35歳からの看護師への道、休学中の私が「本当にやりたいこと」を見つける方法

この記事では、35歳で准看護学校に入学し、休学という状況に直面している二児の母であるあなたの悩みにお答えします。看護師への道を模索する中で、実習の厳しさや将来への不安から「燃え尽き症候群」のような状態になっているとのこと。この状況から抜け出し、今後のキャリアをどのように築いていくか、具体的な選択肢と、それらを成功させるための戦略を提示します。

一念発起して35歳で准看学校(2年制)へ入学した二児の主婦です。この間、二年次の実習であまりについて行けず出席日数不足で単位を落として留年が決まりました。看護師になる！と士気を高めて入学したのはいいのですが実習を重ねるうちにどんどん気持ちが萎えかけていっている状態です。今の段階では看護師を諦めていないので退学はせず来年の3月まで休学届を出しました。

夫は低賃金で保障もない仕事で毎月カツカツの生活です。私は今のところ病院で週3日看護助手のパートをしていますが、師長を始め同僚や夫、親にもまだ留年したと伝えていません。ですので、准看の資格試験がある二月前には今の職場を辞める意向で働いています。

准看取得後も正看護師になる為にはさらに上の学校に受験して合格しなければなりません。その場合はさらにもう2年間学ぶ必要があります。

①あと1年、同じ准看学校で二回目の二年生をするか→卒業後、高看コース(2年制)へ入学するつもりで

②来年4月に正看の専門学校(3年制)を受け直すか→今の准看学校は退学する

③看護師に見切りをつけて、持っている資格(介護福祉士、など。詳細は後述)で働いていくか→30代も後半なので、今から正社員として採用されるのは厳しいかと思うので、自分のスキルを活かす職種にする場合として挙げてみますと、

・英語・某国のマイナーな言語・日本語教育能力検定・PC可・旅行会社勤務経験・ビザ申請業務、くらいです。

看護学校の実習を経験された方は少し理解していただけると思いますが、本当に本当に自分の出来ない部分を見せ示してくれる精神と根性競争ですよね。見事に私もメンタルやられてしまいストレスからメニエール病を発症してしまいました。いまは同級生のことを思い出しながら燃え尽き症候群のように脱力してひたすらぼーっとしている毎日です。

明日の希望も正直ありません。どなたか灯りをともせるようなご助言をお願いいたします。

現状の整理：焦らず、一歩ずつ進むために

まずは、現状を客観的に整理し、冷静に分析することから始めましょう。あなたは現在、以下の3つの大きな選択肢を抱えています。

• 選択肢1：准看護学校に留まり、准看護師資格取得を目指す
• 選択肢2：正看護師の専門学校への再挑戦
• 選択肢3：看護師の道を諦め、これまでの経験や資格を活かせる他の職種を探す

これらの選択肢を検討する前に、あなたの置かれている状況を具体的に見ていきましょう。

1. 経済的な状況：夫の収入が不安定であり、家計は厳しい状況です。パート収入も限られており、今後の生活設計を考慮する必要があります。
2. 精神的な状況：実習でのストレスからメニエール病を発症し、「燃え尽き症候群」のような状態に陥っています。精神的なサポートも必要です。
3. キャリアの目標：当初は看護師になることを目指していましたが、実習を通して気持ちが揺らいでいます。本当に看護師になりたいのか、それとも他の道を探すべきか、明確にする必要があります。

これらの要素を踏まえ、それぞれの選択肢を詳しく見ていきましょう。

選択肢1：准看護学校に留まり、准看護師資格取得を目指す

この選択肢は、看護師への道を諦めたくないというあなたの気持ちを尊重するものです。しかし、留年が決まっていること、実習への不安、経済的な問題など、乗り越えるべき課題も多くあります。

メリット

• 看護師への夢を追い続けることができる
• 准看護師資格を取得することで、看護助手よりも給与アップやキャリアアップの可能性が広がる

デメリット

• 再び実習を受けることへの精神的な負担が大きい
• 経済的な問題が解決しない可能性がある
• 准看護師資格取得後も、正看護師を目指す場合はさらなる学習が必要

成功させるための戦略

1. メンタルヘルスのケア：精神科医やカウンセラーに相談し、メニエール病の治療と並行して、精神的なサポートを受けましょう。
2. 学習計画の見直し：実習でつまずいた原因を分析し、弱点を克服するための学習計画を立てましょう。
3. 経済的な対策：家計を見直し、支出を削減する努力をしましょう。必要であれば、夫の転職や、より高収入のパートを探すことも検討しましょう。
4. 情報収集：准看護学校の先輩や、現役の看護師に話を聞き、実習の乗り越え方や、看護師としてのやりがいについて情報収集しましょう。

選択肢2：正看護師の専門学校への再挑戦

この選択肢は、より高いレベルの看護師資格を目指すものです。准看護学校を退学し、新たに3年制の専門学校に入学することになります。しかし、年齢的な問題や、経済的な負担、再び学校に通うことへの精神的な負担など、ハードルも高くなります。

メリット

• 正看護師資格を取得することで、キャリアアップの可能性が大きく広がる
• 准看護師よりも高い給与を得られる可能性がある
• より高度な医療知識や技術を習得できる

デメリット

• 3年間という長い学習期間が必要
• 経済的な負担が大きくなる可能性がある
• 再び学校生活を送ることへの精神的な負担が大きい
• 年齢的なハンデを感じることがあるかもしれない

成功させるための戦略

1. 情報収集：正看護師の専門学校の情報を集め、学校の雰囲気や、カリキュラム、学費などを比較検討しましょう。
2. 学習計画：受験に向けて、効率的な学習計画を立てましょう。
3. 経済的な対策：奨学金制度の利用や、アルバイトなど、経済的な対策を講じましょう。
4. メンタルヘルスのケア：精神的な負担を軽減するために、カウンセリングを受けるなど、メンタルヘルスのケアも重要です。

選択肢3：看護師の道を諦め、これまでの経験や資格を活かせる他の職種を探す

この選択肢は、看護師への道を諦め、これまでの経験や資格を活かせる他の職種を探すものです。30代後半という年齢を考えると、正社員としての採用は難しいかもしれませんが、あなたのスキルを活かせる仕事は必ずあります。

メリット

• 精神的な負担から解放される
• これまでの経験や資格を活かせる可能性がある
• 新たなキャリアパスを築ける可能性がある

デメリット

• 看護師の夢を諦めることになる
• 収入が減少する可能性がある
• 新たなスキルを習得する必要がある場合がある

成功させるための戦略

1. 自己分析：自分の強みや、興味のある分野を明確にしましょう。
2. 情報収集：あなたのスキルを活かせる職種について、情報収集しましょう。
   • 介護福祉士の資格を活かす：介護施設や訪問介護ステーションで働くことができます。
   • 英語・その他の言語を活かす：翻訳、通訳、語学教師、海外旅行関連の仕事など、語学力を活かせる仕事を探しましょう。
   • 日本語教育能力検定を活かす：日本語学校や、外国人向けの日本語教室で、日本語教師として働くことができます。
   • PCスキルを活かす：事務職、Webライター、データ入力など、PCスキルを活かせる仕事を探しましょう。
   • 旅行会社勤務経験を活かす：旅行会社のスタッフとして、ツアー企画、手配、顧客対応など、旅行に関する仕事に携わることができます。
   • ビザ申請業務経験を活かす：行政書士事務所や、企業の人事部などで、ビザ申請に関する業務に携わることができます。
3. スキルアップ：必要に応じて、新たなスキルを習得しましょう。
4. 転職活動：転職エージェントに相談し、あなたの希望に合った求人を探しましょう。

具体的なステップ：今日からできること

どの選択肢を選ぶにしても、まずは以下のステップから始めてみましょう。

1. 自己分析：自分の強み、弱み、興味のあること、価値観を明確にする。
2. 情報収集：各選択肢に関する情報を集め、メリットとデメリットを比較検討する。
3. 専門家への相談：キャリアコンサルタントや、精神科医、ファイナンシャルプランナーなど、専門家のアドバイスを受ける。
4. 行動計画：具体的な行動計画を立て、一歩ずつ実行する。
5. 柔軟な対応：状況に合わせて、計画を修正し、柔軟に対応する。

成功事例：諦めずにキャリアを切り開いた人たち

多くの人が、あなたと同じように、キャリアの岐路に立ち、悩み、苦しみながらも、自分の道を見つけています。以下に、いくつかの成功事例を紹介します。

• Aさん（30代）：看護学校を卒業後、実習での経験から、看護師としてのキャリアに迷いを感じ、一度は一般企業に就職。その後、自分の強みであるコミュニケーション能力を活かし、医療系の営業職に転職。
• Bさん（40代）：看護師の資格を活かし、訪問看護ステーションで働きながら、介護支援専門員の資格を取得。現在は、ケアマネージャーとして活躍。
• Cさん（30代）：看護師の資格を活かし、医療系の翻訳の仕事に就職。

これらの成功事例から、以下のことが言えます。

• 諦めないこと：一度の失敗や挫折で諦めずに、自分の可能性を信じて、努力を続けること。
• 自己分析：自分の強みや、興味のある分野を理解し、それを活かせる道を探すこと。
• 情報収集：様々な情報を集め、自分に合った選択肢を見つけること。
• 行動：積極的に行動し、失敗を恐れずに、挑戦すること。

まとめ：未来への希望を胸に、自分らしいキャリアを

35歳からのキャリアチェンジは、決して遅すぎることはありません。あなたのこれまでの経験や、持っている資格、そして、これからの努力次第で、必ず道は開けます。焦らず、一歩ずつ、自分らしいキャリアを築いていきましょう。

まずは、あなたの心の声に耳を傾け、本当にやりたいことを見つけることから始めましょう。そして、具体的な目標を設定し、それに向かって努力を続けることが大切です。あなたの未来が、希望に満ちたものになることを心から願っています。

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