義母の介護と経済的な不安…どうすればいい？ 転職コンサルタントが教える、あなたらしい解決策

この記事では、精神的な病気を抱える義母の介護と、それに伴う経済的な不安を抱えるあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。介護と仕事の両立、経済的な問題、そして自身の心のケアについて、一緒に考えていきましょう。

私は２児の母で実家が遠いです。だんなは一人っ子でだんなの父は既に他界。問題の義母が精神関連の病気で現在入院中です。だんなを生んだときから育児ノイローゼにかかったり、事あるごとにうつ病でふさぎ気味で何度も病院を変えたりしても一向に良くなりません。義母は兄弟の末っ子で甘やかされて育ったり（義母の兄弟に聞きました）。義父が大変優しい人で病気のたびに仕事を休んであげたりして面倒みてくれたそうです。自営業だったから許されたかもしれませんが。兄弟は根をあげ、病院にお見舞いに来てくれません。私も義母が嫌いです。うつ病の友人はいるのですが友人だから長年付き合ってこれたと思います。家族だから入院費用とかもかかってしまうし、１年ほど同居した時期がありましたが、家に全くお金を入れず光熱費の使い放題で私のほうが頭にきてしまいました。（１年中冷暖房常備）比較的元気なときもありがとう、ごめんねという言葉を一切使わない人でいろいろ気遣ってきた私のほうが疲れてしまいました。私たち夫婦は見た目には分かりませんが障害を持っていて決して楽とは言えない生活をしています。義母の入院費用は義父がなくなったときの生命保険でまかなっています。いったん別居してアパートへ入ってもらったのですがそこでもうまくいかずアパートを引き払い、現在精神病院へ入院して数年立ってます。出来ることなら入退院を繰り返すより精神病院へずっといてもらいたいのです。主人も同じ考えです。何年も義父を先頭とし家族で戦ってきましたがもうあきらめたいのです。疲れました。義父の生命保険と国から遺族年金いただいてますがそのお金が底をついてしまったら生活保護を受けることはできますか？最近は生活保護が厳しくなってきているとききましたので心配です。（現在世帯分離しています）このようなケースでいい方法の取り方があったら教えてください。最近は私も何年もじっとしているんじゃないよ、早く死んでくれたら・・・とまで思うようになり自分が怖いですしいやになってしまいます。補足ちなみに同居しているときも「さびしい、死にたい」とつぶやき義母の部屋はホコリだらけ。自殺未遂も何度かありそのたびに救急車を呼んだこともあります。また、別居に至った原因のひとつに私と主人が仲がよくて二人の世界に一人ぼっちの義母はますます寂しく感じて病気を悪化させてしまったということもあるのです。

ご相談ありがとうございます。2児のお子さんを育てながら、精神的な病気を抱える義母の介護と経済的な問題に直面し、心身ともに疲弊されている状況、大変お辛いですね。長年にわたる介護の負担、経済的な不安、そして自身の感情との葛藤…、一人で抱え込まず、一緒に解決策を探っていきましょう。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、抱えている問題点を具体的に洗い出しましょう。これは、問題解決の第一歩です。

• 義母の状況: 精神疾患による入院が長期化し、入退院を繰り返す可能性。
• 介護者の状況: 2児の育児、自身の健康問題、義母との関係性による精神的負担。
• 経済的な状況: 義父の生命保険と遺族年金による収入、今後の生活費への不安。
• 精神的な状況: 義母への嫌悪感、自身の将来への不安、絶望感。

これらの問題点を明確にすることで、それぞれの問題に対する具体的な対策を立てることができます。

2. 経済的な問題への対策

経済的な問題は、介護と並行して大きな悩みの一つです。今後の生活費について、具体的な対策を検討しましょう。

2-1. 資産の確認と有効活用

まず、現在の資産状況を正確に把握しましょう。義父の生命保険、遺族年金、預貯金など、具体的な金額を把握し、今後の支出と照らし合わせながら、資金計画を立てることが重要です。

• 資産の洗い出し: 預貯金、保険、不動産など、すべての資産をリストアップします。
• 支出の把握: 義母の入院費用、生活費、その他の費用を具体的に計算します。
• 資金計画の作成: 資産と支出を比較し、資金がいつ底をつくのか、具体的な計画を立てます。

2-2. 専門家への相談

お金の問題は、一人で抱え込まず、専門家に相談することが重要です。ファイナンシャルプランナーや社会福祉士など、専門家のサポートを受けることで、適切なアドバイスと具体的な対策を得ることができます。

• ファイナンシャルプランナー: 資産運用、保険の見直し、節税対策など、お金に関する総合的なアドバイスを受けられます。
• 社会福祉士: 介護保険制度、生活保護制度など、社会福祉に関する情報提供や手続きのサポートを受けられます。
• 弁護士: 相続問題や法的問題について、専門的なアドバイスを受けられます。

2-3. 制度の活用

利用できる制度を積極的に活用しましょう。介護保険、医療保険、生活保護など、様々な制度があります。これらの制度を理解し、適切に利用することで、経済的な負担を軽減することができます。

• 介護保険: 介護保険サービスを利用することで、介護にかかる費用を軽減できます。
• 医療保険: 医療保険の適用範囲を確認し、自己負担を減らす方法を検討します。
• 生活保護: 収入が一定以下になった場合、生活保護の申請を検討します。ただし、申請には様々な条件がありますので、事前に専門家にご相談ください。
• 遺族年金: 遺族年金の受給状況を確認し、今後の収入に組み込みます。

3. 介護に関する問題への対策

義母の介護は、心身ともに大きな負担となります。介護に関する問題についても、具体的な対策を検討しましょう。

3-1. 介護サービスの利用

介護保険サービスを利用することで、介護の負担を軽減することができます。訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスがありますので、義母の状況に合わせて適切なサービスを選びましょう。

• ケアマネージャーとの連携: ケアマネージャーに相談し、義母の状況に合った介護サービスを計画してもらいましょう。
• 訪問介護: 身体介護や生活援助など、自宅での介護をサポートします。
• デイサービス: 日中の活動や食事、入浴などを提供し、介護者の負担を軽減します。
• ショートステイ: 短期間の入所サービスで、介護者の休息を確保します。

3-2. 精神科医との連携

義母の精神的なケアは、精神科医との連携が不可欠です。定期的な診察や治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、安定した状態を維持することができます。

• 定期的な診察: 医師の指示に従い、定期的に診察を受けましょう。
• 服薬管理: 医師の指示に従い、適切な薬を服用させましょう。
• カウンセリング: 精神科医によるカウンセリングを受けることで、精神的な負担を軽減できます。

3-3. 家族との協力

一人で抱え込まず、家族と協力して介護を行いましょう。兄弟や親族と話し合い、役割分担や情報共有を行うことで、介護の負担を分散することができます。

• 情報共有: 義母の状況や介護に関する情報を、家族間で共有しましょう。
• 役割分担: 介護の負担を分担し、それぞれの得意分野を活かしましょう。
• 定期的な話し合い: 定期的に集まり、介護に関する問題点や改善策について話し合いましょう。

4. 自身の心のケア

介護は、心身ともに大きな負担となります。自身の心のケアも、非常に重要です。

4-1. 休息とリフレッシュ

定期的に休息を取り、心身をリフレッシュする時間を作りましょう。趣味に没頭したり、友人との時間を楽しんだり、心身ともにリラックスできる時間を持つことが大切です。

• 休息時間の確保: 毎日少しでも、自分のための時間を確保しましょう。
• 趣味の時間: 好きなことに没頭し、ストレスを解消しましょう。
• 友人との交流: 友人との会話や交流を通じて、気分転換を図りましょう。

4-2. 相談できる相手を見つける

一人で抱え込まず、信頼できる人に相談しましょう。家族、友人、専門家など、誰でも構いません。自分の気持ちを話すことで、心が軽くなることがあります。

• 家族: 家族に悩みを打ち明け、協力を求めましょう。
• 友人: 友人に話を聞いてもらい、共感を得ましょう。
• カウンセラー: 専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。

4-3. 専門家のサポート

精神科医やカウンセラーなど、専門家のサポートを受けることも有効です。専門家は、あなたの心の状態を理解し、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

• 精神科医: 精神的な問題を抱えている場合は、精神科医に相談しましょう。
• カウンセラー: カウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
• ソーシャルワーカー: ソーシャルワーカーに相談し、介護に関する情報やサポートを受けましょう。

5. 仕事に関する問題への対策

介護と仕事の両立は、非常に難しい問題です。仕事に関する問題についても、具体的な対策を検討しましょう。

5-1. 労働時間の調整

介護の状況に合わせて、労働時間を調整することを検討しましょう。時短勤務、在宅勤務、フレックスタイム制度など、様々な働き方があります。会社に相談し、あなたの状況に合った働き方を見つけましょう。

• 会社との相談: 上司や人事部に相談し、労働時間の調整について話し合いましょう。
• 時短勤務: 労働時間を短縮し、介護に時間を割けるようにします。
• 在宅勤務: 自宅で仕事ができるようにし、介護と両立しやすくします。
• フレックスタイム制度: 勤務時間を柔軟に調整し、介護の状況に対応できるようにします。

5-2. 転職の検討

現在の仕事が、介護と両立しにくい場合は、転職を検討することも一つの選択肢です。介護と両立しやすい仕事を探し、あなたの負担を軽減しましょう。

• 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談し、あなたの希望に合った仕事を探してもらいましょう。
• 介護に関する知識の習得: 介護に関する知識を習得し、介護業界への転職も検討しましょう。
• 在宅ワーク: 在宅ワークができる仕事を探し、介護と両立しやすくしましょう。

5-3. 介護休業・介護休暇の取得

介護休業や介護休暇を取得し、介護に専念する期間を設けることもできます。これらの制度を理解し、積極的に活用しましょう。

• 介護休業: 介護が必要な家族のために、最長93日間の休業を取得できます。
• 介護休暇: 年次有給休暇とは別に、年間5日（対象家族が2人以上の場合は10日）の休暇を取得できます。
• 制度の確認: 会社の制度を確認し、取得条件や手続きについて確認しましょう。

6. 法律的な問題への対応

介護や経済的な問題には、法律的な問題が関わってくることもあります。弁護士などの専門家に相談し、適切な対応を行いましょう。

6-1. 成年後見制度の利用

義母が判断能力を失っている場合は、成年後見制度の利用を検討しましょう。成年後見制度を利用することで、義母の財産管理や身上監護を行うことができます。

• 成年後見人の選任: 家庭裁判所に成年後見人の選任を申し立てます。
• 財産管理: 成年後見人が、義母の財産を管理します。
• 身上監護: 成年後見人が、義母の生活や療養に関する決定を行います。

6-2. 相続問題への対応

義母の相続問題についても、事前に準備しておくことが重要です。弁護士に相談し、相続に関する知識を深め、適切な対策を立てましょう。

• 遺言書の作成: 遺言書の作成を検討し、相続に関する意思を明確にしておきましょう。
• 相続放棄: 相続放棄を検討する場合は、専門家に相談し、手続きを行いましょう。
• 相続対策: 相続税対策など、相続に関する様々な対策を検討しましょう。

7. 最後に

今回のケースは、非常に複雑で、様々な問題が絡み合っています。一人で抱え込まず、専門家や家族と協力して、一つずつ問題を解決していくことが大切です。焦らず、少しずつでも前に進んでいきましょう。

あなたの置かれている状況は、非常に困難なものです。しかし、決して一人ではありません。専門家や周囲の人々のサポートを受けながら、少しずつでも前向きに進んでいくことができます。ご自身の心と体の健康を第一に考え、無理のない範囲で、できることから始めていきましょう。

応援しています。

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