

介護職の最初の3ヶ月は、業務の基礎を学ぶ「基礎固め」の期間です。 いきなり全てをこなせるようになることは期待されていません。 大切なのは、学ぶ姿勢と、周囲とのコミュニケーションです。 先輩職員は、あなたの成長をサポートしたいと考えています。 積極的に質問し、学び続けることで、必ず成長できるはずです。

5. まとめ：焦らず、一歩ずつ成長していきましょう

介護職は、やりがいのある仕事ですが、同時に責任も伴います。 最初の3日間で感じる不安や焦りは、決して無駄ではありません。 これらの経験は、あなたの成長の糧となるでしょう。 焦らず、一歩ずつ成長していきましょう。 この記事で紹介したステップを参考に、積極的に行動することで、必ず乗り越えることができます。

そして、もしどうしても今の職場が合わないと感じた場合は、転職も一つの選択肢です。 転職活動は大変ですが、あなたに合った職場を見つけることで、よりやりがいのある仕事に就くことができるでしょう。 wovieなどの求人サイトを活用し、自分に合った職場を探してみてください。