社会福祉士実習、放置プレイからの脱出！効果的な学び方とキャリアへの活かし方

この記事では、社会福祉士の実習で「放置されている」と感じているあなたに向けて、状況を打開し、実りある実習にするための具体的な方法を提案します。実習の目的を達成し、将来のキャリアに繋げるためのヒントが満載です。特に、実習を通して得られる経験を、就職活動やその後のキャリア形成にどのように活かせるのか、詳しく解説していきます。

社会福祉士の実習で先週から特別養護老人ホーム（特養）に行っている者です。長文です。こんなことをしている場合では無いのはわかっていますが、あまりにも実習体制が謎なので質問させていただきます。

始まって、１週間が経ちました。

朝行って、申し送りに参加（見学）し、それからオムツ交換などを見るのですが、ただ見ているだけのことも多く、その日ついていただく、職員の方によってはそれも言い出さないと見せてもらえない状況です。

また、その日の最初に、「何がやりたい？」と聞かれ（その時まだ３日目）「何があるのかもわからないですし、昨日はオムツ交換の見学をさせていただいたので、違うことがしたいです」と言ったら「うちはやりたいことをやらせる感じだから、特にないんだったらオムツ交換（昨日と同じ事）か、コミュニケーションになるけどどっちがいい？」などと言われたこともあります。

介護福祉過程にいるわけではないため、実務的なことを１から１０までやらせてもらえるとはもちろん思っていませんが。

この実習の目的、到達点は、利用者の方を一人決めて、簡単な個別支援計画を立てること、だそうです。

誰に聞いても、「コミュニケーションをとにかくたくさん取って」と言われるだけで、放置です。

利用者の方と話しているとき以外は、まるで空気のような扱いです。

そしてそのための、個人のニーズや問題点なども、このコミュニケーションの中から見つけ出さなくてはならず、非常に辛いです。

わからないことがあったら聞いて、というスタンスで、その代わり初日から何の手ほどきもありません。

利用者の方の記録（生活歴や既往歴などの資料）は全て解放していただき、自由に見ることができるのですが、それも「自由に見ていいですので」の一言があったのみです。

職員の方によっては、「ここで待っていて」とか、「次は○○するから～してきて」などと指示をくれる方もいますが、それはごく希です。

２、３日ごとに指導員が変わるのですが、「指導する」という気持ちがあるのかわかりません。

実習記録も書いてはいますが、そのことについては一切触れられず、返却もされません。

実習中の態度についても、褒められもしませんが、注意されることもありません。

唐突に、「私のコミュニケーションの取り方どうですか？」などと聞いてもいいものなのでしょうか。

本当にわからないことだらけなので、アドバイスなり、注意なり、なんでもいいから欲しい、というのが正直なところです。

ただ、あまりにも放置なので、自分のやっていることの全てがバカバカしくなってきているというのも、正直なところです。

質問をすれば冷たくあしらわれることはないのですが、コミュニケーション以外初めて体験したことが多く、恥ずかしい話、その質問すら浮かびません。

実習は自ら課題を見つけて、クリアしていくものなのはわかっていますが…

特別養護老人ホームでの社会福祉実習は、どこもこんな感じなのでしょうか？

実習中も絶えず職員の方は、忙しく動き回っており、実習生を構っている暇はないのだろうと思いますが、それでも受け入れたからには、指導して欲しいです。

経験者の方、また、職員の方など、手厳しい意見でも構いません。回答、よろしくお願いします。補足すいません、実習記録ではなく、実習日誌です。

実習での「放置」を乗り越えるための戦略

社会福祉士の実習で「放置されている」と感じるのは、非常に辛い状況です。しかし、この状況を単なるネガティブな経験で終わらせるのではなく、自己成長の機会に変えることができます。ここでは、具体的な行動計画と、その後のキャリアに繋げるためのヒントをご紹介します。

1. 積極的に「質問」する勇気

「質問するのが恥ずかしい」という気持ちは理解できます。しかし、実習の目的は学びを得ることです。わからないことを放置せず、積極的に質問することが重要です。質問することで、あなたの学習意欲が伝わり、指導者からのサポートが得られる可能性も高まります。

• 具体的な質問を準備する: 質問する前に、何がわからないのかを明確にしておきましょう。例えば、「〇〇さんの個別支援計画を立てるために、どのような情報が必要ですか？」といった具体的な質問は、相手も答えやすくなります。
• 質問のタイミング: 忙しい時間帯を避け、落ち着いて話せる時間を見計らって質問しましょう。申し送りの後や、休憩時間などが良いでしょう。
• 質問の仕方: 質問する際は、相手への敬意を払い、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。「〇〇について教えていただけますか？」のように、柔らかい表現で質問を始めると、相手も快く答えてくれるでしょう。

2. 積極的に「観察」する姿勢

実習では、利用者の方々とのコミュニケーションだけでなく、他の職員の動きや、施設全体の雰囲気を観察することも重要です。観察を通して、多くの学びを得ることができます。

• 観察のポイント: 職員がどのように利用者の方々と接しているのか、どのような支援を行っているのかを観察しましょう。また、記録の書き方や、情報共有の方法なども観察の対象となります。
• 記録の活用: 観察した内容を、実習日誌に記録しましょう。記録することで、自分の学びを整理し、後で振り返ることができます。
• 疑問点の洗い出し: 観察を通して、疑問に思ったことはメモしておき、質問する際の材料としましょう。

3. 主体的に「行動」する意識

「指示待ち」ではなく、自ら行動を起こすことが重要です。積極的に行動することで、実習の質を高め、自己成長を促すことができます。

• 目標設定: 実習の目標を明確にし、それに向かって計画的に行動しましょう。例えば、「今週は〇〇さんの個別支援計画の作成に着手する」といった具体的な目標を設定します。
• 自己学習: 積極的に関連書籍や資料を読み、知識を深めましょう。インターネット検索も有効です。
• 実践: 学んだ知識を活かし、積極的に利用者の方々とのコミュニケーションを図りましょう。

4. 実習日誌を「活用」する

実習日誌は、あなたの学びを記録し、振り返るための重要なツールです。積極的に活用することで、実習の質を高めることができます。

• 記録の徹底: 毎日、実習で得た学びや気づきを記録しましょう。具体的に何を行い、何を感じたのかを詳細に記述します。
• 振り返り: 定期的に実習日誌を見返し、自分の成長を振り返りましょう。課題や改善点を見つけ、次の行動に活かします。
• 指導者へのフィードバック: 実習日誌を指導者に提出し、フィードバックを求めましょう。客観的な視点からのアドバイスは、あなたの成長を加速させます。

実習の経験をキャリアに活かす方法

実習での経験は、就職活動やその後のキャリア形成において、非常に大きな強みとなります。どのように活かすことができるのでしょうか。

1. 自己分析に活かす

実習を通して、自分の強みや弱み、興味関心、価値観などを深く理解することができます。自己分析をすることで、自分に合ったキャリアパスを見つけることができます。

• 強みの発見: 実習で上手くいったこと、達成感を感じたことを振り返り、自分の強みを発見しましょう。
• 弱みの克服: 苦手なこと、改善が必要な点を認識し、どのように克服していくかを考えましょう。
• 興味関心の明確化: どのような分野に興味があるのか、どのような働き方をしたいのかを明確にしましょう。

2. 就職活動に活かす

実習で得た経験は、就職活動における自己PRや面接対策に役立ちます。具体的なエピソードを交えながら、あなたの強みや熱意を伝えることができます。

• 自己PR: 実習で得た経験を通して、あなたの強みや能力を具体的にアピールしましょう。
• 志望動機: なぜその施設で働きたいのか、実習を通して感じたこと、学びたいことを具体的に伝えましょう。
• 面接対策: 面接官からの質問に対して、実習での経験を交えながら、あなたの考えや価値観を伝えましょう。

3. キャリアプランの構築

実習での経験を基に、将来のキャリアプランを具体的に描くことができます。どのような分野に進みたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかを考え、計画的にキャリアを形成しましょう。

• 目標設定: 将来の目標を設定し、それに向かって必要なスキルや経験を明確にしましょう。
• スキルアップ: 必要なスキルを習得するための学習計画を立て、積極的に自己研鑽に励みましょう。
• ネットワーク構築: 業界関係者との交流を通して、情報収集や人脈形成を行いましょう。

実習を成功させるための追加アドバイス

実習を成功させるためには、上記の戦略に加えて、以下の点も意識しましょう。

1. 指導者とのコミュニケーション

指導者との良好な関係を築くことは、実習の質を高める上で非常に重要です。

• 積極的にコミュニケーションを取る: 指導者との面談の機会を設け、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
• フィードバックを求める: 自分の行動や考えについて、指導者からのフィードバックを求めましょう。
• 感謝の気持ちを伝える: 指導してくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

2. 施設のルールと文化の理解

施設のルールや文化を理解し、それに従うことは、スムーズな実習を進める上で重要です。

• ルールの確認: 施設のルールを事前に確認し、それに従いましょう。
• 文化への適応: 施設の文化を理解し、積極的に適応しようと努めましょう。
• 謙虚な姿勢: 謙虚な姿勢で学び、周囲の職員との協調性を大切にしましょう。

3. メンタルヘルスの維持

実習は、精神的に負担がかかることもあります。メンタルヘルスを良好に保つために、以下の点に注意しましょう。

• 休息: 十分な休息を取り、心身の疲れを癒しましょう。
• 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使って、気分転換を図りましょう。
• 相談: 辛いことや悩みを抱えている場合は、家族や友人、学校の先生などに相談しましょう。

まとめ

社会福祉士の実習は、多くの学びと成長の機会を提供してくれます。「放置されている」と感じる状況でも、諦めずに積極的に行動することで、実りある実習にすることができます。質問、観察、行動、記録を意識し、実習を通して得た経験を、自己分析、就職活動、キャリアプランの構築に活かしましょう。そして、指導者とのコミュニケーションを大切にし、メンタルヘルスを良好に保ちながら、実習を乗り越えましょう。あなたの未来が、輝かしいものになることを心から応援しています。

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