【夜勤と掛け持ちの悩み】介護職への転職と未払い給料…店長への連絡は遅すぎる？

私は夜職をしていたんですが、介護の仕事で夜勤が多くなってきて店長に夜職を辞めますと伝えたところダメと言われました。けど、夜勤が殆ど入っていたので6月からはちょくちょく出勤していたのですが次第に夜職の出勤が減っていきました。それから、店長からもなにも連絡が来なくなりました。それで、今更ながらにあれ私6月の給料貰ったかな？とふと気になりました。忙しくて忘れていたのですが、多分貰っていないような気がします。そこのお店が月末締めの10日給料なのですが、シフトボードを確認したところ7月は出勤してませんでした。けど、私はちょくちょく出勤していたので7月も出勤していたかも？けど、10日前だったら給料をもらっていないことになります。私の入力忘れで、本当は給料を貰ったのか、7月は出勤してなくて給料を貰っていないのか忘れてしまいました。店長の連絡先は知っているのですが今までのトークが消えてしまい分かりません。店長に今更連絡するのも怖いし出勤したいという連絡じゃないので迷惑かも知れません。けど、給料をもし貰っていなかったら私が働いた分はやっぱり貰いたいので今日連絡しようと決意しました。けど、今更6月の給料を貰うのは遅すぎますか？貰えない可能性ってあるのでしょうか…。

この記事では、介護職への転職を検討しながら夜職を掛け持ちしていた方が、給与未払いについて悩んでいるケースを取り上げます。夜勤の増加による負担、店長との連絡途絶、そして給与の未払い…複数の問題を抱えている状況を、具体的な解決策と、転職活動におけるメンタルケアの両面から丁寧に解説します。特に、「今更連絡するのは遅すぎるか？」「未払い給料は本当に貰えるのか？」といった不安に焦点を当て、具体的な行動指針を示します。

1. 状況の整理と感情の整理

まず、ご自身の状況を整理してみましょう。介護職への転職を希望しながら、夜職を掛け持ちしていた状況で、夜勤の増加により夜職の勤務時間が減り、結果的に店長との連絡も途絶えてしまった。そして、6月、7月の給与について、受け取ったかどうかの記憶が曖昧になっている、という状況ですね。

このような状況では、不安や焦燥感、そして店長への連絡を躊躇する気持ちなど、様々な感情が入り混じっていると思います。まずは、これらの感情を認めて受け入れることが大切です。「不安なのは当然だ」「連絡するのが怖いのも当然だ」と、自分を責めることなく、現状を客観的に見つめてみましょう。

感情の整理に役立つ方法として、ジャーナリングをおすすめします。日々の出来事や感情を書き出すことで、自分の気持ちを整理し、客観的に状況を把握しやすくなります。また、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうことも有効です。

2. 未払い給料に関する法的側面

6月、7月の給与が未払いである可能性が高い状況ですが、まずは、労働基準法に基づいた権利を理解することが重要です。労働基準法第24条では、賃金の支払いは、原則として毎月1回以上行うことが義務付けられています。もし、あなたが働いたにも関わらず給与が支払われていない場合、それは違法行為に該当する可能性があります。

具体的には、勤務時間、給与明細、シフト表などの証拠を収集し、未払い賃金の計算を行いましょう。シフト表がない場合は、勤務記録を自分で作成し、可能な限り詳細な記録を残すことが重要です。勤務時間や休憩時間、残業時間なども正確に記録してください。これらの証拠は、後々の交渉や訴訟において重要な役割を果たします。

3. 店長への連絡方法と具体的な伝え方

店長への連絡は、確かに躊躇する気持ちも理解できます。しかし、あなたの権利を守るためには、連絡を取ることが必要です。いきなり「給料を払ってください」と詰め寄るのではなく、冷静に状況を説明することが大切です。以下のような手順で連絡することをお勧めします。

• 連絡手段の選択：電話よりも、メールやLINEなどのメッセージで連絡を取るのが良いでしょう。記録が残るため、後々の証拠にもなります。
• 具体的な伝え方：「6月、7月の給与について確認したいのですが…」と、穏やかな口調で始めましょう。「夜勤が多くなり、連絡が滞ってしまい申し訳ありませんでした。シフト表を確認したところ、出勤日数と給与が一致しないようなので…」と、状況を丁寧に説明します。感情的な言葉は避け、事実を淡々と伝えましょう。
• 具体的な質問：「6月、7月の給与明細を確認させていただけますか？」「もし未払いがあれば、いつ頃振り込み可能でしょうか？」など、具体的な質問をしましょう。
• 証拠の提示：勤務記録やシフト表などの証拠を添付することで、あなたの主張の信憑性を高めることができます。

もし、店長からの反応が芳しくない場合、または未払いが認められない場合は、労働基準監督署への相談も検討しましょう。労働基準監督署は、労働者の権利を守るための機関であり、相談は無料で、秘密も守られます。

4. 転職活動とメンタルヘルス

夜勤の負担や給与未払い問題に加え、転職活動も並行して行う必要がある状況は、精神的な負担が大きいかもしれません。転職活動中は、自分のペースを保ち、無理をしないことが大切です。

転職活動においては、「自分の強み」を明確にすることから始めましょう。介護職で培った経験やスキル、そして夜職での経験から得られた忍耐力やコミュニケーション能力などを、積極的にアピールしましょう。履歴書や職務経歴書、面接対策においても、これらの強みを効果的に伝えられるように工夫しましょう。

また、メンタルヘルスのケアも忘れずに行いましょう。転職活動は、ストレスが溜まりやすいものです。適度な休息を取り、趣味や好きなことに時間を使うなど、ストレス発散の方法を見つけることが重要です。必要であれば、専門機関への相談も検討しましょう。

5. まとめ

介護職への転職と夜職の掛け持ち、そして給与未払いという複雑な状況ですが、まずは落ち着いて状況を整理し、感情をコントロールすることが大切です。未払い給料については、証拠を揃え、冷静に店長と連絡を取り、必要であれば労働基準監督署に相談しましょう。転職活動においても、自分の強みを活かし、無理なく進めていくことが重要です。そして、メンタルヘルスのケアを忘れずに、専門家のサポートも活用しながら、前向きに進んでいきましょう。

※ 本記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な対応を保証するものではありません。具体的な問題解決には、専門家への相談が不可欠です。