介護職のストレス、暴言に悩むあなたへ。職場の同僚や上司への相談、そして自分自身の心のケア方法

介護の仕事をしています。元々は保育士をしていて介護職に転職しました。その中でストレスというか、イライラというか…皆さんどう対処しているのかお聞きしたいなと思いました。文章でなので、なかなかうまく伝わらないかとは思うのですがご了承下さい。本題ですが、認知症もある人もいますが老健でのこと、普段の生活の際、60人くらいの人の介助をしています。その中で一人一人とお話もしますし、関わっていますが、ある1人の利用者からの暴言や強い口調に悩んでいます。1 家族も見放しているというか、電話をしても、横で聞いていた際、迷惑そうな態度や言葉…利用者は丁寧に気を遣って話されてる感じでした。2 私が他の利用者と話してることが嫌？嫉妬？気味。3 仲良く話すというか、皆さん分け隔てなく喋っている、何気ない会話をしていますが、それが嫌のようです。4 特定の利用者の悪口を言う、「〇〇は私のことの文句を言っている」など…。この施設の職員の人はその利用者とあまりかかわらないというか、めんどくさい利用者？のようで軽くあしらう感じはします、なので新しく来た私にかまってほしいという感じです。「〇〇して！」、「何かすれば〇〇じゃない！」など強い口調です。なので、ダメなんでしょうけど、「嫌なら私を呼ばないで！他の人にやってもらったらいいんじゃないですか？」と本人に伝えました。でも、「他の人はやってくれない、じゃ誰を呼べばいいの？」と…。なので、「そんなの知りません！」って伝えました。それでも「〇〇君！トイレれ連れてって！」と言われます。カーテンを〇〇して！、布団を〇〇して！…などいちいち要求があり、なんか面倒くさいんです。やればやったで、「違う！」とか…。挙げ句の果て、「じゃ〇〇さん(上司)に言ってやるから」と告げ口する言い方もします、なので、「あーどうぞ言ってください！」と、ケンカ気味になりました。ほんと関わりたくありません、でも呼ばれます…んなら呼ばなければと思うんですが、かまってちゃんなんでしょうね…。どうしたら良いでしょうか？

介護職、特に高齢者施設での勤務は、やりがいのある反面、大きなストレスを抱える可能性も秘めています。利用者の方々とのコミュニケーション、特に感情の起伏が激しい方との関わり方は、多くの介護職員にとって悩みの種です。この記事では、あなたの具体的な状況を踏まえ、職場の同僚や上司への相談方法、そしてあなた自身の心のケアについて、具体的なステップを踏んで解説していきます。 さらに、介護職特有のストレスへの対処法や、円滑な人間関係を築くためのヒントもご紹介します。

1. 状況の整理と感情の受け止め方

まず、あなたの現状を整理してみましょう。あなたは60名もの利用者の方々のケアを行いながら、一人ひとりと丁寧に関わろうとしています。それは大変な努力であり、素晴らしい献身性です。しかし、その中で特定の利用者の方からの暴言や要求に苦しんでいる状況は、決してあなただけの問題ではありません。多くの介護職員が経験する、現実的な課題なのです。

「嫌なら私を呼ばないで！」と伝えたこと、そして告げ口されたことに対して怒りや不満を感じているのは当然です。これらの感情は、あなたが仕事に真剣に取り組んでいる証であり、決して否定されるべきものではありません。まずは、自分の感情を認め、受け止めることから始めましょう。感情を押し殺すと、ストレスは蓄積し、心身に悪影響を及ぼす可能性があります。

2. 上司や同僚への相談：具体的なステップ

一人で抱え込まず、まずは上司や同僚に相談することをお勧めします。相談する際には、感情的にならず、事実を淡々と伝えることが重要です。例えば、「〇〇さんの要求に毎日対応するのが大変で、精神的に疲れています。どのように対応すれば良いかアドバイスをいただきたいです。」といったように、具体的な状況と、あなたの困っている点を明確に伝えましょう。

相談する相手を選ぶことも重要です。信頼できる上司や、経験豊富な同僚を選ぶようにしましょう。もし、相談しにくい雰囲気の職場であれば、人事部や社内の相談窓口に相談することもできます。相談する際には、以下の点を意識しましょう。

• 具体的な事例を挙げる：いつ、どのような状況で、どのような言葉や行動があったのかを具体的に説明しましょう。
• 自分の感情を伝える：疲れている、イライラしている、といった自分の感情を正直に伝えましょう。
• 解決策を一緒に考える：ただ愚痴を言うだけでなく、具体的な解決策を一緒に考えられるようにしましょう。
• 記録を残す：日々の出来事を記録しておくと、相談する際に役立ちます。

3. 利用者の方とのコミュニケーション：改善策

利用者の方とのコミュニケーションを改善することも重要です。しかし、それはあなたの責任ではありません。施設全体で、その利用者への対応について話し合う必要があるかもしれません。上司や同僚と連携し、以下の点を検討してみましょう。

• 利用者の方のニーズを把握する：なぜそのような言動をとるのか、その背景にあるニーズを理解しようと努めましょう。認知症の症状や、過去の経験などが影響している可能性もあります。
• 対応方法を検討する：例えば、利用者の方の言葉かけのトーンや、対応の仕方を工夫することで、状況が改善する可能性があります。専門機関への相談も検討しましょう。
• チームで対応する：特定の職員が全てを対応するのではなく、チームで対応することで、負担を軽減できます。ローテーションを組むなど、工夫してみましょう。
• 家族との連携：家族との連携を強化することで、利用者の方の状況をより深く理解し、適切な対応をとることができます。ただし、家族とのコミュニケーションが難しい場合は、上司やソーシャルワーカーに相談しましょう。

4. あなた自身の心のケア：セルフケアの重要性

介護職は、心身ともに負担の大きい仕事です。自分の心をケアすることは、仕事のパフォーマンスを維持し、長く働き続けるために不可欠です。以下のセルフケアを実践してみましょう。

• 休息をとる：十分な睡眠を取り、疲れたら休むことを心がけましょう。休日は、趣味や好きなことに時間を使ってリフレッシュしましょう。
• 運動をする：適度な運動は、ストレス軽減に効果があります。散歩やヨガなど、自分に合った運動を見つけてみましょう。
• 食事に気をつける：バランスの良い食事を心がけましょう。栄養不足は、ストレスを増幅させる可能性があります。
• 趣味を持つ：仕事以外の趣味を持つことで、ストレス発散や心のリフレッシュに繋がります。
• 専門家に相談する：どうしてもストレスが解消できない場合は、産業医や精神科医などの専門家に相談しましょう。相談することで、適切なアドバイスや治療を受けることができます。

5. 職場環境の見直し

現状の職場環境が、あなたのストレスを増幅させている可能性もあります。職場全体の雰囲気、人員配置、研修体制などを見直す必要があるかもしれません。上司や人事部と相談し、改善策を検討しましょう。もしかしたら、あなたには合わない職場なのかもしれません。転職も一つの選択肢として検討してみましょう。

まとめ

介護職におけるストレス、特に利用者の方とのトラブルは、決してあなただけではありません。まずは、自分の感情を受け止め、信頼できる人に相談することが大切です。上司や同僚、そして専門機関への相談を積極的に活用し、自分自身の心のケアも怠らないようにしましょう。そして、職場環境の見直しも視野に入れ、より働きやすい環境を構築していく努力も必要です。 これらのステップを踏むことで、あなたはより穏やかに、そしてやりがいを持って介護の仕事に臨むことができるでしょう。

それでも解決策が見つからない、または一人で抱えきれないと感じた場合は、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。 一人で悩まず、助けを求める勇気を持つことが、あなた自身の幸せに繋がります。