2人目妊娠中の里帰り、どうする？介護と育児の狭間で揺れるあなたへのキャリアコンサルタントからのアドバイス

この記事では、2人目妊娠中の里帰りに関するお悩みに焦点を当て、キャリア支援の専門家である私が、あなたの状況を整理し、より良い選択をするための具体的なアドバイスを提供します。特に、介護と育児という二重の負担に直面し、どのようにバランスを取るべきか悩んでいるあなたに向けて、実用的な情報をお届けします。

現在1歳9ヶ月の男の子と妊娠8ヶ月、お腹の子も男の子の予定です。今回、里帰りをするべきかで悩んでいます。

今の状況をお話しますと、私の実家は隣の区で比較的近いです。そして私自身はひとりっ子で両親もまだ若いのですが、母は手も足も不自由で、一人目の時は負担を掛けてしまうのも…と思い、里帰りはしませんでした。うちの両親はこの時代には珍しいですが、二人共免許を持っていないため、当然車もありません。そのため、我が家に来てもらう時はバスを乗り継ぐか叔母に車で送ってもらうかのどちらかになります。

今回はさすがに里帰りをしようと思っていました。両親もそのつもりでした。

ところが、ここにきて何点か問題が出てきました。まず、母の実家の介護問題です。

母の実家には介護を必要とする人間がいます。それを叔母と母で今まで面倒見ていたのですが、叔母は私が里帰り中にも母に介護の協力を希望しています。具体的には週2回、6時間程の介護を一人で行うというものです。母が介護の手伝いに来てくれれば、叔母は息抜きに外出が出来るため、その時間だけは確保したいということでした。しかし、母は前述の通り手足が不自由です。無理をすれば動けない体になる可能性があると医師からも言われているのですが、叔母がそれでは発狂してしまうので今まで姉妹で協力してきました(叔母は独身、仕事を転々としていたため、50まで実家暮らし、その流れで介護になりました。もともととてもワガママで自分一人が介護の負担を背負うのは絶対嫌だと常日頃から態度に表してきていました)

それだけでも里帰りは大丈夫だろうかと心配していたのに、この程大叔母の夫が急逝しました。この大叔母は母や叔母からすると自分たちの母親の妹にあたるのですが、子どもが居らず、代わりに姪である母達のことを娘のように可愛がっていました。そのため、夫が亡くなり一人になってしまった大叔母の面倒も見ることになる予定です。大叔母は通院も多く、これから手術を2度控えています。その送り迎えや世話は叔母が行う予定とのことなので、介護の責任は今後は母に増えそうです。

正直、母の実家の環境には大変だろうと思う反面、なぜ体の不自由な母が週4回も協力にいかなくてはならないのだろう、今まで実家で暮らして好き勝手やってきた叔母がもう少し頑張るべきなのではと思っていました。私は初めての育児で母に頼りたかった時もありましたが、実家の問題があり、なんとか一人で切り抜けてきました。

しかし母の実家では、私のことを”すぐ親に頼る未熟者、ちゃんと育児は出来ているのだろうか”と思っているようです。その上二人目妊娠中は、悪阻で辛い私のために手伝いに来てくれていた母に対して、叔母は”いったいいつまで悪阻続くの？こっちも大変なんだけど”、そして祖母は”二人目妊娠して、上の子が可哀想。愛情もかけてもらえない、構っても貰えずにいるんだろう。親として未熟者だ”と言っていたようです。

私から母に手伝いを頼んだことは一度もありません。母の負担を考え、なるべく世話にならないよう頑張ってきました。それなのに愛情が足りないだの育児できているのかだの、そもそも自分達だけで介護は出来ないから嫁いだ母に協力を求めている→私がそれに気を遣うという構図が出来ているのにも関わらず、それをなんとも思わない、見てもいないのに私の育児の批判をする母の実家が本当に不愉快でなりません。上の子が構ってもらえないだの言うんだったら、母の協力なくもうお前らでなんとかしろよと思ってしまいます。

その上、二人目の里帰りに対して、叔母は大叔母の面倒も自分の時間の確保もあり、母に今まで通り介護に協力して欲しい、だから私の里帰りに難色を示しています。むしろ私には一人で全部やって欲しいくらいに思っているようです。

迷っています。やはり里帰りをすれば母の体に負担はかかり、新生児の泣き声で不眠症気味の母の体を更に酷使してしまうことにもなると思います。しかし産後の肥立ちなどを考えると、一人目の時も体調を崩しながら耐えたこともあり、今回上の子を見ながら新生児も見つつ、将来のため自分の体を無理させないよう配慮出来るのか…正直分からない部分もあります。夫は帰りが22時くらい、育児には協力的で、里帰りしなかった場合の自分がいない日中の私の心配をしてくれています。義実家は既に姑が亡くなっているため、育児の協力は頼めない状況です。

長くなりましたが二人以上育てられた方、もしこの状況だったとしたら、やはり里帰りはしませんか？また里帰りした方がいい、しない方がいい等のご意見も伺えたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。あなたの抱える問題は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3点に集約されます。

• 里帰りの可否：産後の体調や育児の負担を考えると、里帰りは大きな助けになります。しかし、母親の健康状態や介護の問題が、里帰りを困難にしています。
• 家族関係の問題：実家との関係性、特に叔母との対立、育児に対する理解不足、介護における協力体制の不均衡などが、精神的な負担となっています。
• 経済的な問題：夫の帰宅時間が遅く、義実家からのサポートも得られないため、一人で育児を担うことへの不安があります。

これらの問題点を踏まえ、それぞれの問題に対する具体的な解決策を検討していきましょう。

2. 里帰りの選択肢とメリット・デメリット

里帰りの選択肢は、大きく分けて「里帰りする」「里帰りしない」の2つです。それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、あなたにとって最適な選択肢を見つけましょう。

2.1 里帰りする場合

メリット

• 産後の体調回復：産後の体を休ませ、十分な休息を取ることができます。
• 育児のサポート：母親からの育児サポートを得られ、上の子の世話や家事の負担を軽減できます。
• 精神的な安定：家族のサポートがあることで、精神的な不安を軽減し、安心して育児に取り組めます。

デメリット

• 母親への負担：母親の健康状態や介護の負担を考慮すると、里帰りが母親の負担を増やす可能性があります。
• 家族関係の悪化：叔母との関係が悪化する可能性があり、精神的なストレスが増加するかもしれません。
• プライバシーの制限：実家での生活は、自分のペースで過ごすことが難しく、プライバシーが制限される可能性があります。

2.2 里帰りしない場合

メリット

• 自由な生活：自分のペースで生活でき、プライバシーを確保できます。
• 夫との協力：夫との協力体制を築き、育児を分担することで、絆を深めることができます。
• 自立心の育成：一人で育児をすることで、自立心が育ち、自己肯定感を高めることができます。

デメリット

• 体力的・精神的な負担：産後の体調回復や育児の負担が大きく、体力的にも精神的にも疲労が蓄積しやすくなります。
• サポート不足：夫の帰宅が遅い場合、日中の育児を一人で担うことになり、サポート不足を感じる可能性があります。
• 孤独感：一人で育児をすることで、孤独感を感じ、精神的な負担が増加する可能性があります。

3. 状況別の具体的な対策

あなたの置かれた状況に合わせて、具体的な対策を講じることが重要です。ここでは、それぞれの状況に応じた対策を提案します。

3.1 母親の健康状態と介護の問題への対策

母親の健康状態を最優先に考え、無理のない範囲で里帰りの計画を立てましょう。

• 母親との綿密な話し合い：母親の体調や介護の負担について、率直に話し合い、無理のない範囲でサポートをお願いしましょう。
• 介護ヘルパーの利用：介護保険サービスや民間の介護ヘルパーを利用し、母親の負担を軽減しましょう。
• 一時的な里帰りの検討：産後すぐは実家で過ごし、体調が落ち着いたら自宅に戻るなど、柔軟な対応を検討しましょう。

3.2 家族関係の問題への対策

家族とのコミュニケーションを密にし、互いの理解を深めることが重要です。

• 叔母との対話：叔母と話し合い、互いの状況を理解し合い、協力体制を築きましょう。
• 実家とのコミュニケーション：実家とのコミュニケーションを密にし、育児に対する理解を求めましょう。
• 夫との協力：夫と協力し、育児の分担や家事の分担について話し合い、協力体制を築きましょう。

3.3 経済的な問題への対策

夫との協力体制を築き、家事や育児の負担を軽減しましょう。

• 夫との役割分担：夫と家事や育児の役割分担を明確にし、協力して負担を軽減しましょう。
• 家事代行サービスの利用：家事代行サービスを利用し、家事の負担を軽減しましょう。
• 地域のサポート：地域の育児支援サービスや一時保育などを利用し、サポートを得ましょう。

4. 成功事例と専門家の視点

多くの女性が、あなたと同じような状況で悩んでいます。ここでは、成功事例と専門家の視点を紹介し、あなたの決断を後押しします。

4.1 成功事例

Aさんの場合：

Aさんは、あなたと同じように、2人目妊娠中に里帰りの問題で悩んでいました。母親は介護が必要で、叔母との関係も良好ではありませんでした。Aさんは、母親と叔母と話し合い、介護ヘルパーの利用を提案しました。また、夫と協力して、家事や育児の分担を明確にしました。その結果、里帰りはせず、自宅で夫と協力して育児をすることにしました。Aさんは、「最初は不安だったけど、夫と協力して乗り越えられたことで、夫婦の絆が深まりました」と話しています。

Bさんの場合：

Bさんは、母親の健康状態を考慮し、産後1ヶ月間だけ里帰りすることにしました。その間、母親は育児を手伝い、Bさんは体調をゆっくりと回復させることができました。Bさんは、「母親のサポートがあったおかげで、安心して産後の生活を送ることができました。感謝しています」と話しています。

4.2 専門家の視点

キャリアコンサルタントの視点：

「里帰りの選択は、個々の状況によって異なります。大切なのは、自分の体調や家族の状況を考慮し、最適な選択をすることです。無理をせず、夫や家族と協力し、サポートを得ながら、自分らしい育児をすることが大切です。」

産婦人科医の視点：

「産後の体調は、人それぞれです。無理をせず、自分の体の声に耳を傾け、十分な休息を取ることが重要です。産後の体調が優れない場合は、迷わず医療機関を受診し、専門家のサポートを受けましょう。」

5. 具体的な行動計画

あなたの状況に合わせて、具体的な行動計画を立てましょう。以下は、行動計画の例です。

1. 母親との話し合い：母親と話し合い、里帰りの可否やサポート体制について話し合う。
2. 叔母との対話：叔母と話し合い、介護の分担や協力体制について話し合う。
3. 夫との協力体制の構築：夫と家事や育児の役割分担を決め、協力体制を築く。
4. 情報収集：地域の育児支援サービスや介護保険サービスについて情報収集する。
5. 専門家への相談：必要に応じて、産婦人科医やキャリアコンサルタントに相談する。

6. まとめ：あなたにとって最善の選択を

2人目妊娠中の里帰りの問題は、多くの女性が直面する悩みです。あなたの状況に合わせて、里帰りのメリット・デメリットを比較検討し、家族とのコミュニケーションを密にし、夫との協力体制を築き、地域のサポートを活用しながら、あなたにとって最善の選択をしてください。そして、自分を責めずに、周りの人に頼りながら、無理なく育児に取り組んでください。

今回のケースでは、あなたの置かれた状況を考慮すると、里帰りのメリットとデメリットを慎重に比較検討し、母親の健康状態や介護の負担、家族関係の問題を考慮した上で、最適な選択をすることが重要です。夫との協力体制を築き、地域のサポートを活用しながら、自分らしい育児をすることが大切です。

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