39歳無職の夫のDVと離婚。介護職の妻が今すぐ取るべき３つのステップ

急ぎの質問で乱文失礼します。主人 無職（39） 私 介護職（32） 子供 （2） 主人が私に対しての暴力により逮捕、勾留されました。結婚当初からモラハラがあり思い込みが激しく私の意見は全く聞かず、酒の準備が遅くなると子供を置いて出て行け、家族を愛してないなどと怒鳴る物を投げて脅す私や子供に対しての執着が激しく少しでも主人の意見に反論すれば怒鳴る、物を投げる事が日常でした。暴力は年に1度ほどでしたが年々酷くなってきています。今回は就寝中に子供の目の前で首を絞め刃物を振り翳してこられ今後の結婚生活は出来ないと思い離婚を決意しました。今回が初めてではなく、子供を妊娠中にも同じような暴力がありましたが被害届は出しませんでした。 主人には面会する事が怖く今後も面会する予定はありません。ただ主人の方の弁護士からやり直したい。離婚はしないと言っているとの電話を受けました。まだ釈放はされないとの事ですがいつ出てくるか毎日正直怖いです。こんな状況でも弁護士の方を介して速やかに離婚する事は可能でしょうか。またどのように行動すれば良いのか全く分からないので離婚にあたってアドバイス、意見を頂けたら幸いです。

この質問は、DV（ドメスティックバイオレンス）被害に遭い、離婚を検討されている32歳女性、介護職の方からのご相談です。ご主人（39歳、無職）による暴力とモラハラ、そして、ご自身の不安と恐怖…、想像を絶する辛い状況にあることが伝わってきます。この記事では、DV被害者である相談者の方が、一刻も早く安全な環境を確保し、離婚という困難な状況を乗り越えるための具体的なステップを、弁護士の視点も交えながらご説明します。 焦燥感と不安を抱えていることと思いますので、まずは落ち着いて、一つずつ対処していきましょう。

ステップ１：身の安全を確保し、証拠を収集する

まず最優先事項は、あなたと子どもの身の安全を確保することです。ご主人の釈放が差し迫っている状況では、恐怖心も増幅していることでしょう。まずは、警察やDV相談窓口に連絡し、緊急時の対応について相談することを強くお勧めします。警察は、あなたと子どもの安全を守るための適切な措置を講じてくれます。また、DV相談窓口では、法的アドバイスや一時的な保護施設への紹介など、具体的な支援を受けることができます。

同時に、ご主人のDV行為の証拠を収集しましょう。過去の暴力やモラハラ行為の記録として、以下のものを集めてください。

• 写真や動画：暴力を受けた際の怪我の写真、暴力を振るわれた状況を撮影した動画など。
• メールやLINEなどのメッセージ：ご主人から脅迫や暴言を書き込まれた記録。
• 医療機関の診断書：怪我の治療を受けた際の診断書。
• 警察への被害届：今回の事件に関する被害届のコピー。
• 証言：ご近所の方や友人など、ご主人の暴力を目撃した人の証言。

これらの証拠は、今後の離婚手続きや慰謝料請求において非常に重要な役割を果たします。証拠がしっかりしていれば、裁判において有利に働く可能性が高まります。証拠収集は、あなたの安全を確保した上で、慎重に行いましょう。

ステップ２：弁護士に相談し、離婚手続きを進める

ご主人の弁護士から「やり直したい」との連絡があったとのことですが、現状ではご主人の言葉は信用できません。一刻も早く弁護士に相談し、離婚手続きを進めることが重要です。弁護士は、離婚協議や調停、裁判など、離婚手続き全般をサポートしてくれます。特にDV事件においては、弁護士の専門的な知識と経験が不可欠です。弁護士に相談することで、あなたと子どもの権利を守り、安全に離婚を進めることができます。

弁護士への相談は、法律相談窓口や弁護士会を通じて行うことができます。多くの弁護士事務所では、初回相談は無料で行っている場合が多いので、まずは気軽に相談してみましょう。弁護士を選ぶ際には、DV事件に詳しい弁護士を選ぶことが重要です。弁護士に相談することで、以下の点について具体的なアドバイスを受けることができます。

• 離婚協議の方法：ご主人との話し合いを進めるための戦略、交渉術。
• 慰謝料の請求：ご主人から受け取るべき慰謝料の金額、請求方法。
• 親権と養育費：子どもの親権、養育費の金額、支払方法。
• 財産分与：夫婦の共有財産の分割方法。
• 今後の生活設計：離婚後の生活設計、経済的な自立のためのプラン。

弁護士費用が心配という方もいるかもしれません。しかし、DV被害者の方を支援する制度もありますので、弁護士に相談する際に確認してみましょう。公的支援制度や弁護士費用特約なども活用できます。

ステップ３：経済的な自立と心のケアを

離婚後、経済的な自立は非常に重要です。介護職として働いていることは大きな強みです。しかし、離婚に伴う手続きや精神的な負担を考えると、仕事と家事、育児の両立が困難になる可能性もあります。仕事と育児の両立支援制度などを活用し、必要に応じて周囲の助けを借りることを検討しましょう。また、ハローワークや転職サイトなどを活用し、より働きやすい環境を探すことも有効です。キャリアカウンセリングを受けて、今後のキャリアプランを考えるのも良いでしょう。

そして、忘れてはいけないのが心のケアです。DV被害は、大きな精神的負担を伴います。専門機関や相談窓口を利用し、心のケアを受けることをお勧めします。精神科医やカウンセラーに相談することで、トラウマの克服や心の安定を取り戻すことができます。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、ゆっくりと時間をかけて回復していきましょう。

まとめ

DV被害からの離婚は、非常に困難な道のりです。しかし、決して一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。弁護士への相談、警察やDV相談窓口への連絡、そして、自身の心のケアをしっかりと行うことで、必ず明るい未来を築くことができます。 この記事が、あなたの未来への一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

そして、もしこの記事だけでは不安が残るようでしたら、専門家のサポートを受けることを検討してみてください。 あなたの状況を詳しく理解し、より具体的なアドバイスをくれるでしょう。